前回のブログ記事にした宇部〜東京間の高速バスを降りた私。16時間のバス旅を楽しんだという充実感を抱きつつ、ここからはすぐに帰りの途につきました。
東京(新木場駅)からの帰りはJR線を利用。まずは京葉線などに乗って東京駅へ。

▲長く続いた復原工事が終わった東京駅駅舎。意外とこの姿の東京駅は見た機会が多く無かったので、おのぼりさん状態で見学していました。

▲それから東北線と高崎線で高崎駅まで移動。画像は確か熊谷貨物ターミナル駅を通過中に撮ったもの。

▲高崎駅では湘南色の115系が停まっていました。あまり珍しさのない仕様ですが、この辺りだとどれぐらいの数が活躍しているんでしょう?

▲高崎駅からは長野新幹線に乗り換え。E2系のお世話になりました。

▲車内の様子。つくづく観光バスみたいなデザインのシートモケットです。
長野駅では夕食を食べ、休憩がてら駅付近をぶらぶら散策した後、信越線と篠ノ井線で松本まで移動しました。
長野と言えば内陸で比較的標高の高いところに位置する街。9月の終わりでしたが既に寒く、街行く人は皆冬場の服装に変わっていました。私は何も考えず夏場の軽装で訪れていたため、ひたすら寒い思いをする事に・・。

▲乗っていた列車から眺めた姨捨駅の風景。実は何年か前にも
この線区を利用しています。夜景を眺めるのは初めてのことでした。

▲松本駅に到着。ドンドンと音が聴こえてくると思ったら、花火が打ち上げられていました。小さいですが、画像中央にそれっぽいものが確認できます(汗

▲松本駅からはアルピコ交通・・少し前でいう所の松本電鉄・上高地線に乗り換えます。どうやら平成23年にいわゆるアルピコグループ各社が合併し、正式名称が「アルピコ交通」に変更されたそうです。
途中の信濃荒井駅まで、画像に写っている3000系なる車両のお世話になりました。元々は東京の京王電鉄で活躍していた車両だそうです。広島地区で暮らしていると私鉄の路線はほぼ縁が無いので、何もかもが新鮮に感じます。
・・そして夜を明かし、9月27日金曜日。

ブログでも先に載せましたが、実はこの長野滞在中に元ボン・バス80020号車が長野地区で運用入りしたという情報を教えて頂いたので、松本から一度長野に後戻りする形で、再度長野駅へ移動する事にしたのでした。
画像は松本インター近くのバス停で撮影したもの。新宿行きのセレガだと思います。長野は東京から近く、都市間のバスも多くの本数が運行されているようです。

▲何台かバスを見送り、長野駅行きの高速バスに乗車。旅先の土地で利用する高速バスって物珍しく思います。

▲乗車したのはこちらのガーラ。松本200か・113のナンバーを付けた車両で、松本電鉄時代に導入されて以来、主に松本長野間の運用に就いているようです。

▲長野駅で待つこと数十分。けっこうスムーズに元80020号車と遭遇し、さっそく乗車。自治会館前というバス停まで行く路線で運用されていたので、そこまで乗って長野駅へ折り返しました。
ひとまずこの地点で目的は達成できたので、以後は他の車両の観察や撮影に勤しみました。

▲長野200か12-70 アルピコ交通 日野レインボーHR 00423
真っ白で怪しげな雰囲気のHR。出処が非常に分かりやすいこの車、広電にも同じような車が入っていましたね。広電にやってきた車と同様、窓ガラスには「C20003」なる文字の跡を読み取れました。それにしてもこの真っ白な塗装、カラフルな帯の塗装(ラッピング?)が間に合わなかったのでしょうか・・?よく見るとナンバーは元ボン・バスの車両と一番違い。

▲長野200か・146 長電バス 日野レインボーHR
長野駅前に居ると濃い赤と薄いベージュの塗装が鮮やかな長電バスの車両もやってきます。長野地区は色鮮やかなバスが多く、眺めているだけでも楽しめます。ペーパークラフトの題材にももってこいの車両ばかりです(笑

▲駅前から少し離れ、線路沿いへ行ってみると国鉄色の183系が留置されていました。N104編成を名乗るこの車両、過去のリバイバル運転に際し国鉄色に塗り替えられたそうです。よく見ると左側には211系の姿も。
元ボン・バスとの再会を果たして満足した気分でバス撮影を済ませ、長野からは特急列車「しなの」に乗車し、新大阪へ移動しました。

▲この日は8両編成で運行されていた383系「しなの」。基本のA4編成に増結用のA202編成を繋いだ編成でした。

▲車内の様子。JR東海の車両らしく、統一感のある色調でまとめられています。

▲貫通路付近の様子。大きな渡り板ですね。

▲この383系もJR東海の特急車でおなじみの「ワイドビュー」仕様。今回の移動で二度目の通過となる姨捨駅付近からの景色もこのように見えてきます。

▲乗車したのは一日一往復だけ存在する大阪発着のしなの号。大阪行きの列車は「しなの16号」として運転されています。長野から新大阪までの5時間13分、この列車のお世話になりました。今回は高速バスと元80020号車がメインだったのでそんな重視してなかったのですが、この列車は
前に乗った「いなほ8号(3時間47分」を超える長時間の乗車でした。昼行の在来線特急列車だと、かなり長い時間走る部類に入るのでは・・?
新大阪からはN700系運用ののぞみ51号と500系運用のこだま759号を乗り継いで広島まで帰りました。

▲最後に毎回恒例、使用済みのきっぷたち。今回の面白いきっぷは乗車券。新木場駅は東京都区内の駅ですが発駅は「東京都区内」ではなく「新木場」。単駅指定してもらった・・訳では無く、経路を京葉→総武→東北・・としてもらったのがポイントです。色々ややこしいですが、こうすることで東京山手線内での途中下車も可能になります。実際の利用時も、画像では判別が難しいものの、本来は東京都区内に当たり途中下車が出来ない「東京」「秋葉原」「上野」の下車印が押されています。
でもこれ、新大阪から先の経路が印字されていませんね。たぶん手書きで必要だったはずなんですが・・(汗
そして、高崎から長野の「あさま」特急券に押してもらった長野駅の乗車記念印。長野市内の名所「善光寺」のイラストをあしらったものが採用されていました。今回もなかなか面白いきっぷが出来上がりました。