日米2プラス2会談で日米防衛協力の新ガイドラインについて協議し合意した。岸田外相・中谷防衛相がケリー国務長官・カーター国防長官と鋭意話し合った結果である。
切れ目のない日米協力の確立、作戦調整メカニズムの活用、島嶼防衛での協力、機雷掃海など海上作戦での協力、日本防衛を行う米軍への後方支援や装備品防護の拡充、PKO活動での日米協力強化、宇宙、サイバー分野での連携などなど盛りだくさんである。
これほど重要なガイドラインの見直しが国会審議も経ずに決まるのは異例である。集団的自衛権の憲法解釈変更を閣議決定したのでその延長線だという事だろう。無力な野党が騒いでも止められないだろう。
日米安保に関しては色色な事が曖昧だった。集団的自衛権は保有しても行使できないという憲法解釈があったためである。新しいガイドラインで曖昧さが無くなってすっきりした。、

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