スピッツの最新アルバムが届いた。
2010年の傑作「とげまる」以来の完全オリジナル。
お帰りなさい、といったところか。
不完全すぎるレビューというか、
メモの足跡を残しておく。
「未来コオロギ」とは、個人的にもうれしいタイトル!
もしかして、俺のため? ←
印象的なギターのイントロもいい。
「小さな生き物」は象徴的なタイトル。
いかにもスピッツらしい、マサムネらしい主張。
日本で一番硬派なバンドなのかもな。
作品全体的に漂うのは、この二年半のいろいろな出来事。
特に「ランプ」はそれを強く感じた一曲。
「SCAT」は由紀さおりに影響されたのか?
マサムネのスキャットをフューチャーした、
インスト曲。バンドのリズムが強烈。
歌詞がなくてもスピッツ!の証明。
ライヴで聴いてみたい。
「遠吠えシャッフル」!
“居場所があんのかわかんねぇ 美しすぎるクニには”
マトモに考えればそうだよな。
単なるヒニクではないと受けとめた。
「潮騒ちゃん」はタイトルの連呼が楽しい。
雑誌のインタビューによると、昨年から演奏されている曲で、
決して「あまちゃん」の影響ではないらしい。
けど、否定はしないので、
あまちゃんファンにも買って欲しいという(笑)。
ボーナス・トラックの「エスペランサ」
じつはこれが一番耳に残るナンバーだった。
どこか懐かしさを感じるゆらぎ感。
通常盤でいいやとも思ったけど、
デラックス盤買って良かったな。

ブックレットもDVDもすっきり収まっているのがいい。
秋が深まるにつれ、
味わいも増してきそうな一枚。
じっくり聴こう。

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