週末に幕張メッセで行われた、
「NO NUKES 2012」
もちろん行くことはできなかったが、
インターネット中継でいくつかのステージを楽しむことができた。
土曜日は、ソウルフラワーユニオン、元ちとせ。
日曜日は、忌野清志郎スペシャルセッション、山崎まさよし、
そして、YMO!
清志郎セッションはヴォーカルにトータス松本。
個人的には「うーん」であったが、
ステージが始まれば、もうドカドカやってくれ状態。
それでも清志郎の突き刺すようなシャウトにはほど遠く、
改めてBOSSの偉大さを知る結果に。やっぱりなあ。
CHABO、新井田耕造、片山広明の「RCサクセション」に加えて、
キーボードに坂本龍一!
CHABOと教授が共演どころか会うのも30年ぶりだという。
もちろん、飛び出すのは「い・け・な・いルージュマジック」!
だけど、この曲だけはトータスじゃ艶不足?のような(笑)。
そして、「サマータイムブルース」、泉谷乱入ならず。残念!
でもでも、トータスなりのソウルのこだわりもみられたし、
「スロー・バラード」、「雨あがりの夜空に」は、
しっかり感動させてもらいました。
YMOは二日連続の出演。
土曜日のステージもすごかったらしい(出かけていて観られず)が、
フェスの大トリも貫禄のステージ。
定番曲が初期アレンジに近い感じだったのがうれしかった。
「ライディーン」もすごく気持ちいい演奏で、
思わず机を連打しながら盛り上がってしまった。
小山田圭吾、高田漣のツインギターも頼もしい。
なんといっても三人がモニター画面にぴったり収まった時の、
輝きぶりが凄くて。ため息しか出ない。
テクノ・ポップというよりも、
全人類のどでかいブルースをぶつけられているような感触。
そして、そして、アンコールは、

「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」!
感無量です。
だけど、本当の大トリは、
清志郎スピリットを引き継いだあの「歌姫たち」だったのだ!
これは、意表を突いたシークレット?やられた!
フェスのテーマはタイトルそのまま。
これだけのアーティストが一同に会するのは画期的。
大飯原発再稼働の件ひとつとっても、
なんでそっちの方向に急ぐのか?
と頭をひねってしまうわけで。
もう賛成とか反対の話ではなく、
原子力以外の道を探っていくしかないのだと思う。

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