FMでサザンの「希望の轍」カバーが流れていて、おっ!?と思ったら、BEAT CRUSADERSのカバー・アルバム「MUSICRUSADERS」からだった。30代半ばでメジャーデビュー&大ブレイク、ステージ以外では紙のお面をつけている日本ロックシーンの異端児?である。RISINGSUN FESのステージはテント内モッシュ&ダイブの状態なので後ろの方で暖かく見守っていたわけだが、このアルバムの選曲は30代ロッカーにジンジン染みるレコードになっているわけですよ奥さん!
初回盤は彼らのラジオDJ番組風に編集してあって、やっぱり
アレの香りがします。
ライナーも80年代の青春大爆発!
じゃあ、超個人的な全曲コメントも軽快にやってみましょう♪
1.The Disappointed
いきなり、ひねくれ英国バンド、XTCかよ!
2.I Can See Clearly Now
ジャマイカ人によるウィンター・スポ根映画?「クール・ランニングス」のテーマ曲。原曲は確かレゲエ。RISING SUN、ミュージック・ステーション出演の時にも演奏。
3.New Song
いかにもミスター80年代なハワード・ジョーンズのヒット・ナンバー。
ちなみに、このアルバムの擬似放送ジングルはSTYX風?
4.Sky High
イントロに笑った!キメのフレーズをしょぼいキーボードでやっているところも良い。同世代はプロレスラー、ミル・マスカラスのテーマなのでシングル買ったヤツが多いと思われる。JISAWはこの曲しか知らないけど、どういうバンドなんだろうか。ついでにステッペン・ウルフってどういうバンドだったんだろう?
5.Imagine?
これは彼らのセルフ・カバー。ステージでは放送禁止Wordをオーディンエンスに連呼させるというセクハラ色濃いパフォーマンスがあるんですが、それやるのがこの曲らしい。
6.There She Goes
伝説にの英国バンド、今年突然復活してサマーソニックで来日までしてしまったLA'Sの代表作。
ロッキング・オンとか読んでた人はすぐ思い出してニヤリとするはず。
7.We're All Alone
米国のベテラン・シンガー、ボズ・スキャッグスの超有名バラード・ナンバー。かなりのアーテイストにインスピレーション与えているだろう(単純にパクっている事例もあり)。私が始めてこの曲聴いたのはジャズ・キーボーディスト、ボブ・ジェームスのインスト・カバー。NHK-FM「クロスーバーイレブン」の香りが。ボズはもうすぐ来日公演で札幌にも来ますよ奥さん!
8.Instant Karma
ジョン・レノンのソロ・シングルからちょっと渋めのチョイス。かっこいいロックンロールです。
9.Dancing Queen
言わずと知れた、ABBAの大ヒット作。この曲はいまでも大好きで、たぶん私的洋楽体験のトップ・バッター、モノラル・ラジカセでエア・チェックしたものだ。ちょっと違うけど、HI-STANDARDがノーランズのカバーやってたのを思い出した。
10.希望の轍
FMで突然かかっていた謎のサザン・カバー。誰?と思ったらビークル。それまではただのイケイケ・バンドだと思っていたけど、このカバーでその思いフッショク、高感度もUPした。
11.Against All Odds
フィル・コリンズの全米大ヒット作で映画「カリブの熱い夜」主題歌。
すぐに思い浮かぶのが、小林克也の「ベストヒットUSA」。当然だろ?
12.Reality
ソフィー・マルソーの主演映画「ラ・ブーム」のテーマ曲。私はあんまり知らなかったけど、確かCMソングにもなっていた記憶はある。ソフィーの切り抜きを透明下敷きに入れていた同級生の名前も覚えている。なんか土曜日の午後って感じ。
なんだか、思い出話ばかりでまったく感想になっていないが、思わずブログに書いちゃおうというくらい楽しめるアルバム。しっとりしすぎた秋のドライヴのカーステでガンガンかけてみたい。
ステージではお面をとって演奏しているけど、ルックスが見事にバラバラで笑った。特にリード・ギタリストのアンガス・ヤングのコスプレ。しかし、ワンマン・ライヴには絶対行きません(笑)。
BEAT CRUSADERS「MUSICRUSADERS」

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