アーミーごとの特殊ルール
ブレトニア
・ブレトニア・ウォーバンドに於いてはアーミーバトルスタンダードベアラーを含めた2人以上のキャラクターを入れる必要はない。ブレトニア・ウォーバンドも0−2のヒーローを入れるかどうか選択できるし、片方のキャラクターがアーミーバトルスタンダードベアラーである必要もない。又、キャラクター人数を余分に入れることもできない。これらは通常のウォーハンマーでの編成に有効なルールだ。
・ブレトニアのナイト系ユニットのチャンピオンへのフリーアップグレード(キャバリア、ギャラント、パラゴン)はアーミーブックの最小構成数に満たなければ適用されない。
ホード・オブ・ケイストとビーストマン・オブ・ケイオス
・ケイオス・ウォーバンドはケイオス・アーミー同様にビースト、モータル、デーモンの各ウォーバンドに分けられる。各ウォーバンドは通常のルール通り他のタイプの兵を迎える(例:モータル・ウォーバンドにビーストマンのユニット)ことができる。
・スポーン・オブ・ケイオスは1体で1つのレア枠を消費する。2対以上のスポーンを迎えることはできない。
・デーモン・ウォーバンドの編成も可能である。ホード・オブケイオスのリストでも200ポイント未満であるならばブラッドレターのチャンピオンのみがコマンダーになりうるし、それ以上ならばモータル・ヒーローがケイオスの聖杯を持つことで対応できる。
また、ストーム・オブ・ケイオスのデモニック・レギオンのアーミーリストを使いデーモン・ウォーバンドを組むこともできる。
・ストレングスが5未満のホラー・ユニットはフレイマーを同行させることができない。5−9ストレングスで2体以下、10以上で4体までのフレイマーを同行できる。
・ケイオス・ウォーバンドはデーモンがコマンダーである場合を除き、スペシャルとレアを共に消費してドラゴン・オウガ・シャゴスを迎えることができる。シャゴスをチャンピオンとすることはできない。
ダークエルフ
・WD286にて改定されたアーミーリストを用いること。他にスペシャルルールは無い。(日本語版はOK)
ドッグス・オブ・ウォー
・ウォーバンドにペイマスターを迎える必要はない。
・ウォーバンドに1つまでのレジメントオブレナウンのユニットを迎えられるが、コア、スペシャル、レアのどの枠を消費するかは通常のルールに等しい。また、ユニットの最少人数と最大人数も通常のルール通りとなる。例えばリコの共和護衛隊は10モデル以上だが、パイクマンは3モデル以上でユニットとなる。レジメントオブレナウンのユニットに1体以上のキャラクターが含まれている場合は他にキャラクターを迎えることはできず、レジメントオブレナウンを率いるキャラクターがドッグス・オブ・ウォー・ウォーバンドのコマンダーとなる。
・他のタイプのウォーバンドにドッグス・オブ・ウォーもしくはレジメントオブレナウンのユニットを迎えることはできない(例外として、アーミーリストに記載されている場合は許可される。カラク・マドリンの殺戮者でのロング・ドロングの殺戮海賊団のような場合)。
ドワーフ
・ドラゴンスレイヤーとジャイアントスレイヤーはドワーフ・ウォーバンドのコマンダーになれない。
・ハンマラーのスペシャルルール「護衛」はハンマラーのチャンピオンか合流しているヒーローがコマンダーの場合のみ適用される。他ユニットのチャンピオンがコマンダーの場合はハンマラーに合流できないため、適用されることは無い。
エンパイア
・分隊にもウォーバンドのユニットサイズが適用される。最小サイズが3モデルの分隊を扱う本隊の兵数は6モデル以上となる。
ハイエルフ
・宮廷の陰謀ルールはウォーバンド上異なった働きをする。ヒーローを2体迎えた場合のみ、宮廷の陰謀は作用するが、1体の場合はそれがコマンダーとなり、ヒーローがいない場合は任意のチャンピオンがコマンダーとなる。
・ハイエルフの誇り、無垢なる心はウォーバンドではプレイヤーが使用を選択してよい。
リザードマン
・ウォーバンドのアーミーリストは標準のものとサウスランドのどちらを使っても良い。
オーク&ゴブリン
・ゴブリンとナイトゴブリンはユニットに10モデル以上の兵がいればコマンドグループを迎えられる。
・10モデル未満のナイトゴブリンユニットはファナティックを編入することができず、10−14で1モデル、15−19で2モデルまで、20+で最大3モデルまでのファナティックを迎えられる。
・ブラックオークビッグボスはヒーロー枠を2つ消費する。彼がウォーバンドを率いる場合、彼のみがウォーバンドのヒーローとなる。
スケイブン
・クランラットとクランラット・スレイブはユニットに10モデル以上の兵がいればコマンドグループを迎えられる。
・主力ユニットルールはウォーバンドにも適用される。10モデル以上のクランラットが主力ユニットとして扱われる。
・ワープファイア・スロワー、ラットリングガン、ワープライトニング・キャノンのそれぞれはウォーマシンとして扱われるため、199ポイント以下のゲームでは使用できず、200ポイント以上のゲームでも1つしか迎えることはできない。
トゥーム・キング
・クェムリ軍はジェネラルとハイエロファントによる復活の秘儀に頼り進軍を続けている。トゥーム・キング・ウォーバンドは軍に比べ規模も小さく、通常の儀式や不死を与えるのとは全く違う形でコマンダーが存在を維持している。真のネフェキーラの軍勢とは異なる指示系統や蘇りの儀に頼っている。
・トゥーム・キング・ウォーバンドはポイントの上でもジェネラルとハイエロファントを迎えることはできない。そこで、トゥーム・キングのウォーバンドはトゥーム・プリンス、アイコンベアラー、リッチ・プリースト、ユニットチャンピオンのいずれかをコマンダーに迎えてよい。コマンダーはジェネラルとハイエロファントの役割を兼ね備えるものとなり、そのモデルが失われた場合、通常通り灰燼テストを行う。
・トゥーム・プリンスかリッチ・プリーストがコマンダーになった場合は通常通りの階層順序に従う。
・アイコンベアラーかユニットチャンピオンがコマンダー(かつハイエロファントかつジェネラル)になったときのみ、祈祷は通常と違う形で処理される。各マジックフェイズにチャンピオン、スタンダードベアラー、チャンピオンが揃っているユニットのうち1つが、4つのバウンドスペルの内一つをパワーレベルD6でキャストするのだ。もしいかなる場合でもコマンドグループの1人が欠けたなら、祈祷のキャストはできなくなる。また、通常のユニット構成人数を満たさなければコマンドグループのアップグレードを行うことはできない。
・チャリオットはスペシャルのユニットで1−5のモデル数だが、ウォーバンドのルールを優先し、1台までしか迎えられない。
ヴァンパイア・カウント
・ヴァンパイア・カウント・ウォーバンドにウィザードを迎える必要はない。
・ヴァンパイア・スラル、ワイトロード、レイス、ユニットのチャンピオン、ヒーローレベルのネクロマンサーがコマンダーとなる。ウィザードが不死を与えた兵を預かり受けているに過ぎない。アーミーブックP25のジェネラルに関するルールは全てコマンダーにも適用される。
ウッドエルフ
・ピッチバトルにおけるウッドエルフの固有ルール(森の追加)は通常のウォバンドゲームでは適用されない。
・ブレードウェイバーとファストダンサーはコマンダーになれない。

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