プロ野球日本シリーズでソフトバンクがジャイアンツを4勝0敗で下した時、私は孫正義社長を全てに成功する男だと感心した。然し今期の決算でグループ全体の黒字が僅かな黒字に転落したのでびっくりした。
投資部門が7000億円を超える評価損を出したためである。WEWORK社とUBER社の業績が急激に悪化してソフトバンクが保有する株式の価値が大きく下落したからである。
ソフトバンクは孫社長のワンマン会社だから特に投機に関しては社長の一存だと思う。投機に失敗はつきものであるが今までは悉く当たった。YAHOOに始まり携帯電話会社の買収などで巨利を得てきた。そんな孫社長でも間違うことがあるのである。
孫社長は真赤赤だと嘆いたが今後も投機で委縮はしないと述べた。中国アリババへの投機で1兆円を超える含み益を出したこともあるから投機会社であることを絶対に止めないだろう。

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