頤和園の中には、「庭園の中の庭園」といわれる場所があります。万寿山という小高い山の東の懐に配された、「諧趣園」です。
メインの観光ルートから外れるので、ほんとうにあるのかな???といぶかしみながらも山腹をてくてく。
ここに来るまでずいぶん歩いているので、かなり体力を消耗。(なんせ、頤和園は南北の端から端までざっと2q、東西だって1.8qほどもありそうなのです。)あ、あ、ありましたあ〜!

ちょっと古びた門をくぐると。おお〜!すばらしい!しかし、あまりに疲れて、腰掛けた回廊からしばらく立ち上がれず。

おお!宮廷美人まであらわれました〜!やはり、美人には柳です。疲れたとはいえ、やっぱり1周しとくかあ〜。

水面に映る景色の美しいこと。

池に突き出た長い回廊をくねくねとくぐり抜け、こちらの橋を渡りました。そうですね〜ここだけで、京都の平等院庭園がすっぽり入りそうです。

池の面に渡る笛の音。何ともすばらしい音色です。おじさん数人が代わる代わるいくつかの笛を試しています。そばを通ってみたら、なんとご本人のCDも売っていらっしゃいました。

回廊は、いくつも形を変えて続きます。う〜ん、夢心地。何とも贅沢なひとときです。蓮が咲いたら、さぞかし素晴らしいでしょうね〜。

こちらにも小淑女が。昔の華やかさを彷彿とさせますね。
頤和園まだまだつづく〜。

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