「今でしょ!」の人が人気だ。
東進ハイスクール・東進衛星予備校の現代文講師、林修(47)。
僕が思う、日本に、世界に、地球に要らないもののひとつに学習塾がある。
子供たちの時間をこれ以上勉強で奪って欲しくない。
学校だけで十分な社会であるべきだ。
それを許さない競争社会を人間が作り上げてしまったのだ。
しかも、学習塾、なかんずく予備校はその状況に付け込んで金儲けをしている!
勉学を商売にする根性は汚い!卑劣だ!下品だ!不埒だ!
つまりそこに糧を求める塾講師も、僕には同罪だ。汚く、卑劣で、下品で、不埒極まりない!
だから彼だけではないが、あのような塾講師をCM(塾のではなく)に出したり、番組に出したりしてチヤホヤすることに僕は眉を顰める!
更に、何人の生徒を東大に送り込んだかがその塾や講師の価値に繋がる社会は変だ。その価値基準は歪んでいる!
――今のところ、有り難いことに僕が関わっている番組に彼は出て来てない。基本的に出演者のブッキングに構成作家は関わってないが、ある日ゲスト陣の中にその名前があったり、或いは、会議の席上で誰かが出演者の候補として彼の名を挙げたりするのだろうか。無論、会議の席で、そんな私見、管見だけで彼の出演に異を唱えることはできないが、そうならないことを祈るだけだ――
それとも、今の学校教育をすべてやめて、全部私学にするというなら、塾も含めて、それでもいい。但しその許認可に国は一切かかわらない。誰が何処でどんな学校を始めてもいいのだ。多分、より良い淘汰、取捨が行われて、現今の義務教育制よりは自由で、豊かで、優しく、チャンスの多い教育現場が産み出されるのではないだろうか。子供たちにとってもきっと行くのが楽しい学び舎なのではないだろうか。些か夢を見過ぎかもしれないが。
唯、一点、性犯罪への注意は怠りなくする必要がある。
★生徒と先生が1対1の学校!
★スポーツを全部やらせてくれて、その子に何が一番適しているか才能を探ってくれる学校!
★その芸術版!(楽器演奏、歌、絵画、彫塑・・・・)
★1年で日本一周が授業の学校!
★テストや通知表の無い学校!
★飽きたら帰っていい学校!
★校則の無い学校!
★動物がいっぱい放し飼いされている学校!
要するに、教育とは何かという話だ。間違っても教育は金もうけの手段でも、上の学校へ行く為の手段でもないということだけははっきりさせておきたい!
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「やめて欲しい!」その二つ目は、改憲だ!
先ずはそのニュースから。
――安倍晋三首相は10日のフジテレビ番組『スーパーニュース』で、憲法改正の発議要件を緩和するための96条改正について「(衆参両院の)3分の2の賛成というハードルが高すぎて国民投票までいかないのはおかしい。自民党として、まず96条から始める」と述べ、96条の先行改正に理解を求めた。
首相は夏の参院選の自民党公約に憲法改正を掲げる方針を示した上で「3分の2の賛成の議員を集めても、国民投票で過半数を取らないと意味がない。最初の改正は慎重にやっていかないといけない」と強調。96条改正について「国民的な議論が深まっているかといえばそうではない。そういう努力を着実に積み重ねたい」と語った――
にしても、一国の首相が、「3分の2の賛成というハードルが高すぎて国民投票までいかないのはおかしい」
なんだ? 何この発言?????
「ハードルが高すぎて」はあんたら改憲派、保守自民党、かつあなた自身にとってであって、改憲したくない人にとっては高すぎることはない。いや、中には低すぎるという人だっているかもしれない。
しかも、その機能は功を奏して、現憲法が出来て以来、今のところ、我が国を危うくするような、或いは評価を下げるような、あほな改憲は行われていないのだ。
だいいち、過半数などと言うことになれば、賛成派がひとりでも多ければ改憲へと雪崩落ちて行ってしまうことになる。勿論、96条を変えても即9条改憲となるわけではないが、一つの国が、過去の過ちを否定、無きことにして、他国はもとより、自国の人民にも敵対する――歴史はそれを教えてくれている――軍隊を持つことは、絶対避けなければならない人類の義務である。どれだけ重層の守りをその国の憲法が持っていても持ちすぎではない。
あの憲法を、何かの目的の為に‘高すぎるハードル’だと思うこと、またそう思う人間は既に語るに落ちているということなのだ。
単純に考えても、過去に軍隊を持ち、軍上層部が自国の国民も含め、世界に災禍を及ぼした歴史を反省したはずなのに、またぞろ、その軍隊を持とうという。この愚かしさのレベルは歴史の何にも勝るアホさ加減だ。
人類という生き物が進歩を求める生き物ならば、賢明に、真摯に、そして謙虚にあの時代へ戻る暗愚は避けるのが自然であり必然であろう。
と、こう書きながら、僕は「いや、日本は既に自衛隊と言う軍隊を持っているではないか」と煩悶するのである。ぐぐぐぐぐ・・・・・
更に、安倍君の発言の中の「・・・はおかしい」発言だが・・・・
なにその、感想みたいな、不確定な、駄々っ子みたいな、拗ねたような言葉は!一国の総理が公式に使う言葉か?まじで、おかしいって、何だ!言いたいことがあるなら、安倍!ちゃんと言え、ちゃんと!例えば、
「現状にそぐわないと思います」とか、
「本当の意見が反映されないのではないでしょうか」とか、
「日本の事を真剣に考えている私たちからすれば、見過ごせない状況なのです」とか、
「もう、我慢できない!もっと私のやりたいように出来る体制を作れ、バカ!」とか、
分かり易く言って欲しいものだ。
って、何で僕が代わりに言ってやるねん!
