新春ライヴ第二弾はザ・クロマニヨンズ。
先週のストーンズから、極めて自然な流れ。
まあ、ライヴが平日なら行けなかったけれど。
年明けからヒロトとマーシーが拝めるなんて。
なんて、ハッピー&ラッキーな年なんだろう。
チケットの整理番号が1000番台なので、
開演時間すぎて会場(職場からすぐ近く)に到着。
ハイロウズ時代から札幌公演では定番になっているファクトリーホールはちょうど良い奥行きで、後ろでも十分楽しめる。若者が圧倒的に多いが、後ろの方は同年代か年上のファンが目立つ。子連れもちらほら。
個人的にロックのライヴに小さな子供がいるのはあんまり好きではない。
自分で稼いだ金でチケットを手に入れて来てほしい。
ああ、お年玉で来ているのか・・・。まあ、自由だけれど。
開演前のホールには、古いロックンロール・ナンバーが鳴り響いている。
ゼムのヴァン・モリソンだけわかったな。
定刻どおり、ライヴ開始。髪の毛を立てたスタッフのお兄ちゃんが淡々とした口調で、熱いロッケンロール魂溢れる前説で盛り上げたあと、淡々と注意事項のアナウンス。
ステージには、アルバム「FIREAGE」のでかいロゴマークに、
炎のオブジェがたくさん配置されている。
ドアーズ「ハートに火をつけて」のカバー(アーティスト不明)バックに、
メンバー登場。ヒロト、マーシー・コールが一斉に湧き上がる。
もう、この瞬間で胸いっぱい。曲なんてCD聴いてりゃいいんだよ!
(乱暴かつロックな本音)。なんちゃって。
前半はニュー・アルバムから立て続け。
やはり、シングル・カットされた「エイトビート」が抜きん出て素晴らしい。
また、泣けた。
「くじらなわ」では、お決まりのご当地名産品?コール。
ホッケだの千春だの・・・。
「渋滞」はアルバムのDVDに入っているが、ライヴでしか聴けないナンバー。
ヒロトのブルース・ハープがまた深みを増している。この曲の前にちょっとだけやる、ヒロトとマーシーの掛け合いのブルースもかなり決まっていた。
後半は「歩くチブ」、「タリホー」で、盛り上がりは最高潮に。
デビュー・アルバムからのこの二曲ははずせない。
そういえば、「うめえなもう」はやらなかった。
過去の二枚のアルバムを聴いてこれからライヴの定番になるであろうと思っていたナンバーは、思いのほかやってくれなかった。
「夢の島バラード」なんて、最高なんだけれどな。
曲の合い間にヒロトのゆるいトークがあるだけでいつものように、
ドカドカうるさい曲を鳴らし続けるだけのシンプルなロックンロールショウ。これでいいのだ。
やっぱりマーシーは去り際に「ばいばい、またねー」の一言。これでいいのだ。
ヒロトとマーシーがステージでロゴ入りタオルを持って、
グッズの宣伝をしていたが、何も買わずに地下鉄駅へ。ごめん。
でも、最高のロック初めだった。今度は夏かな?

ライヴが終わって、帰りはいきなり外に出された。
扉の奥にステージが・・・。

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