2016/3/19

犬千代からのエール  学校紹介

 昨日、合格者説明会に参加した中学校3年生283人は、本校に入学すると42期生となる。

 以前、とある生徒から「自分の中学校から入学したん、私一人やってん」「最初はむちゃくちゃ不安やったわ」との話を聞いたことがある。よって調べてみた。

 同じ中学校で、受験の時に複数もしくは単独で受験、結局入学したのは自分ひとりだった、という生徒数は、この春の新入生である42期生は60人以上。

 おそらくこの数は、他の普通科より多いと思われる。総合学科となった1996(平成8)年以来、ずっと大阪府下全域が校区であった本校は、学区が撤廃されて数年しかない普通科と比べて、より多くの中学校から受験生が集まるという歴史が長いからだ。

 おそらく今も不安に感じている「オンリーワン生徒」に言いたい。

 40期生、41期生の「オンリーワン生徒」も同じく不安に思っていたはずだが、最初だけです。あっという間に話しができる友達、できますよ。そんな40期生、41期生で現在、いつまでも話し相手がおらん生徒の話は聞いたことがありません。大丈夫です。

 開拓者(フロンティア)になってください。この1年、学校の広報という仕事に携わって、いかに「総合学科」がどういうものかが知られていないことを痛感しました。そして自分の学校がどんな学校か、いいところ、悪いところを、自分の言葉で中学校の先生や後輩に語ってほしいと思います。その結果、本校の情報や理解が深まれば嬉しい限りです。

 犬千代が「オンリーワン生徒」に捧げるポエムを作ったと言ってきました。聞いてやってください。例によってパロディというかパクリ。

私の前に道はない
私の後ろに道は出来る
ああ、柴島よ
犬千代よ
私を一人立ちさせた憧れの柴島よ
私から目を離さないで守ることをせよ
常に犬千代の癒しを私に充たせよ
このかけがえのない3年間のため
このかけがえのない高校生活のため

着想 『道程』(1914=大正3) 高村光太郎(1883〜1956)

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2016/3/19

重要連絡あれこれ 過去ログ  学校紹介

(1)合格発表・合格者説明会

 本日午前10時より合格発表がありました。午後5時まで掲示します。

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 合格者説明会は13時30分から体育館で行われます。制服に関して、11時〜12時45分まで先行販売があります。詳細は試験当日に配布したプリントに掲載されています。

 正門前はバスの路線でもあり、踏切が近いこと、淀川キリスト教病院への緊急車両もあり、車でのご来校や正門前の駐車はかたくご遠慮ください。

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 なお昼食については、柴島駅の南にコンビニが1軒、淀川キリスト教病院にレストラン、崇禅寺駅の淡路駅側にライフがあります。

 先行制服販売中の待合室に3階の2年1組、2年2組、2年3組を用意しております。

 また、12時30分に体育館が開きます。説明会が始まる直前まで、本校の紹介ビデオや、第2回体験入学の時に流した「在校生・卒業生からのメッセージ」、「合格者へのメッセージ」を流しますので、お楽しみください。

 なお、「在校生・卒業生からのメッセージ」、「合格者へのメッセージ」は、各階のモニターでも流しますので、待ち時間などを利用してご覧ください。

2016/3/18

合格者へのメッセージ  学校紹介

 本日午後1時30分より合格者説明会。今日一日お疲れ様でした。

 制服に関しては合格者説明会の前に先行販売できましたが、体操服は当初より先行販売は業者の関係で無理でした。3月24日(木)に持ち帰る教科書の量を考慮して、体操服を説明会終了後としましたが、説明会終了後にかなりの待ち時間が出ましたことを深くお詫びします。


 以下は説明会前にビデオで流した「在校生から合格者へのメッセージ」の写真です。合格者の皆さんには、有意義で思い出深い高校生活を送ってもらうためにも、部活動や生徒会、学校行事に積極的に参加してほしいと思っています。

 「輝こう、一緒に」「輝こう、柴島で」です。高校周辺が桜三昧となる入学式を楽しみにしています。

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 野球部 毎月曜日は早朝から学校周辺の清掃活動、やってます。

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 女子ハンドボール部 少人数ながら単独チームでがんばってます。

