バカ発言、愚言、暴言が相次いでいる。
悲しく、不愉快だ。そんな時、僕はついつい妄言を言ってしまう癖がある。
■6月9日(月) 修学旅行で長崎に来ていた横浜の公立中学の3年生が、原爆の語り部として、あの悲劇の体験を伝えていた森口貢さん、77歳に暴言を吐いたのだ。
その言葉とは
「死に損ないのくそじじい」。
原爆被被災者にそんな言葉を投げつける精神とは!
こんな居たたまれない出来事もあったものではない。怒りもあるが、心が痛くなるというところが本当だ。その子の精神の荒廃、貧困を思うと、何故と思うしかない。
これは親の責任なのか。学校の責任なのか。本人なのか。誰か責任を取るというのも難しいのだろうが、森口さんから手紙を貰った学校側は早速対応したようだ。
先ず、校長は森口さんに電話で「注意されたことへの反発だった。森口さんを傷つけて申し訳ない」と伝え、謝罪文を送ったという。
う〜ん!この校長はどうだ?彼(女性かもしれません)の言い分だと、「注意されたことに原因がある」と思っているようで、生徒の側に幾分か仕方がない部分があると理解している向きがある。
うそ!森口さんは悪くないだろう!この校長の人権意識は問われるべきだ!なんなら、お前の方が大人な分、中学生よりたちが悪い!
そして、その生徒にも反省文を書かせ、さっそく送らせるらしい。反省文か、とっとと校長が手を打って、書きたくないものを書かせるのだろうな。判で押したようなというか、こういう時はこうしようというマニュアル感覚が見える仕業だ。悲しむべし。
そしてもうひとりは!
■石原伸晃(のぶてる)環境相は6月16日、東京電力福島第一原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設をめぐり、首相官邸で記者団に対し
「最後は金目でしょ」
と言っちゃった!
中間貯蔵施設建設では、地元への交付金額や地権者に対する補償額が焦点になっており、とっちゃん坊や石原大臣の発言は、政府が地元との交渉を金で解決する気でいるという本音暴露発言となっっちゃった!
そして、翌日の会見で「品を欠く発言だった」と謝罪。本当に品を欠くって思ったのかな。だったら議員辞めちゃわないと。議員としての資質を欠いた人間なんだから。
そんな欠陥人類石原くんは過去にも面白発言を連発している!
胃ろう患者に「人間に寄生しているエイリアンが人間を食べて生きているみたいだ」とか、
※胃瘻(ろう)とは食物や飲料や医薬品などの経口摂取が不可能または困難な患者に対し、人為的に皮膚と胃に瘻孔作成、チューブを通して食物や水分や医薬品を流入させ投与するための処置である。
▼9・11同時多発テロを「歴史の必然」とか、
▼脱原発運動を「集団ヒステリー状態」とか、
▼東京電力福島第1原発を「サティアン(オウム真理教施設名)」なんて。
と例え下手なのに言いたいことは言うバカ丸出し野郎です。
挙句には、今回の失言も「正確には覚えていない」と撤回を拒否!うそぉ!
尚、彼が所属する自民党の議員秘書のひとりが石原坊ちゃんのことを、「常に人を見下し、反省がない。本心では失言とも思っていないでしょうと」と冷静な判断をしている。
その後、野党7党が共同で提出居ていた石原くんに対する不信任決議案が、20日の衆院本会議で自民、公明の反対多数で否決される。
その時その裏で、ちょっとした愛憎劇があった。日本維新の会は野党なので不信任決議案の共同提出者である。なので、伸晃くんの父でもある維新の会の石原慎太郎氏は息子に不信任決議案を叩きつけることとなった。だが、心優しいお父さんは本会議を欠席して採決に加わらなかった。父の愛!
一方、その夜の参院本会議では、野党8党が提出した石原息子への問責決議案も与党の反対多数で否決された。自民党は愛にあふれている!その愛を少しでもいいから国民に!
で、僕は愛をもって思うわけです。あの言動を、問題なしとする、或はできる議員は辞めるべきだと。勿論、それぐらいで議員を辞めていたら、日本から議員はいなくなってしまうが、誰か、ひとりでいい「石原さん、あれはダメだよ」と愛をもって言ってやらないのか。期待する方が間違っているという声が聞こえてきそうだが、そういう大人ぶった声が、訳を判った人の言葉として通る間は、日本はダメだろうな。暗澹!
そして、3つ目は、昨日(22日)から今日にかけて、副都心を、永田町を、日本を、世界を騒がせている暴言だ!
