昼間は雪まつり、夜はライヴのまさに冬のスペシャル・プログラム。
久しぶりの休みだし。
そして、本当に久しぶり。
10年位ぶりの札幌ベッシーホールだけれど、
ここでは憂歌団、ザ・ルースターズ、ベン・ハーパーも観た。
そして、ザ・グルーヴァーズの札幌ライヴはほとんどここだった。
しかし、超満員のベッシーは初めてだ。
250人のキャパらしいが、300人以上はいたのか。
ライジングサン・フェスじゃない曽我部も初めて。
事前に曲が目一杯詰まったライヴ盤 「トキメキLIVE!」を聴いてきた。
このアルバムのオープニングは昨年のベッシーホール音源!
今夜も最初はこのアルバムそのままの曲順で始まった。
いつもながら、オープニングからアクセル全開。
とにかく曽我部の声が大きくて、ソウルフルだ。
メンバーはバンドのロゴ入りTシャツ着用もいつもどおり。
万年青春というか、大学の下宿仲間のような・・・。
「テレフォンラブ」のショート・ストーリーの語りと、
"TELEPHONE"の全員参加コーラスはすっかり定番。
昨年のライジングサンでも、ソカベの別バンド(ランデブーバンド)でやっていた。
「適当でいいからね!」「男子!」「つぎ女子!」
ソカベのこの強引というか押し付けがましいというか、
一生懸命なステージングが微笑ましくて、結構好きだ。
これに参加できるだけで、もうすっかり満足ともいえる。
後半はサニーデイの「青春狂走曲」で盛り上がり頂点。
春にリリース予定のセカンド・アルバムに入る新曲も何曲か披露。
もろラモーンズなイントロもあったり、
一段とストレートなロックンロール度が増している感じ。
ニューシングルの「そら」はU2っぽい(といったら古いか)、
リピートするギターのアルペジオが気持ちいい。
ソロアルバムからの「浜辺」も良かった。
ソカベのギターはレスポール、リード・ギターの上野氏はギブソンSG。
終始この組み合わせのようだ。サウンドは男子ロックそのもの。
ステージは二時間ちょっと。二度目のアンコールはソカベのエレキ弾き語り。
メンバー全員のコーラスでおしまい。
物販でシングル「ほし」を買って、同行者たちと軽く打ち上げ。
たまたま入った三丁目の夕日的な居酒屋でホッピーとか串揚げとか食べて、
日曜はおしまい。
また、夏に会えるといいな。
ニュー・シングル「ほし」と会場で配られたプレゼント。
自分のバンドの音源かと思いきや、ソカベ氏選曲の15曲入りCD。
有名なあのバンド、あの曲、僕の知らないアーティスト、
とにかくいろいろ詰まっている。
なかなか豪華。じっくり聴きたい。


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