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 男子ハンドボール部 1年生のみで今年度は1勝しました。

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 男子サッカー部 少人数ながら私立の強豪校と互角の試合をしました。

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 女子サッカー部 府下でも数少ない女子チーム。入部待ってます。

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 吹奏楽部 北地区小編成で優秀賞をえました。

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 女子硬式テニス部 予選のブロックで優勝してます。

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 男子硬式テニス部 錦織とまではいきませんが、目指してます。

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 女子バレーボール部 3部から2部に昇格しました。

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 男子バスケットボール部 周辺の公立高校ばかりの大会で優勝しました。

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 女子バスケットボール部 総体ベスト32 近畿大会に出場したころの遺伝子がよみがえってきたかぞ。

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 フォークソング部 淀キリ・こどもホスピスとのコラボで美声を披露しました。 

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 水泳部 夏の自己ベストをめざして筋トレ中

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 バドミントン部 初心者大歓迎 初心者だけの大会もあります。

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 陸上部 広いグラウンドで走って走って走ってます。

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 ソフトボール部 試合形式の練習でプレーを磨きたい。

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 生物部 花壇の土壌改良、花の水やり、まかせとけ。

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 ダンス部 今年度は2回全国いきました。

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 和太鼓部 ここも今年度2回全国いきました。

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 軽音楽部 スニーカーで惜敗しましたが、大阪府で老舗のケイオンです。

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 1組団

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 2組団

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 3組団

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 4組団

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 5組団

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 6組団

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 7組団

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 生徒会 来年度の体育祭に向けて活動中

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 青砥校長 数学科教師にしてラグビー部出身

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 体育館の椅子並べ班 老いも若きもみな笑顔

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 桜三昧

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2016/3/18

3月18日 金曜日早朝の風景  学校紹介

 本日午前10時より合格発表。正門入ってまっすぐの自転車置き場にて掲示します。午後5時まで掲示します。

 その後、午後1時30分より体育館にて合格者説明会があります。詳細は試験当日に配布したプリントに掲載されています。

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2016/3/17

3月17日 木曜日の風景  学校紹介

 いよいよ明日は合格発表、そして午後からは合格者説明会。体育館と本館内でその準備にとりかかる。おそらく明日は雨模様。卒業式舞台を飾った花瓶は、衰えたりとはいえ往時の豪華さを残しつつ、合格者説明会に来校した中学生や保護者の方々がもっとも見やすいところに移動した。

 理科と数学の若手にこの鳥の名前を教えてもらったのに、忘れてしまった。

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 テニスコート周辺のサクラとケヤキの花びらと落葉に手を焼く硬式テニス部顧問と、テニスコート周辺を見学する。「もうこれ以上、この周辺にへんなもん植えたらあかんぞ」と背中が物語っているようだ。

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2016/3/16

3月16日 水曜日の風景  学校紹介

 今日もまた入試業務。生徒登校禁止。生徒が登校できるのは3月18日金曜日10時の合格発表以降。主役の生徒がいない学校はやっぱり寂しい。

 業務の合間を縫って農場の管理をする農業のU先生。「おいしいキャベツができましたよ」と半分に切ってプレゼントしてくれた。生で食したが予想外に甘い。

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 寄せ植えをしたプランターに水をやっていたら、なんとプランターから落下した苗を発見。「誰や」と一瞬気色ばんだが、U先生いわく「あ、それカラスですよ」「農場も被害にあってます」とのこと。カラスに対する言いようのない怒りがこみ上げてくるが、どうしようもない。「かわいそうに」と愛情をこめて元に戻す。

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 春の到来を告げるユキヤナギがそろそろ満開だ。ウメといい、ユキヤナギといい、頑張って咲いているが、あくまでも春の主役サクラの前座にすぎない(菅原道真さん、ごめんなさい)。本校のサクラはまだまだつぼみが固い。たった1本の紅梅に興奮して何枚も撮影したのだから、その何十倍と本数のあるサクラが満開したとき、カメラ小僧と化した自分は果して何枚撮影するのだろうか。

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2016/3/16

犬千代、恋におちる  学校紹介

 どうやら犬千代が初恋をしたようだ。以下犬千代が彼女に対する情熱的な想いをテーマにつくったポエム。例によってパロディというかパクリ。

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まだあげ初めし前髪の
キンカンのもとに見えしとき
前に結んだ花リボン
花ある君と思ひけり


