トレッキングツアーに参加する。
宿の今月のスペシャルか何かで、一人550バーツだった。
ツアーは私とイギリス人と、ドイツ人2人の計4人。
いいサイズだ。
ワゴン車はDoi Inthanon National Parkへと向かう。
そしてお約束の象乗り。
お好みでバナナを買って、歩いている象にあげることができるが、象がバナナを丸呑みしてしまうので、ねだるわねだるわ
バナナがなくなりそうになる、ちょうどいいタイミングでバナナ売りの小屋とすれちがう。
ドイツ人がまた買ってた。
売り物のバナナを取ろうとする象
そのあとランチ。
おばちゃんが温かい笑顔でチャーハンとスープ、それに野菜炒めを持って来てくれるが、ヨーロッパ人のお口には合わないのか、大きい体をしているのにほとんど食べない。
おばちゃんが、
「おかわりは?」
と聞きにくるが、みんな残しているのを見て悟った様子。
失礼で心が痛む。
それからトレッキング。
今にも壊れそうな丸太の橋を渡って、メーワン滝に到着。
でもさっき土砂降りの雨が降ったので、水位は高いし水は茶色いし、とても泳げるような状態じゃない。
がっくり
訪れた村の小さな商店
そのあとラフティング。
これが期待以上に楽しかった。
1人1ボートなんだけど、私とドイツ人が同じボートに。
そして各ボートにレンジャーが付く。
私たちのレンジャーはJackというタイ人。
なかなかのイケ面だ
もう1人のドイツ人のレンジャーが、ピエロのような人で、常に私たちを笑わせてくれた。
このJackとピエロが、ラフティングが始まってすぐに、バシャバシャ水をかけてくる
ボートは時々後ろ向きで小滝を降りたり、半端なくボートに水が入って来たり、すっごい楽しかった。
こんな感じのボート。ダッキーラフティングというみたいだ。
と、先を行ってたピエロのボートが、こっちをみて待機してる。
そして、ピエロの奴、すごい悪魔の微笑みを浮かべて私たちを見てる。
「ねぇ、何かやる気だよねぇ・・・」
とドイツ人と私、心構えをする。
すると、
いきなりボートをひっくり返してきた!!!!
もぉぉぉぉぉ、半端ないんだから!!
こんなに濡れると思わなかったよ!!
仕返しに、オールで川底の砂を拾って砂をひっかけてやった(笑)
これが後悔
また仕返しで体中砂を塗られた

半端なかった
なんだかかなり集中攻撃されて。
でも好かれて攻撃されてるのが分かったから、楽しかったな。
ボートは10キロを90分かけて下った。
流れの穏やかな所は、オールの
「ポチャン」
という音が聞こえるのみで、緑の美しさ、平和な空気にまったりする。
ラフティングが自然散策になりうることにびっくり。
ラフティングが終わったら、ボートをトラックの荷台に積んで(全部で3艘)、その上に6人が座って10キロ走る。
うちらのトラックじゃないけど同じ感じ。この上に座る。
道行く人がびっくりして振り向いて笑ってる。
手を振ってみた・笑
帰り、「運転手がきのこを買いたいから」と、小さなマーケットに寄った。
こういう所こそ血が騒ぐんだよね
ビニールに入った食べ物。
ちょうど20バーツ(60円)あったから、20バーツでどこまで買えるか試してみた。
まず、ちまきが10バーツ。
ビニール袋に入ったパッタイが5バーツ、
そしてつくねが5バーツ。
3アイテムも買えるとはっ!!!
イギリス人とドイツ人に、食べてみるか勧めてみるが、案の定いらないとのこと。
イギリス人はポテチを買ってて、ドイツ人はマーケットに足も踏み入れず。
すごい違いを感じる。
どっちがいい・悪いというのではないが、
ここが面白い所なのにな。
この
「ズレ」に苦しめられる。
宿は私以外皆白人。
1人旅の人はかなり少なく、友達とビールを飲んだり西洋料理を食べたり・・・
なんでみんなもっとタイを感じないんだろう?

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