
社会人になった2010年に購入し、長らく愛用していたパソコン、NEC製Lavie LS150/B。自分専用でなおかつ新しい機種が欲しい!と思い購入したのですが、当時9万円で購入した価格重視の入門機です。
それから酷使すること8年。度々クラッシュするようになり、重くなりがちな描画ソフトやRAW現像ソフトを扱う機会が増えたこともあり、後継機を購入したのでした。

その後継機がこちら。自分の環境では初めてのデスクトップ、そして高校生の頃からずっと憧れを抱いていた自作パソコンを組みました!
パーツ選定の手間がある反面、同じ予算でも必要な部分に良いものを使える…という点が自作PCの魅力。そして8年前に比べるとちょっとは良い立場(?)になり、予算的にも余裕が出てきたので、15万円程度を予算にパーツを購入してきたのでした。

▲ケースはこんな感じ。Thermaltake製の「Core V31」。自作PCでは主流らしいATX規格なるサイズでお手頃価格、周囲のメッシュ加工で排熱性能も高そうということで選びました。左側面はアクリル窓が付いており、内部がよく見える自己満足仕様。

▲内部の様子。ほとんどの配線をケース裏側と側面カバーの間に隠せるようになっており、すっきりした空間です。自作PCならではのカッコいいマザーボードにもついニンマリ。
肝心のCPUは、Intel「Core i7-8700」。奮発して、個人利用のPCではハイエンドモデルと言われる「i7」を購入しました!
気になる使い心地については、言うまでもなく「速くて軽い!」という感想。
近頃は音楽再生をしながらRAW現像、各種描画ソフトを立ち上げてペーパークラフト作成といった具合に「ながら作業」が多く、これが前のPCに負担を掛けていた原因だったのですが、同じ使い方をしてもメモリやCPU使用率が限界になることは全く…と言っていいほど無いのです。せいぜい画像加工後、JPG画像への変換時にCPU使用率が90%を超える程度で、それも変換待ちの数秒だけなのです。
本体価格は予算内で収まり、スペック的にも当然の仕上がりなのでしょうが、ちょっとオーバースペックだったかな?という気も。メモリを半分の容量、CPUも次のグレードであるCore i5を組み込んでいたらどうなっていたのでしょう…?
とは言え、もう買ったもので快適環境には間違いなく、将来的に機能増強やパーツ交換も易しい自作PCということで、向こう10年を目標にPC生活を楽しめる環境が整いました。これでサイト向けの画像加工やペーパークラフト制作も捗りそうです。
最後になりましたが、スペックと金額は下記の通り。全部広島のエディオン本店で買いました。
ケース:Thermaltake core V31 9,213円
CPU:Intel Core i7-8700 36,370円
マザーボード:ASRock H370 Pro4 11,265円
メモリ:U-MAX 8GB×2枚 20,314円
電源:Cyonic AU-650X 650W 11,080円
SSD:CFD 240GB 6,955円
HDD:SEAGATE 3.5インチ 2TB 5,724円
光学ドライブ:LGエレクトロニクス 2,338円
OS:Windows10 Home(DSP版) 17,236円
その他…
Microsoft Office 34,800円
ディスプレイ I・O DATA KH245V 15,184円
マウスは前のノーパソ、キーボードは10年ぐらい前に訳あって買っていたものを流用。
メーカー製PCを使っていると「当たり前」になりがちなOffice、意外といいお値段です。これでもExcel、Word、Powerpoint、Onenote、Outlookが同梱されています。
本来の使い方ではありませんが、模型作りで使うステッカーの印刷、お仕事で使う掲示物系の制作にPowerpointがあると非常に便利なのです。まあ、仕事のモノは職場でやれや、という話なのですが…(汗