SAPPORO CITY JAZZの大通テント会場へ。
カシオペア3rd!
遠征仕事も一段落してこれは行けるかな〜、
という状況になったときには、すでにソールドアウト。
諦めていたが、チケットを分けていただける方が現れて、
めでたく27年ぶりのカシオペアのステージを観ることができた。
(結局、当日券も用意されたようだが…)
ありがとうございました!
開演前の2時間半前から座席指定の受付をしているというので、
3時間前に行ってみたが、すでに列が出来ていた!
平日の昼間なのに同年代〜それ以上のファンでいっぱい。
北海道でのステージも久しぶりなんだな。
会場に近づくとリハーサルの音が聴こえてきた。
あの曲、この曲、
80年代黄金期のスタンダード連発!
思わず心の中でタイトルを叫んでしまう。
テントの中はメニュー豊富なレストラン状態で、
ゆっくり飲食しながら楽しめるようになっている。
ただ通路が狭くてライヴ中に立ち上がるのもつらいので、
アルコール類はやめて特製レモネード一杯だけ注文。
昼食は駅地下のなか卯で済ませてきた。
結局これが正解だったな。悪いけど(笑)。
サイトでチェック済みのオフィシャルグッズ。
黒いTシャツを一着購入。
「3rd」のロゴが強調されたシンプルさがいい。
演奏前の撮影はいいようなので、
野呂さんのエレキ・ギターをiphoneに収めた。
メインのYAMAHAは2本あって、
一本はフレットレス。相変わらずこだわっている。
背後に大きなスクリーンがあるが、
ステージはシンプルでお祭り会場の雰囲気。
昔の電光ギラギラ衣装キメキメのカシオペアを思い出すと、
なんとも変な感じ。
テレビなどでは何度も拝見しているが、
白髪の野呂さんやナルチョを実際に間近で見ると、
さすがに時の流れを感じる。
でもまた会えたぜ!
鳴瀬さんはあの頃はカシオペアにいなかったが、
高中正義のツアーで室蘭に来たとき一度観ている。
ソロ・アルバムも何枚か買ったなあ。
ベースの教則カセットなんかも(照)。
しかし神保さんはもともと童顔なのもあるが、
スリムでどんどん若くなっているような(笑)。
定刻通りにメンバーが現れてリラックスした感じで、
演奏スタート。
書いていいのかな?
もういいべ(笑)
「Misty Lady」でスタートだ!
鍵盤のテーマとサビのギターのコントラストが強烈なキラー・チューン。
ブレイクのベースも効いていてカシオペアらしいナンバー。
3曲目には早くも「Domino Line」
必殺技「ドミノ倒し」も健在かつ進化し続けている(笑)。
会場の仕様で即スタンディングにはならないが、
早くも腰にクル、ノリノリ状態。
数曲終わったところで野呂さんの挨拶。
向谷氏が抜けたことで「司会屋さん」」は、
リーダーの彼が引き継ぐことになった。
向谷さんのエンターティナー性はないけれど、
野呂さんもなかなかの美声で、
超ユルいギャグ、なんとも言えない間も交えた
トークは聞いていて楽しい。
新曲も用意されいて、
3rd初のニュー・アルバムも楽しみになった。
中盤は神保さんのドラム・ソロというかソロ・ドラム・ショー。
彼の追求している打楽器世界を堪能。深い!
ナルチョのベース・ソロは会場乱入コーナー。
これは定番になっているようだ。
わたしの席の後ろにもきた!
客とのやりとり、
なんとなくキャラクターがイズミヤと被る(笑)。
もちろんお得意のチョッパー中心だけど、
すんごいヘビィな低音が響きまくっている。
歪系かました音もあいかわずのエグさ。
野呂さんのチョッパー・ギターも健在で、
ナルチョとの対決でまた盛り上がる。
しかし、今回のバンド復活で大成功なのは、
鍵盤の大高さんの紅一点参加であろう。
前にも書いたが、彼女のオルガン中心のサウンドが
いまの円熟したカシオペアのイメージにぴったり。
キュートな笑顔で楽しそうに弾く姿が、
向谷さんのスタイルを引き継ぎつつ、
なんといっても華がある!
今日は真っ赤なコスチュームも眩しかった。
音にも姿にも惚れました( ^ω^)
彼女と野呂さん、
神保さんそれぞれとのデュオ演奏も聴き応えあった。
さて、気になる同年代お目当てのスタンダード、
ほかには、Mid-M、Hoshi、DAZZなんかがきたなあ。
まあ、わかるヤツだけわかればいい(笑)
後半のインタープレイ大会からナルチョの合図で、
オール・スタンディング状態!
一回目のアンコールは大定番のEyesで盛り上がる。
そして勿体ぶるように二回目のアンコール登場。
あの「ノロイッセイ!」コールが鳴り響いてました(笑)。
前奏なしでいきなり野呂さんのギター・カッティング!
☆「Asayake」☆
待ってましたとばかりの、
サビでの拳あげ「Hey!Hey!」の大合唱。
ふらっとJAZZ聴きにきたひとびっくりしただろうな。
前の席にいた夫婦いなくなっちゃってたし(笑)。
ラスト数分でいっきに汗だくになった。
賞味一時間半と短めであったが、
バランス良く彼らの魅力をパッケージした素晴らしい内容だった。
気を良くして地下街へ向かう途中、
テントの横からナルチョさんが出てきて知人と談笑。
どさくさにまぎれて握手いただきました。
ほんと最後まで最高のひととき。
そして冬のツアーも札幌公演が決まった!

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