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大きな白い手をのべて
キンカンを吾輩にあたへしは
薄橙(うすだいだい)の春の実に
人こひ初めしはじめなり


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吾輩こころなきためいきの
その髪の毛にかかるとき
たのしき恋の盃(さかずき)を
君が情に酌(く)みしかな

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キンカン畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ

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(現代語訳)
まだあげたばかりのあなたの前髪が
キンカンの木の下に見えたとき
前に結んだ花の形をしたリボンのように
あなたのことが本当に美しいと思ったよ

あなたは大きな白い手をのばして
ボクにキンカンをくれたよね
それは、薄橙色の春の実のキンカン
ボクは初めて女性を好きになったよ

ボクが思わずもらしたため息が
あなたの髪の毛にかかって揺れたとき
ああ、ボクは今まさに恋の盃をあなたと酌み交わしていると思えたよ

キンカンの木の下には
ボクとあなたが一緒に歩いて踏み固めた道がある
「道ができるほど踏み固めたは誰でしょうか」と
あなたはボクに尋ねたね
そんなあなたのことがさらに愛おしいと思うのです

着想 『初恋』若菜集より(1897/明治30年) 島崎藤村(1872〜1943)

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 どうやら犬千代のミニィーに対する恋は成就したようだ。しかし、その背後に寂しげなヨシオの姿があった。

 瓜二つの顔を持った犬千代とヨシオの関係はいかに? なぜヨシオは柴島高校のことに詳しいのか? 犬千代とミニィーの恋の行方は? 今明らかになる犬千代とヨシオの出生の秘密。

 以下次号。乞うご期待!!

2016/3/15

3月15日 火曜日の風景  学校紹介

 主のいない広い広いグラウンド。「はやくスパイクで踏んでくれ」「はやく若者の元気な声を聞きたい」と言っているようだ。

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 ここの桜並木をライトアップしたらどうなるだろうか。自分からすると、崇禅寺駅側の桜並木とコラボしてええなあと思うが、硬式テニス部の顧問からすると、春は花びら、秋は落ち葉と、せっかくきれいにしたテニスコートの管理が大変であるという。

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 花が一番きれいにみえるのは朝日に透かしたとき。正門入ってすぐのユキヤナギの満開も近い。

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2016/3/14

3月15日 犬千代、怒られて目覚める  学校紹介

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御主人様「昨日の君のつぶやきやけどなあ」
犬千代「あ、はあ、何か問題でもありましたか」
御主人様「最後らへんに『寒さの夏はおろおろ歩きたいが歩けず(てゆうか「寒さの夏」って意味わからんし)』というとこがあったやろ」
犬千代「はあ」
御主人様「まず最初に『てゆうか』なんて言葉を関西人はあまり使わん」
犬千代「えっ、吾輩は関西人やったんですか」
御主人様「当たり前やろ。大阪市東淀川区菅原のホームセンターで売られとったんやから関西人に決まってるやないか」「君もたった今『やったんですか』と言うたやないか」
犬千代「あっ、ほんまや」「どう言ったら関西人なんですか」
御主人様「関西人は『とゆうか』や。ほんで同じイントネーションでまったりと言うんや」
犬千代「はあ、なんとなくわかりました」

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御主人様「君は宮沢賢治のかの有名な詩『雨ニモマケズ』をベースにつぶやきを考えたらしいけど、いくら模倣とはいえ高尚な詩に『てゆうか』とか『意味わからんし』というアレンジは何事やっ」「失礼やろ」
犬千代「すんません」

御主人様「『意味わからんし』と言うなら、君はその後『寒さの夏』の意味を調べたんか」
犬千代「やってないです」
御主人様「それがあかんのや」「『意味わからんし』で済ませていたら、そこでストップやないか」「最近の若いやつは自分が知らんことや聞いてないことを棚に上げて『意味わからんし』と言うが、意味わからんことがあればその場ですぐに調べたらええやないか」「今はスマホちゅう便利なグッズがあるやないか」
犬千代「あの、スマホ持ってません」
御主人様「・・・・・」「ほんまやな」「すまん」