そして、今日5月13日、ついさっきだがそんなことにワイワイ言っている番組があった。
テレビ朝日の『お試しかっ!&Qさま!!&びートたけしのTVタックル 3時間スペシャル』だ。
その論議は最後の『TVタックル』内で行われており、改憲賛成派と反対派に別れ中程度の喧々囂々が展開していた。
その中に、気になった発言があった。
志方俊之・帝京大学教授(1958年に陸上自衛隊入隊 在米防衛駐在官・北部方面総監などを歴任)※経歴は番組が画面に出したもの
「自衛隊と言うのは既定事実としてあって、もう機能して来たんだから、今更憲法変えなくていいって言うけれどね、現場にいた自衛官がどれだけ苦労したかですよ。これは憲法に違反するのではないかとかね、そういう全てのしわ寄せを現場の指揮官がやってきたわけです」
⇒現場の自衛官の苦労、苦悩を無くす為に改憲すべきだという意見だ。でも、自衛官の苦悩を無くすなら、色々手間ひま掛けて、歴史から学んだことも裏切って軍隊を作ろうとするより、自衛官を無くせば、つまり自衛隊を、軍隊を無くせばいいのではありませんか?
だが、そんな意見は「甘い!」「中国が、北朝鮮が攻めてきたらどうするんだ!」といわれることぐらい承知しています。だが、こちらも軍隊を持てば被害や、悲惨は確実に増す。きっと第三次世界大戦だ。
是非、軍隊と言う脅しの手段を持たないで、話し合いで、つまり外交で、戦争を防ぐ。甘い理想だと言われても、理想には間違いない。軍隊を手に平和を語り、目指すことは欺瞞だ。その姿を誰も平和を望む姿だと思うはずがない。子供でも分かることだ。
軍隊を持つことが何故平和に通じるのか、僕には全く理解できない。
平和の為に軍隊が必要だという言葉は、明らかにウソだ。
これは彼らの討論を見ての感想だが、改憲賛成の人たちには無理が見える。そらそうだ、上に書いたように、軍隊ありきの平和を唱えているんだから、彼らが人間なら自分自身に忸怩たるものを持ってしまうはずだ。その点反対派は本念からの自然であり無理が無い(と思う)。そして、改憲派は説き伏せようとし、反対派は理解を求めている。僕にはそう見えた。
そしてこんな時、僕はついつい思う。改憲派の人々は、その彼らにとって恐らく信念である‘軍隊のいる平和’を自分の子供たちにどう伝えているのだろう。或いはどう伝えるのだろうと・・・・子供たちが父の側に付いても、或いは反体しても、ぼくにはコントだ。
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さてさて、ほぼ2ヵ月ぶりのたくらだ堂。「やめて欲しい」ことはまだまだありますが、この辺で一旦終わりにして、告知があります!!!!!!!!
無論、と言うのは奢りですが、
反笑いの坩堝 『コント衛門』Vol・7 をやります!
5月28日(火曜日)
6時半開場、7時開演、
場所は前回に続き、道頓堀 ZAZA HOUSE
前売り1500円 当日1800円
新しい出演者(芸人)が加わりました!
NSC34期生 馬と魚・ピン芸人さん、男です。
NSC34期生 根来菜穂・女性ピン芸人さんです。
その他は以前からの顔ぶれで、
★帽子屋・お松
★ライフバーナー 清友学/くすみバーナー
★大西ユースケ
★ヒコロヒー
★金光真人
★もりもりくん
(期間限定の芸名だそうで小森園ひろし君です)
※順番は「コント衛門」参加歴。
そして、作家は!
☆田中亮治
☆高山拓志
☆上野大輔
☆武村圭祐
☆松井亮太
そして、私!
そして、今回、お目に掛けまするところのネタ9本!
【壱】『金持ちだから』 作:高山拓志
〜どんでん返しに次ぐどんでん返し!
【弐】『刑事の勘』 作:上野大輔
〜ベテラン刑事の勘と感と観と患と肝と癇とカン!
【参】『不可解にも突然』 作:かわら長介
〜命知らずの命茗荷の命棒に振ろう!
【四】『431年の時を超えて』 作:田中亮治
〜431年前。本能寺の変。それから431年後。
【五】『ふぇいく』 作:上野大輔
〜FAKEという観念が日本に!
【六】『混沌抄〜初めの12〜』 作:かわら長介
〜私がことの他思うことども・・・・
【七】『店行くと欲しくなる』 作:上野大輔
〜本当に欲しいモノは何か!
【八】『伝説の代打ち』 作:松井亮太
〜それは麻雀。ポン!チィ!カン!ロン!マンガン!
【九】『堀辺のアルバム』 作:かわら長介
〜それは大洪水に見舞われたある一家の物語!
と言うラインナップです!(上演順ではありません)
当日券も大分にございます!
是非、是非、おいで下さいますよう、63歳、かわら長介、心からお持ち申し上げております!

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