2008年11月30日、夢の超特急とよばれた0系新幹線が営業運転を終了しました。
0系は東京オリンピック直前の1964年10月1日にデビュー。「ひかり」として最高時速220キロで走り、特急で片道6時間半かかった東京−新大阪間を約4時間で結んだ。75年3月に博多まで延伸すると、東京−博多間を約7時間で運行、九州と本州をつなぐ大動脈の役割を担った。
その後、500系やN700系など新型車両の登場に伴って出番は減少。最高時速300キロの「のぞみ」が4時間50分で東京−博多間を走る現在は、新大阪−博多間で運行する「こだま」だけとなっていた。(yahoo!ニュースより)
0系の思い出を話します。それは2000年、広島に行ったときの事です。
広島までは1日くらいかけてバスで行きました。そして、広島駅に行き、この目で初めて新幹線を見ました。最初に見たのは、今日引退、0系です。きらきらした目で運転席の中をのぞくと6分という短い間、車掌さんが僕に声をかけてくれました。
「新幹線好きなの?」父は「生まれたときから電車が好きで」と答えました。そして、0系のシールをもらいました。そして発車するとき、手を振ってくれました。この頃から乗務員になりたかった僕にはたまりませんでした。
こんな思い出があるのです。つまり、僕の見た新幹線の先祖も0系なのです。みているあなたにも思い出があると思います。
そんなたくさんの思い出をくれた0系が博多にむけて走りぬけました。
そのうちこの0系も廃車…。
夢の超特急、0系新幹線、お疲れ様でした。ありがとうございました。そして、さようなら。僕の胸の中に0系の顔はしまっておきます。
1964年10月1日発、2008年11月30日着0系新幹線、ドアがしまります。
JRおでかけねっと ありがとう0系新幹線

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