詳しくは知らないが大阪市立の中学校の校長が「女性は二人以上出産することが何より大事だ、女性のキャリアーアップや社会進出よりずっと重要だ」と講話をしたことが問題になって校長を辞任した。父兄の誰かが教育委員会に通報したらしい。
大阪市教育委員会も捨て置けず、発言が不適切として訓告処分となった。校長は辞める必要がないのに迷惑をかけたとして責任を取った。但し間違ったことは言っていないとして発言の撤回は拒否した。余りにも潔い男である。信念の人だろう。
校長は講話の中で子育てを夫が手伝うことが必要であるとも述べているし、今のまま少子化が続けば日本は無くなるとも述べた。将来の父母となる生徒に教えるべき当然のことである。
二人以上の出産を要請することが何故女性軽視に繋がるのか理解出来ない。どうせ田島陽子さんみたいなウーマンリブの闘士が教育委員会にチクったのだろう。
学校や教育委員会に約350の反響があったが200以上の人が校長を支持した。校長は現場の責任者として教育指針を述べる権利と義務がある。訓告処分にすべきは教育委員会の方である。

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