赤ちゃんポスト  社会

私は今妊娠32週目。
かなりお腹が大きくなってきた。
さて、議論になっている「赤ちゃんポスト」だが、やはり私にとってもいろいろと考えさせられてしまう存在である。
中絶や赤ちゃん遺棄の抑止力になりうるとも考えられるが、まず中絶や遺棄が依然として後を絶たないということに目が向く。
生活的・経済的・社会的・精神的・性的自立を果たしていない状態で避妊をせず性交するということについて、社会全体で改善していくべきではないだろうか。
一つのいのちの誕生をおろそかにする傾向が、他人のいのちを尊重しないいじめの増加とも関連しているように思えてならない。
いのちの尊さについて今一度考えたい。

↓用語「赤ちゃんポスト」解説
親が養育できない新生児を受け入れるシステム。熊本県の医療法人・聖粒会が運営する慈恵病院が導入を発表したもの。人目につきにくい病院の外壁に縦45センチメートル、横64センチメートルの穴を空けて、開閉できる扉を設け、36℃に温度管理された特製の保育器を置いておく。育てられない親が新生児を入れるとその重さでセンサーが感知し院内にブザーで知らせる。そのブザーとともに助産師らが駆けつけるという仕組み。監視カメラはつけず、「もう一度、赤ちゃんを引き取りたいときには、信頼して、いつでも連絡してください」といった手紙を置いておくという。ドイツ・ハンブルクに先例があり、キリスト教系の社団法人が2000年から設置し、70か所以上に広がっている。同病院では「赤ちゃんポスト」の設置理由について、「望まれない子供」がいることと、若年層の中絶防止を挙げている。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]

画像はロンドンのノボテルホテルで見かけた、抱っこをするお父さん。
クリックすると元のサイズで表示します
0

 

貧困な発想の通知  学校と教育

文科省の通知に関して、教育評論家の尾木直樹法政大学教授(臨床教育学)は、「なぜいじめが起こったり学校が荒れたりするのかという背景分析をせず、教員と子どもの間の問題に置き換え、教員に強制力を持たせれば学校が良くなるという非常に貧困な発想が見える通知だ」とコメントしている。
他の児童生徒の教育権を保障する目的の懲戒と体罰の境界を明示したこの通知を歓迎する教員や保護者、児童生徒はいるかもしれない。
しかし、子どもとふれあって信頼関係を築き子どもの心を耕す方向ではなく、処罰など外形的な力で教育しようとする方向は危険ではないだろうか。
私の会った日本で暮らす(暮らしていた)外国人の中には、日本の学校は児童生徒に対して甘すぎるという感覚をもっている人が結構いるが、これは教師の担う役割のちがいからくるものなのかもしれない。
わが国の教育基本法(第一条)には、教育の目的は「人格の完成を目指し」とあり、日本の教師の担う領域は外国の教師のそれと比べ大きすぎるかもしれない。。。。。
画像はBrixham Community Collegeのミーティングルームにあった掲示物。
クリックすると元のサイズで表示します
0

 

corporal punishment  学校と教育

日本では、「体罰」は学校教育法で禁じられている。
何を「体罰」とするのか???
文部科学省は来週出される各都道府県教育委員会への通知に、(1)生徒指導の充実(2)出席停止の活用と合わせて(3)懲戒(罰)、体罰について盛り込む方針を明らかにした。
いじめ自殺が社会問題化したことを受けて、政府の教育再生会議でいじめた子供への厳しい対応を望む声が多かったが、さっそく具体的に実現に向けての動きが始まったと思われる。
いじめの加害者には最後の手段として「出席停止」が認められると明記してあるようだが、学校現場での実現は難しいように思われる。
ちなみにロンドンっ子の友人は、「イギリスでは体罰はあるのー?」という質問に、
"No. It is illegal in school and illegal as a form of punishment against criminals. I heard they might bring it back in schools."
と答えてくれた。
彼女はdisruptiveな日本の生徒たちを見て、イギリスでも同じ状況だと言っていた。
しかしイギリスでは学校の対応がはっきりとしており、だいたいどの学校でも同じような対応だと言っていた。
日本の公立学校の対応は甘いというニュアンスを感じとれたが、諸外国の方からするとやはりそう感じられるのであろうか。
画像はbrixham community collegeの学校憲章。
わかりやすい4つの約束からなる憲章だが、こういうことって結構大切だと思う。
クリックすると元のサイズで表示します
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