正式なタイトルは「JACKET DESIGNS IN JAPAN」(レコードコレクターズ増刊)。
予告どおり、札幌市内に今月オープンした巨大書店を覗いたついでに買ってきました。
デザイナー別に代表作品が紹介してあり、インタビューも読める。
やはりミュージシャンとの価値観の相違などは避けられないわけで、
その辺の苦労話が面白いといったら何だが、興味深い。
やはり、YMOやそのメンバー関連の作品が目立つ。
個人的には「BGM」のデザインが思い出深いな。
歯ブラシを洗っている蛇口の絵が唐突で地味なんだけど、不思議なインパクトがあった。
リアルタイムなら、大滝詠一の「A LONG VACATION」と山下達郎「FOR YOU」に尽きる。
こんな僕でも永井博と鈴木英人は外せない(!)。
あと、RCサクセションの黒地に金色で書かれた、
シンプルでコミカルな「FEEL SO BAD」も忘れられない。
たぶん、セクシーすぎて修正が加えられたと記憶しているが・・・。
泉谷しげるの作品では浅葉克己による「エレベーター」(1984)が紹介されている。
ポリドール時代の問題作で、プロデューサーの吉田建はジャケットのコンセプトにもかかわってたんですね。

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