月曜日は、札幌エルプラザで広瀬隆氏の講演会へ。
氏が著書「危険な話」を出した頃は、
わたしは学校を卒業して就職したころ。
あれから二十数年、
また彼の講演を聴く機会が来るとは。
小さな会場は超満員で、
遅れてきた友人(今夜の情報をくれた)は入場できなかったほど。
広瀬氏のトークは3時間に及んだ。
10分間の休憩をとったほかは立ちっぱなし。
もう70歳近いというのに、テンションは衰えず。
自らノートPCのプレゼン用ソフトを巧みに操りながら、
データを公開し、マシンガンのように話を進める姿は感動的でもある。
怒りをあらわにしながらもユーモアを忘れず、
冗談ではない話で笑いがあふれる会場の雰囲気はあの頃と変わらず。
話は今回の震災による福島原発の現状から、
日本全国の原発の危険性、
そして、ここ北海道でこれから起ころうとしていること・・・。
最後は希望的な話題として、
原子力に代わるこれからの主流になるべきエネルギーの話。
ここでかいつまんで書くことはとても無理だが・・・。
原子力が夢のエネルギーであるかのような時代はすでに終わっている。
この数か月ですでに起きてしまったことだけでも、
途方に暮れてしまうのだが・・・。
とにかく、生き抜くしかないことを学んできた。

0