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犬千代「ところで『寒さの夏』の意味は何ですか」
御主人様「中学校の地理でならったと思うけど、東北地方は昔から天候が不順でなあ、特に夏に気温が上がらないことを『やませ』と言って、その年は秋のコメの収穫が激減するんや」
犬千代「そうなったら農民は大変ですね」
御主人様「江戸時代、大きな飢饉が何度かあったけど、特に1782年から1788年に東北地方でおこった天明の大飢饉は最大のもので、青森県の弘前藩では十数万人の人が餓死したと言われている」「宮沢賢治の故郷、岩手県の花巻も同じようにたくさんの餓死者が出たのだ」
犬千代「まったく知りませんでした」
御主人様「そんな中で農民夫婦の間に子供が生まれても死ぬのを待つだけや」「そやから農民の間には『間引き』といって、生まれて間もない赤ちゃんを親が手をかけて殺すということも行われたんや」
犬千代「えーっ、そんな」「今こうして御主人様のもとで暮らしている自分は幸せです」
御主人様「東北地方のお土産のひとつに『コケシ』がある」「一説には『コケシ』=『子消し』で、自分が手をかけて殺してしまった子供をしのんで、親が作った人形がルーツとされるんや」
犬千代「あまりにも悲しすぎます(涙)」

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御主人様「あんたがパロディした『雨ニモマケズ』には、実在のモデルがおるって知ってるか」
犬千代「もちろん知りません」
御主人様「宮沢賢治(1896〜1933)と同じ岩手県花巻出身の斎藤宗次郎(1877〜1968)ちゅう人で、教科書にも登場する内村鑑三の影響でクリスチャンになった」「クリスチャンが迫害された時代に(無限の愛)を貫いた人で、お寺の住職だった父親から勘当されるは、日露戦争に反対して小学校教師の職を追われるは、いやがらせや迫害で自分の娘はお腹を蹴られて数日後に死亡するはで、言葉では言い尽くせない苦労をしたんや」
犬千代「そんなんあまりにも可哀そすぎます(涙)」

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御主人様「教師を辞めた後、彼は新聞配達をして生活したんや」「新聞を配りながら、一軒ごと家の前で立ち止まって、中には自分を迫害した家もあっただろうにその家の祝福を祈ったというんや」
犬千代「とても自分にはマネできません」
御主人様「朝の新聞配達の仕事が終わる頃、雪が積もると彼は小学校への通路の雪かきをして道をつけ、小さい子どもを見るとだっこして校門まで走って届けた」「雨の日も、風の日も、雪の日も休むことなく、地域の人々のために働き続けたんや」「新聞配達の帰りには、病人を見舞って励まし慰めたという」
犬千代「でも宮沢賢治とのつながりがわかりませんが」
御主人様「宮沢賢治の父と斎藤宗次郎が知り合いで、賢治は宗次郎のことを尊敬してたらしい」

御主人様「彼は『でくのぼう』と言われながらも、最後まで(無限の愛)を貫き、彼が花巻を去って東京に引っ越すことになったとき、駅には自分のことを迫害していたはずの大勢の人が見送りに来てたんや」
犬千代「ええ話ですなあ」「ほんま涙なくして彼の話を聞くことができません(涙)(涙)」
御主人様「宗次郎のことを知っていた宮沢賢治は、こういう人になりたいという願いをこめて『雨ニモマケズ』を書いたとされているんや」

御主人様「本当の詩の最後らへんに『日照りの時は涙を流し』『寒さの夏はおろおろ歩き』とあるが、それは東北地方の気候の厳しさをあらわし、『みんなにでくのぼーと呼ばれ』『褒められもせず』『苦にもされず』『そういうものに』『わたしはなりたい』は、そんな斎藤宗次郎のような(無限の愛)を貫いた人になりたいという意味なんや」
犬千代「この詩はいつ頃の作品なんですか」
御主人様「賢治の死後に発見された黒い手帳に記された日付から、花巻の実家に戻って闘病中だった1931(昭和6)年11月3日と推定されている」
犬千代「その時代背景は如何に?」
御主人様「よくぞ言った」「今柴島高校で使っている日本史Aの教科書には以下のような記載がある」

