今夜もすきにやってます。
キノコさんのコスチュームは赤でした。訂正しました。
うーん、おかしいなあ(´・ω・`)
14-Sat
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山下達郎@Sun
エレカシが終わって立ち去る群集と反対にさらに前進。
通路を真ん中にして左右の木柵にはクッション作用の毛布が張ってあり、
そこによっかかりながら。これがじつに快適。
そして、ステージ左右のスクリーンの「NEXT ARTIST」は!

ばーん!
やっぱり、夢じゃないんだ(´・ω・`)目をこすってみたり。
まだ疑い深くサウンド・チェック中のステージを凝視。
ローディーの人がジャカジャカ弾いている、
ダーク・ブラウンのテレキャスターは紛れもなく、

あの、カッティング名人御大のギター!
さらにベースを持った赤いボーダーのシャツを着た人は伊藤広規氏!
日本人なら知らす知らずのうちに、
彼のベース・ラインを何度も耳にしているという。恐るべし人物。
そして、チェック中、いきなり大きな歓声が。
長髪の男性が登場、もしかして?と思ったらキーボードの難波弘之氏!
NHK「ベストサウンド」とか知ってますか?みなさん。
(´・ω・`)これでやっと納得しました・・・遅い!
時間は刻々と進んでいく、そして16時30分!
バンドメンバーとともに、山下達郎登場!
真っ赤なシャツにスリムなデニム、ニット・キャップ。
スクリーンにも大きく姿が!動いてるぞ!
まさに、目撃者のひとりになっちゃった感じ。
(生で見るのは二度目の私ですが)
軽快なギターのカッティングの曲は?
やがて、「LOVELAND〜」のコーラス。
これはMILK LAND北海道のための粋な計らいと勝手に決めた。
この「LOVELAND,ISLAND」はテーマなしの超ショート・バージョン。
とびきりの拍手と歓声!
そして、ふたたび達郎のテレキャスターが16ビートを刻み始めた。
やはり、一発目は「Sparkle」!
何度聴いたか、そして何度目がこの日なのか?
真正面から響き、伝わってくる達郎のボーカル。この言葉。
なんとも表現しがたい感動の瞬間である。
まわりを気遣いながら小さな声で一緒に口ずさむ。爽快だ!
これはしっかり柵につかまっていないと、ぶっ倒れる(笑)。
つぎはなんだ?
また、ファンキーなカッティング。
これはアルバム『RIDE ON TIME』の好きな一曲だが、
タイトルが思い出せない。
が、すぐにサビで「DAYDREAM」と判明(笑)。
たぶんこのあとでMCが入ったと思う。
野外は29年ぶり、などのあいさつ。
どっ・ど・ど・どっ・どのボ・ディドリー・リズムが鳴れば、
あれとあれしかないか!?
イントロに、バディ・ホリーの「Not Fade Away」を装着!
達郎の英語ボーカルがソウルフルに。
これは子供たちにもお馴染み「ドーナッツソング」!
さらに会場全体が騒然となって、「おーおーお〜!」の大合唱。
新しめのナンバーは何が出てくるのか?
やはり、映画「サマーウォーズ」のエンディング曲。
ちょうど、あの日の前日。
メッセージをこめたバラードが響いた。
今年はデビュー35周年と、アナウンス。
シュガー・ベイブ時代の曲をやりますと、
「WINDY LADY」を。
この曲はソロ・アルバムのバージョンでしか知らなかった。
ベスト盤では何度も聴いたナンバー。
重めのベース・ラインが懐かしい。
続けて飛び出したのはなんと、鈴木茂「砂の女」のカバー!
達郎のLIVEバージョンはFMで何度も聴いているが、
あえてここでプレイするとは、憎い!
このへんのマニアックな?選曲では、
みんなじっくり聴き込んでやろうという雰囲気になっていたような。
そして、ハードなギターのカッティングは、そう!
達郎流のハード・ファンク・ロックともいうべき必殺ナンバー、
「BOMBER」!
やはり、ROCK FESではこのナンバーをやらないことには!
佐橋佳幸のストラトから凶暴なフレーズが連発。
達郎のカッティング・ソロにも力が入っている。
全体的にも御大のギターの見せ場は多かった。
そして、エンディングはドラム・ソロ!
長年リズムを支えた青山純にかわって加入した、
20代の若きドラマー小笠原拓海のパワフルなドラミング。
この流れは達郎氏のFMで流されたライヴ音源とほぼ同じなので、
大体予想はついたのだが、やはり目の前で見ると格別(笑)。
このバンド・サウンドの激しさに、
メガトン級のショックを受けたロック・ファンも多かったのでは?
(これも勝手な推測ですが・・・)
演奏が終わって一瞬ボーっとしながら、激しく拍手!
そしてそして、どこか土着的なビートのループ。
それにかぶさる近未来的なシンセの音!
やっぱり、「アトムの子」!
これが鳴ったら号泣必至!とどこかで言ってしまったが、
お約束どおり泣かせていただいた!
初めてこの歌を聴いたときとおなじく・・・。
「ふぃふぃ、フィーリン」
間奏のリズムにあわせて達郎が丁寧な発音で歌うのは、
「そ・ら・を・こーえてー」
アニメの「鉄腕アトム」。ここでも涙腺が!
無限大のメッセージを受けとった。
間髪入れず、達郎がギターのブラッシングでカウント!
「あおいー」!
会場いっきに沸点。
そう、「RIDE ON TIME」。
中学校時代、突然ラジオから流れた、
いままで聴いたことないモダンな日本語の歌。
それがこの曲だった。
リバイバル・ヒットしたこともあって、
さらに歓声がでかくなったような気がした。
ライヴではお馴染みの、
なかなか終わらないエンディングのシャウトも冴えていたが、
2002年の厚生年金会館よりはあっさり目だったような(笑)。
もう、これで大大大満足!
でも、まだまだ「LOVELAND,ISLAND」のフル・バージョンが!
もう、あのビールのCMの美女のような気分(ふるい)で踊るだけ。
いまはすっかりこの曲のイメージは楳図かずおのドラマになっているのかな。
「あい、らーびゅー!」
これで、コーラス隊も退場して終わりか〜と思いきや。
残ったメンバーで、この曲。
「さよなら夏の日」
アルバム『アルチザン』のなかでもとびきりのバラード。
どこまで、目頭を熱くさせてくれる気なのだろう。
「ここで、今年のライジングサンは終わりました」と、
このあと観たステージであっさり言っていた方がいましたが(笑)。
雨に濡れながら、僕らは大人になってゆくよ
大きな波はあっという間に、そして静かに消えていった・・・。
最後にメンバー紹介、バンド、コーラスを順番に紹介したあと、
「そして、スペシャル・ゲスト、竹内まりや!」
恥ずかしながら気がつかなかったが、
コラース隊がひとり増えていた!
これには、やられた!というか、
ひとり大爆笑してしまった。
最後の最後で、いちばん、
妙に達郎っぽい「粋さ」を感じてしまった。
もう、ステージ全体が彼のグルーヴに満ち溢れていた。
「また、(・・・ここんとこ記憶が・・・)来たいと思います!」
たしかにそう言ったのをきいた。
追記:今年のライジングサンでメガホンを持ったパンクな3大ロッカーは、
遠藤ミチロウ、キノコのマリアンヌ東雲、山下達郎でした。
さらにわけわからず(´・ω・`)つづけていい?いえー!


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