「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか」
「先ずは自分が産めよ」
「産めないのか」
「子どもいないのに」
「独身らしいぞ」
これらの野次が飛び交ったのは18日の東京都議会の一般質問の時。みんなの党の女性議員が子育て支援策について質問を行った際である。
言ったのは自民党都議の鈴木章浩議員。不惑を超えて、己の命を知るべき51歳の壮丁なり。
但し、上記の全部を彼一人が言ったわけではない。今日現在彼が認めているのは最初の「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」発言だけ。
そして、そんな意識の低い、愚劣な野次を、都民に選ばれたとは思えない男・鈴木から言われたのは、みんなの党の塩村文夏議員。こちらは35歳。
当初は、自民党席から聞こえて来たというぐらいで、発言者は特定されずにいたが、塩村議員がブログ(弁護士ドットコム)で実情を訴えると、ウェブ上で都議会に千件を超す抗議が殺到。また塩村議員のツイッターには3万回以上のリツィートがされる状況が生まれた。
このあたりの段階では鈴木愚々野郎も、私は言ってないとインタビューにも答えていた。
そして、舛添都知事も「野次を断じて許さず」と発言し、更に塩村議員が発言者の特定と処分を議長に文書で要求。しかし、個人が特定されていない処分要求は要件が不十分と議長は受理を拒否。因みにこの吉野議長は自民党員。
遂には声紋分析で真犯人をという声まで出始める始末。
そして、22日あたりから、自民党の本部でも萩生田総裁特別補佐が「なんらかの処分は必要になる」と述べたり、石破幹事長にも「誰であれ、自分でしたとお詫びすべきだ。仮にわが党であったとすれば、党としてお詫びをしなければならない」とまで言わしめる事態に。
それらを受けて、遂に23日、ファッキン鈴木章弘が「私が言いました」と名乗り出たのだ。
この流れを見ていると、どうも、アホアホ鈴木君は、自分が発言したことの、犯罪性、非文明性、非人間性、議員失格性、問題性、重要性を分かっておらず、このまま黙っていれば事態は収まるだろうと思っていたのだが、どうも雲行きがおかしい、遂には党幹部が都議会にちゃんとしろと言って来た。
――うううう。あんなこと言わなきゃよかったな。そんなに真剣に思っていることでもないのに、なんか、つい言ってしまったな。俺ってそういうとこあるな。気を付けよ。あ、でも、女は子供産んでなんぼだしな、結婚もしないで、子供産みもしないで、何か分かったようなこと言われても、ま、俺も、こういう問題にそんな詳しくはないけど、やっぱ、結婚しない女はダメだろ。結婚できない女もダメ。だって、結婚しないと子供作れないんだから。そこ判ってるのかな。それに結婚なんて頑張ればできるんだよ。努力が足りないんだよ。それを、どんな思想家、主義か知らないけど、結婚は女の自由を奪うとかって、なんだよ!言っておくけどな、結婚は男の自由も奪うんだぞ!そこ分かってんのか!あれ、俺、何言ってるんだろ?ははは。俺ってこういうとこあるよな。直していこうっと!――
なんて思ってると、都議会も、自民党も世間も、マスコミも事態を重く見だした。で、誰に言われたか、誰に相談したか、「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか」という、中では攻撃性の少ないヤジだけは言ったことにして、ここは名乗り出なきゃならないことになってしまったのだ。
――あああ、なんで、あんなこと言ってしまったんだろ。けど、議員だけは辞めないからな。ヤジを言ったことは譲っても、そこは譲らないぞ!だって、俺は男だし。ようし、頑張るぞ!妻と子供のために!
そして、その暴言者鈴木が23日、記者会見。厚顔無恥には驚きだ!
しかも、その中で、あのヤジを「結婚してほしいという気持ちから出た発言」と言い換えていたのには開いた口が、が、がああぁあぁああ!
更に、自分が暴言を吐いたことより、事が大きくなったことを平謝り。違う違う。そこじゃない。でもこれも罪を軽く見せるための都民や国民を馬鹿にしてるからこそできる戦略なんだろうなぁ。
鈴木君、家へ帰ってどんな顔してるんだろう?
「あなた、今日はどうだったの?」
さ、ここから、男鈴木のコントが始まる!
それは、自虐コント?暴力コント?セクハラコント?お涙コント?え?まさかの風刺コント!見たい!
※さて、以上は私個人の妄言であり、信憑性や信頼度保証の限りではありません。詳しくは、発言者本人にお尋ねください。
そして、これは妄言ではない!
破壊者安倍晋三総理大臣は戦争をやりたいのだろうか!集団的自衛権をどこまで拡張し、実践化し、そして実戦へもっていく気なのだろう!いっそ、こちらが妄言であって欲しい!

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