今日は白内障手術のため秋葉原に行く。12時15分の予約であるが帰りは15時15分だと知らされた。手術は精々10分程度であるが多分暫く病院で休むのだろう。
付き添いを連れて来いと言うが、女房もパーキンソン病だからと断ったら、タクシーで帰ることが条件だと言う。多分暫く目が見えないのだろう。女房は気になるからどうしても行くと言うので承知した。タクシーで帰るのは同じである。
レンズがくっつくまでは相当用心しなければならないと散々脅かされた。頭髪を洗うことも一週間厳禁だと言うので病院に予約して7月3日にシャンプ−を頼んだ。術後立て続けに3回も検診に行く。大袈裟だと思うが仕方がない。
問題は術後一か月は激しい運動も駄目だと言うことである。ゴルフもコースは厳禁だし、練習もアプローチだけだと言う。7月一杯何をするのか今から心配である。
ゴルフを止めると楽しみは読書かテレビしかないが目を酷使するのは控えなければなら無い。この際ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」をゆっくり再読しようと思っている。若いころ読んで感動したが今読めば又感想が違うだろう。ドストエフスキーはカラマーゾフ兄弟の中で純粋なアリョーシャをこよなく愛したように見受けられる。然しドストエフスキー本人は強姦もするし博打に嵌るし純粋とは程遠い人間だった。天才の人間性は複雑怪奇である。だからこそ魅力があるのである。トルストイの様な真面目でお堅い道徳家は面白くも糞もない。ドストエフスキーの私生活については小林秀雄が「ドストエフスキーの生活」で詳しく伝えている。
術後目が良く見えなければブログを休ませていただきます。

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