この宿が、いかに強者揃いかは、前述した通りだ。
自分の国から直接この宿に来て、またすぐに自分の国に帰る・・・という旅行者はめったにいないようだ。
昨日一緒にお寺に行った真哉君も、色々な国をただいま放浪中。
仕事をやってお金をためて、旅をして、また仕事をしてお金をためて・・・というスタイルらしい。
やりたいことをがっつり楽しんでいる彼は、とても輝いていた。
運転免許証やパスポートの写真の、もやしっこのような昔の彼とはまるで別人だった
(真哉君ゴメン
)
そして、二人で今までの旅の体験談などで盛り上がる。
体験談がどうしても自慢話になってしまう人を何人か知っている。
例えばこちらが旅の話をすると、私の話についてのコメントは全くなくて、代わりに自分の旅の方が一枚上手だぞ、という感じで話をしてくるのだ。
トピックの一つ一つに挑戦状をつきつけてくるので、ものすごく疲れる。
真哉君にはそんな感じがまったくない。
お互いただ分かち合いたくて、旅の話で盛り上がる。
朝は中野さんをみかけなかったので、二人で麺ものを食べに行く(35バーツ:約100円)。
ここんとこ毎日雨だ
それからタイのスタバとも言える、
Black Canyonへ。
タイ通の中野さん曰く、ここのコーヒーがチェンマイで一番おいしいとか。
メルボルンですっかりコーヒーに対する舌が肥えてしまった私。
そんじょそこらのコーヒーじゃ満足しなくなってしまった。
が、・・・うん。確かに、ここのは美味しい

55バーツと、ランチより高いけど。
中国もそうだけど、何でコーヒーってこんなに高いんだろう???
クラッカーがついてくる♪
特に二人ともやることがないので、プラプラ散歩をする。
と、なんだか素敵なお寺を見つける。

Wat Bupharam
毎日お参りだ
お寺は素敵なのだが、なぜかその周りのお庭には、幼稚園の如くいろんな動物の像が。
そして、どうしたことか、
ドナルドって箸使えたんだ・・・
麺、好きだったんだ・・・
驚くべき新発見をした日だった。

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