マーチン・スコセッシの音楽映画、
ディラン、ストーンズに続いて、今回はジョージ。
札幌駅のシネマフロンティアで、
「ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」を観てきた。
3時間半の長丁場だったが、飽きずに楽しめた。
2500円はいい値段だが、ポスターつき。
ストーンズのサムガールズ見逃したので、まあいいか。
来月DVD発売されるけど、劇場で観てよかった内容。
映画は、前半ビートルズ時代、
後半はソロになってのジョージのドキュメンタリー。
彼の周辺の人物、ミュージシャンの顔ぶれが豪華。
とくにクラウス・フォアマン、ジム・ケルトナーが格好良かった。
トラベリング・ウィルベリーズのレコーディング風景も楽しそう。
すでに雑誌などで指摘されているけど、
クラプトンとの日本公演や、
ヒット作「クラウド・ナイン」のエピソードには触れていない。
演奏シーンも控えめ目だったかな。
それはほかの作品で楽しむべきか。
それでも、控えめなビートルズの一員から、
ソロ・アーチストとして存在感を増してくる過程は感動的。
ジョンやポールにはない、絶対に出せない味がある。
この映画をきっかけにして、
ビートルズのジョージ曲に注目して、
そのあとソロアルバムに手を伸ばしてみると面白い。
わたしは数年前にそれをやっている(笑)


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