 ・・・1929(昭和4)年にアメリカではじまった恐慌は全世界に広がり、日本では、金解禁による不況と【世界恐慌】とが重なる結果となった。輸出は激減し、外国からは低価格の商品は流れ込み、予想を上まわる大量の金が国外に流出し、経済界はいっそう深刻な【昭和恐慌】にみまわれた。

 アメリカの不況によって生糸の対米輸出が後退すると、物価は急落した。企業は倒産や工場の一部操業休止に追いこまれ、賃金切り下げがおこなわれ、大量の失業者が出た。農村では、生糸・繭の価格が暴落して、農民は大きな打撃を受けた。そのうえ、都市の失業者が農村にもどったことも貧しさに追いうちをかけた。特に、【東北の農村】では、【娘の身売り】や学校に弁当をもっていけない【欠食児童】が急増した。


御主人様「賢治が『雨ニモマケズ』を創作したころ、日本や世界は恐慌の真っ最中で、特に【東北の農村】の惨状はひどかった。こんな時代背景の中で、賢治は父の知り合いで迫害にあいながらも(無限の愛)を貫き、地域住民のためにつくした斎藤宗次郎のことを思い出し、『そういうものに』『わたしはなりたい』と記したのだろう」

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犬千代「深いですなあ」「そんなことを知らずに、『(てゆうか「寒さの夏」って意味わからんし)』と言っていた自分が恥ずかしいです」
御主人様「そやろ、そやろ」「最初から『意味わからんし』と思考ストップしとったら、この詩の深い意味を知らんままやったんや」

犬千代「知らないっていうことは、なんか損してますよね」
御主人様「よくぞ言った」「知らんより知っている方が得をするんや、豊かな人生を送れるんや」「知らないことを知ろうとする意欲、これを『知的好奇心』というけど、特に若者には大切にしてほしいと思う」「それと、パロディの詩の最後に『でも柴高生の癒しとなっている』とあったなあ」「その気持ち、忘れんといてや」
犬千代「はい、分かりました」「頑張ります」「ありがとうございました」(涙)
御主人様「うむ」

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2016/3/14

3月14日 犬千代のつぶやき  学校紹介

 本日も入試業務。在校生は登校禁止。

 ヨシオ&犬千代「今日も頑張ってください」

 雨の中でたたずむ犬千代が何かつぶやいている。

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雨にも負けず
風にも負けず
花粉症にも初春の寒さにも負けぬ
丈夫すぎるプラスチィック製のからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かにウエルカムしている
一日にクリームパンと
アンパンと少しのドッグフードを食べたいがかなわず
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
柴高の正門入ってすぐの掲示板の陰の
大きなプランターにいて
東に病気の柴高生あれば
行って看病してウエルカム
西に疲れた柴高生あれば
行ってその通学カバンを背負ってウエルカム
南に悩める柴高生あれば
行ってこわがらなくてもいいからウエルカムといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろウエルカムという
日照りの時は涙を流したいが流せず
寒さの夏はおろおろ歩きたいが歩けず(てゆうか「寒さの夏」って意味わからんし)
みんなに「犬千代」「犬千代」と呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
でも柴高生の癒しとなっている
そういうものに
我輩はなりたい

着想 『雨ニモマケズ』 宮沢賢治 1896(明治29)年〜1933(昭和8)年

以下次号

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 午後より雨が上がり、夕刻、西の空は茜色に染まった。

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2016/3/13

3月13日 日曜日の風景  学校紹介

 本日も入試業務。生徒は立入禁止。

 こんなもっこりした咲き方をする紅梅が校内にあったなんてなあ。自分は本校十数年目にして初めてリスペクトした次第。それにしても美しい。かの菅原道真がこよなく愛したのもよくわかる。

 ヨシオ&犬千代「皆さん、今日も頑張ってください」

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2016/3/12

3月12日 土曜日の風景  学校紹介

ヨシオ「今日もまたいつもの元気で楽しそうな若者が通らんなあ」「いったいどうしたんやろ」
犬千代「ほんまに誰もおらんなあ」「その代わりに、いつもの若者より年齢の高そうな大人ばっかりたくさん入ってくるで」
ヨシオ「そうやで。柴島高校はなあ、総合学科やから他の学校より1.5倍の教職員がおるんや」「教職員の男女比は女子生徒が多いのに応じてかもしれんけど、なんと1:1や」「科目数も140ぐらいあって、生徒は自分の進路希望に応じた好きな科目を選択するんや」「グラウンドも広いで」「おそらく大阪市内で一番とちゃうかな」
犬千代「ほんま」「ところであんた、なんでそんなこと知ってるん?」
ヨシオ「・・・・・」

