9/14の記事について、専門用語の解説をします。
最短撮影距離:撮影対象から撮像素子(受光素子)までの距離
ワーキングディスタンス:撮影対象からレンズ突端までの距離
水平画角:カタログなどに記載されている画角は「対角画角」といって、
今回のように水平画角を確認するには「撮影距離と撮影対象のサイズ」から
計算するしかないのです。計算式は複雑なので省略です。
マイクロレンズ:近距離撮影が可能な設計のレンズ。その多くは単焦点で、
VR機能が付いていないものも多い。マクロレンズとも呼ばれる。
DXフォーマット:記事中ではDX規格と記載しています。
撮像素子のサイズが24mmx16mmと一般的なフィルムより一回り
小さく、そのため焦点距離を1.5倍に換算する必要があります。
特性上、望遠に強いカメラであるといえます。
FXフォーマット:記事中でFX規格と記載しています。撮像素子が
36x24mmで一般的なフィルムと同等の焦点距離で扱えます。
各カメラメーカーのフラグシップ機はFXと同等の規格で作られる事が
多いです。
標準レンズ:FX規格で50mmのレンズを」標準レンズと呼びます。
50mmより数字が少なくなれば広角、多くなれば望遠レンズと言います。
主なレンズの焦点距離:18、20、24、28、35、40、50、60、
80、85、105、135、180,200(各mm)。
イレギュラーなレンズもありますが、単焦点だとこんな感じです。
ズームレンズ:1本のレンズで焦点距離を無段階に調節できるレンズで、
単焦点に代わり現在はこちらが主流。1本で多くの撮影条件に対応できるが、
レンズが暗いとか、高倍率の物ほど値段が上がる(か、画質が落ちる)等の
欠点もあります。
個人的にお勧めの単焦点レンズは24/28mm、50mm、80/85mm、
105mm、200mm。
とは言っても最初は安いズームから始めるのがお手軽です。
マクロ撮影の第一歩は
クローズアップレンズから始めるのもアリですね。
ニコンであれば、40mmか60mmが手頃で良いでしょう^^

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