久々のオフ。銀行やら買い物を済ませる。
中古屋でCDを数枚購入。
先日買った大村憲司のライブ集が素晴らしかったので、
ギター雑誌のリストを頼りに彼の参加音源を物色。
山下久美子のベスト盤をナイス・プライスで発見。
大村氏の初プロデュー作品が彼女のアルバムらしい。
このシングル集のライナーで「マラソン恋女」の作曲が大村氏だということをはじめて知った。
しかし、私が一番好きなのは原田真二作の「瞳いっぱいの涙」。
実はコレに惹かれてCDを買ってしまった。
この声とアレンジは、なかなかない雰囲気だと個人的に思っている。
収録アルバム「and Sophia’s back」のレコードは当時買っていて、
いまも持っているんだけど。
デビュー曲、「バスルームから愛をこめて」は今になっては、
リアルに響く名曲になってしまった。
もう一枚は、斉藤和義「ジレンマ」。
プロデュースで演奏も自らこなしている力作アルバム。
ジャケットからも気合が感じられる。いかにも。
シングル・カットの「郷愁」とそのカップリング「進め なまけもの」。
この2曲が個人的に思い入れ深くて、これだけでも買い。
「郷愁」はハーモニカが悲しいシンプルなフォーク・ロックだけど、
意外にコード進行が難しい。
「進め〜」は、イントロのジョージ・ハリスン風のスライドが心地良い。
がんばれない時に機能を発揮する不思議な歌詞。脱力系応援歌か?
斉藤和義の魅力はロックに拘りながら、どこか頼りない感じがするところ。
男の私でさえ、母性本能がかきたてられるというか・・・。
そういうケはないはずなんだけど(笑)。
ちょっと違った意味で、男なんてシャボン玉。

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