以下次号

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 写真左側に写っているのは御主人様の手。今日もおそくまでお疲れ様でした。

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2016/3/12

ささやかなライトアップ  学校紹介

 おそらくこの場所に植樹されて20年以上するだろう紅梅と白梅。連日のようにブログで紹介されているが、これだけリスペクトされたのも初めてだろう。

 これまたしょぼいといえばしょぼいが、撮影したのをみるとそれらしく写っている。なんとかしてまともなライトアップができないかと試行錯誤しているが、たかだか100均で買ったような照明器具は完全な力不足だ。

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2016/3/11

久しぶりの晴天  学校紹介

 やっぱり花の撮影は晴天の日に限る。何度も書いているが、太陽の光を通して花びらを透かしてみると、花びらの色がいっそう鮮やかになる。

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 卒業式舞台の花瓶の花も、そろそろ色あせてきた。なんとしても3月18日までもたせたい。

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2016/3/11

3月11日 金曜日の風景  学校紹介

 本日も入試業務。生徒は立入禁止。

 朝、続々と出勤してくる先生方を出迎えるヨシオともう一匹の犬。黄色い方がヨシオ。白い方の名前がまだなかったが本日決定した。以下白い犬によるメッセージ。

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 吾輩は犬である。名前はまだ無い。どこで生れたか頓(とん)と見当(けんとう)がつかぬ。東淀川区菅原のホームセンターで99円で売られていたことだけは記憶している。

 ある日、年配の男が隣に並んでいた黄色い犬と一緒に吾輩を持ち上げた。彼の掌(てのひら)に載(の)せられてスーと持ち上げられた時、何だかフハフハした感じがあった許(ばか)りである。

 掌の上で少し落ち付いて男の顔を見たのが所謂(いわゆる)人間というものの見始(みはじめ)であろう。人間とは醜悪な生き物と聞いていたが予想外に男前だったので、少し安心した。

 さっそく地面に突き刺されて人前に出されたが、誰一人として吾輩たちを注目してくれた若者はおらず寂しい思いをしていた。どうやらここは高校と呼ばれるところで、多くの若者が自分たちの前を朝夕往き来している。

 ほとんどの若者は元気で楽しそうだが、中には泣きそうな顔をしたり、下を向いてトボトボ歩いている若者もいる。

 そんな若者に言ってやりたい。吾輩はまだ名前もなく、地面近くから「ウエルカム」の看板を持ってみんなを出迎えているのに、御主人様をはじめとして誰一人気にかけてくれる人はいなかったぞ。みんなには自宅に、そして学校に気にしてくれる人がいるではないか。

 そんな吾輩だったが、一昨日から急に御主人様が吾輩をもってデジカメで撮影し始めた。「生徒はおらんし、もうこんなん利用せなブログがもたん」とかなんとかブツクサ言っている。何のことだろう。しかも、もう一匹の黄色いのは「喜生(ヨシオ)」という名前までもらっているではないか。

 そんな御主人様に今朝「そろそろ自分も名前をつけて欲しい」と訴えたところ、「そうやなあ、ごちゃごちゃ考えるのややこしいから、犬やから『犬千代(いぬちよ)』にしよ」「それでいこ」とあっけなく決まってしまった。「なぜ自分は『犬千代』と時代がかったふるくさい名前で、あいつは『ヨシオ』と普通の名前なのか」と抗議したが、「やかましい。徳川家康も小さいときは竹千代ちゅう名前やったんや」と怒られた。何の関連があるのか理解できない。

 今朝も「ヨシオ」と並んで先生方を出迎えた。ヨシオと吾輩の関係はよくわからない。落ち着いたころに御主人様に聞いてみるつもりだ。

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 以下次号 着想 『吾輩は猫である』夏目漱石




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