民進党代表に前原誠司氏が復帰した。対抗馬の枝野幸男氏を502対332ポイントの大差で破った。前の代表時代に偽メール問題に躓いて辞任した。外相も下らぬ問題で辞任した。脇が甘いと言わざるを得ないが経験を生かして重厚になったと言われている。
幹事長には大島敦氏と玄葉光一郎氏が有力視されている。枝野氏も政調会長に起用されるだろう。
問題は共産党との選挙協力をどうするかである。政策が違う政党との選挙協力は野合だと批判されるが選挙に勝つためには悪魔とでも手を握ったほうがよい。小沢一郎氏が前原氏と小池氏の会談を調整した。野党共闘は党の約束である。簡単には反故にできない。
従来共産党はあらゆる選挙区で候補者を立ててきた。膨大な票が流れるが当選には届かない。勿体ない話である。政策はさて置いて選挙では協力すればよい。
野党再編が前原氏の信念である。特に小池新党絡みの日本ファーストの会との連携は、政権交代を目指すなら必須である。

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