観桜会は吉田元首相時代から始まった。数十年の間政府の恒例行事として行われてきた。別に悪いことではないが国民の税金で賄われているのが問題である。
第一に誰を招待するかの基準が曖昧である。国会議員の後援会の幹事が招待されるケースが多い。選定は内閣官房が行うが議員の推薦があれば殆ど通る。
安倍首相の後援会事務所から450人も招待されたという。交通費や宿泊代は自費だと言うが会費5000で豪華なランチやディナーを振舞っていたから一種の買収である。これは明らかに公職選挙法違反である。
野党の追及に窮したか安倍首相は来年の「桜を見る会」を中止すると発表した。心にやましいところがある証拠である。野党は勢いづくだろう。
桜を見るなら皇室主催の園芸会があるからこれで十分である。数百億円もの税金を使う必要はない。

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