17日は広島地区恒例のバスイベント、「ひろしまバスまつり」が無事開催されました。
今年は第14回目の開催。第1回が14年前・・だったかどうかは自信が無いですが、すっかり定着した行事と言えるのではないでしょうか。
今年は個人的にいろいろ解放され、なおかつ今後の不安も無いという状況下になっていたので、三年ぶりのバスまつりをまさに満喫してきました。
特集記事もホームページ上で公開予定ですので、ブログではちょっと脇道に逸れていきたいと思います。

▲7時頃に現地へ到着。すると芸陽バス「かぐや姫」号の出展車両を見かけました。しかも新車、幸先が良いです。

▲車内はこんな感じ。エルガが導入された時期もありましたが、やたらグレードアップしています。
これは座席を倒した画像なのですが、最後列はリクライニング量が若干浅めになっているようです。

▲廃品販売の列に並び、廃品を物色。勢いが良い人ばかり・・(^^;
結局、方向幕など二点を購入しました。それは後ほど。

▲ボン・バスの車両展示。子供向けのバス業務体験イベントに使用されていました。どのような意図なのか、最新のポンチョではなく、生え抜きのネコバスの参加です!
でも、車内撮影はしておらず。。

▲バス試乗会で活躍していた呉市交通局仕様のボンネットバス。いざ乗り込みます。

▲やはり素晴らしいギアさばき。4速シフトの組み合わせで、力を持て余すことのない走りっぷりでした。

▲ナンバーそのまま、交通局移管後も変わらぬ姿を見せてくれました。

▲管内では各業者の販売ブースが設けられ、ステージ上では神楽や和太鼓演奏、サンフレッチェ選手によるトークショーなどが催されていました。
和太鼓と聞いて「ん?」と思い見てみれば、母校有志の参加でした。懐かしい・・(笑

▲こちらは「部品もぎとり」の車両。広島交通の7Eが出品されました。画像は既に終了した後の様子。

▲銘板を見てみると、なんと平成元年製造の車。いよいよ平成生まれの車も廃車か・・と思いましたが、平成も二十四年経った今、これだけの間活躍していれば立派な「古参車」ということになりますね。

▲走行距離は約140万キロ。市内郊外の路線で運用されていても、廃車される頃には100万キロを上回るようですね。

▲後ろから。色合いが・・
さて、この部品もぎ取りは整理券配布方式で、車内外の好きな部品をバスから取り外し購入できるというイベント。参加しようと思ってたのですが、すっかり整理券の配布を忘れており、気づいたときには配布が終わっていました。
そして午後、もぎとりのバスの様子を見つつ、ダメもとで整理券無しで参加できるか聞いたところ「整理券の順番は終わったから、今ある分でも良ければどうぞ...」といった返答。
期待しつつ車内に入り込みました。

▲座席。広交おなじみのハイバックシートです。
・・この雰囲気でお分かりかもしれませんが、この座席を
買いました。
まともに椅子として使うにはまだ加工が必要なのですが、それより先にまずは持ち帰りが必要となります。いくらなんでもこんな大物を抱えて公共交通機関で帰る訳にはいきません、ということで車を一度会場に持ってきて、持ち帰ることにしました。

▲シャトルバスに座席共々乗り込みます。私よりも座席を広く占領しています。もう何とも言えませんね。

▲なんとかバスを降り、積載完了。
さて、ブログの流れで言えばここでワゴンRが出てくるべきなのでしょうが、微妙に見た目が違いますね。実は密かに自分専用の車を買いました、という事ではなく自宅まで戻るのが面倒だったため、レンタカーを借りてきたのです。
広い車なので余裕で積載出来ました。
取り急ぎ、バスまつり関係のブログ記事は以上です。
ここからはこのレンタカーでの移動の様子を掲載したいと思います。バスまつりとは無関係ですが、きちんとホームページではイベントの様子を紹介しますm(_ _)m

▲あくまで大荷物の運搬なので、安上がりな軽のレンタカーを手配。AZワゴンがやってきました。形式はMJ22S。OEM元については言うまでもありませんね。
この車はスズキでいう所のMH22Sに相当する車型で、初年度登録が平成20年だったので、モデルの中では後期に当たる車両という事になります。

▲インパネ周り。MH22系ワゴンRがデビューしたのは2003年。2000年代に入って、趣向が変わったのか平面基調のインパネデザインが増えたようで、ワゴンRも見事すっきりとした内装に変わりました。
自家用車のほうはモデル末期で機能的な成熟度は上がっているものの、デザイン面ではすでに
「一世代前」感が否めません(^^;

▲メーター周り。このレンタカー自体は4年落ちですが、既に11万キロを周っています。距離でヘタるのか、変速ショックが大きかったです。

▲ドアハンドルがメッキ加工(全グレード共通?)、エアコン吹き出し口も今時のフタみたいな形状になっています。質感は高いです。

▲サンバイザーには鏡、車内灯周りには収納ケースも。

▲シートを一部フラットにした例。リアシートの
変なでっぱりが解消されており、より車中泊に向いた設計になっています。もっとも、設計に車中泊の思想は無いのでしょうが・・(汗

▲続いてはエンジンルーム。エンジン自体は同じK6A型なので、何ら変わるところはありません。

▲もちろん、まっすぐ帰る訳がありません。西バイを正反対の方向に走り、酷道でおなじみ433号線へ。

▲午後はずっと曇り空。でも、これでも天気は回復した方。

▲沼田へ抜けながら、偶然にも第一タクシーのバスの並びに遭遇。
・・沼田からも決してまともに帰る訳では無く、「畑峠」へ周ると、途中でダンプが落ちている場面に遭遇。その横を斜面スレスレで通るというトラップ(?)を潜り抜け自宅へ到着し、荷降ろしを終えました。何故あの道をダンプが?

▲せっかくなので並べて撮影。フルモデルチェンジしていても、実はシャーシはMC22Sのものが引き続き使用されていたそうです。したがって、乗り味については全く同一。

▲後ろから見る方が、MH系(MJ系)のエッジがより際立って見えますね。
このボディラインのお陰で、バック駐車の時はミラー確認だけで簡単かつまっすぐに停められます。
MC系だと丸みがあるせいか、勘でハンドル補正を加えるか窓から顔出しして目視しないと、まっすぐ止められないのです。。