兼ねてからの念願だった、
トラムディナーへ。
旧型トラムにのって、美味しい料理を食べるのだ
いつもこれを見るたびに、(いいなぁ、)と指をくわえるだけだったので、母が来てくれたのはいい機会になった。
5:30からの早いディナーは三ツ星なので、スカートとパンプスで行った私たち。
しかし周りはジーンズやスニーカーの人ばっかりでちょっとがっくり。
雰囲気はいいんだから、おしゃれしたらもっと気分的に盛り上がるのに。
トラムの中には運転手、コック、それにウェイターの3人。
コックとウェイターが36人のお客をもてなす。
このウェイターがすごいの。
お客の一人一人が、特別なお客様だと感じさせてくれる対応をしてくれる。
たとえば、
「お水をください」
って言ったら、
「ビクトリア州はただいま水の制限がございまして・・ワインだったらありますが」
とか言ってきたり(もちろんすぐに水は持ってきてくれるんだけど)
私たちが日本人と分かるや、「上を向いて歩こう」を流してくれたり。
ワインももちろんおいしかったけど、お食事もとてもおいしかった。
前菜はパテ2種類とクラッカー、
メインはチキンかビーフ。やわらかくてジューシーで最高だった。
これはデザート。これも最高
と、終着点間際に奥の方の席でHappy Birthdayの合唱が始まった。
降り際に、
「私も誕生日だったんだけどな」
と言うと、
「何を今さら!!」
とHappy Birthdayのキスを頬に
「うひゃー、いらない!」
て嫌がったらコックさんが笑ってた(笑)
帰りはYarra川を見ながらゆっくり歩いてホテルへ帰った。

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