ミャンマーでクーデタ―が発生してから1ッか月以上が経った。スーチー女史解放のデモは増える一方であるが軍の鎮圧も益々過激になってきた。軍は実弾の発砲も辞さず死者は20名を超えた。今時クーデタ―とは時代錯誤である。
ミャンマーは元々軍事政権だった。スーチー女史の父親もクーデターで政権を樹立した。軍が憲法を改定して軍人が議員の三分の一を占める仕組みにした。今もこの憲法は生きている。
イギリスに亡命していたスーチー女史がミャンマーの民主化を目指して帰国したのは勇気ある行動だった。然し常に軟禁状態だった。
総選挙ではスーチー女史率いる党が圧勝した。軍は将来への不安からクーデターを起こした。国連安保理は中国とロシアが反対するので機能しない。経済制裁と言っても元々ミャンマーとの繋がりが薄いので効果的な方法がない。
近隣諸国のタイ、カンボジア、ベトナムもミャンマーとの繋がりを大切にする。日本もミャンマー軍とは親密だった。日本の企業もミャンマー軍と深い関係を結んだ。
この状態では経済制裁は効かない。米軍が軍事制裁を加えるしか方法がない。空母を送ってミャンマー軍に空爆を加えるべきである。日本の海自、空自も、同調するべきである。

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