久しぶりに近所のライヴハウスへ、
ブルースのライヴを観にいった。
妹尾隆一郎氏は日本屈指のハーピスト、ブルースマンとしての活動の他、
数々のレコーディングに参加している。
あなたの持っているCDにも彼の演奏が・・・ってくらい(また書いちゃったな)。
私としては何と言っても、泉谷しげるのアルバム「光石の巨人」のハープだな。
今回は元トランザム(70年代に有名ロックバンド)の西浜哲雄氏との「てっちゃん&せのちゃん」で全国ツアー中で、札幌にもやってきた。
妹尾さんのライヴは高円寺JIROKICHIで一度観た以来。
家からふらりと歩いてブルースライヴへ行けるなんて、いい気分。
ストーンズも歩いて観にいったけど(笑)。
曲はほとんど英語のブルース・ナンバー。
お馴染みのところでは、マディ・ウォーターズの数曲が良かった。
妹尾氏の小型アンプを通したハープの音がたまらない。
オーティス・レディングやアニマルズ「悲しき願い」なども。
参加型ブルース・コーナー?では、「CDたったの2000円」や「てっちゃんせのちゃん」を連呼、コール&レスポンスで客席を沸かせた。
この辺は、ブルースのライヴではお決まりコース。
ボーカルはそれぞれが、ほぼ半分づつ担当。
西浜氏の歌声はサッチモばりのダミ声で、凄い迫力。
ギターはフルアコのクリーン・トーンで、バッキング中心。
派手なソロやギミックなどなかったが、貫禄のプレイ。
ライヴ終了後は、お店の人たちや地元ミュージシャンと出演者の会談。
いろいろと興味深い話を聴きつつ、アルバム購入。
またまた、サインをいただいて帰ってきた。
出張続きの合間の休日に、ウィスキーとブルース。
これ以上の快楽が・・・いや、月並みな表現しか思いつかない。
ライヴに飢えた体に沁みました。
じつは、この「てっちゃん&せのちゃん」のお二人はブルース漫画、
「Hey!! ブルースマン」のモデルでもある。
ライヴの最後に、CDにもなったそのテーマ・ソングを演奏した。
タイトルだけは知っていたけど・・・早速チェック。

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