2016/9/24

9月24日土曜日の風景  クラブ

 部室前のイチョウの葉っぱが端っこから色づき始めた。部室を利用している部員たちはその変化に気付いているだろうか。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 その近くで和太鼓部がエアー太鼓の練習をしていた。

クリックすると元のサイズで表示します

 そんな秋の気配がただよう校内で、ケイオン女子が自転車のカギを溝に落としてしまった。みんなで寄ってたかって探している光景がほほえましい。

クリックすると元のサイズで表示します

 トイレの片隅にあったビニール手袋が到着して作業効率もアップ。この写真を「友情」と名付けてコンクールに出展しようか。

クリックすると元のサイズで表示します

 ついにカギが発見された。どこからともなく拍手が湧き上がり、忘れ主のもとにカギが返され「無事帰宅することができる」と、彼女の頬に一筋の涙が伝った(と思う)。

クリックすると元のサイズで表示します

2016/9/24

阪急京都線高架工事  学校紹介

 阪急崇禅寺駅の本校グラウンド側の出入口の近くに、下のようなイケてるイラストがあるのを生徒諸君は見たことがありますか?

 おそらく実際のデジタル写真に高架工事完成後の想像図を合成したもので、非常にリアリティのあるイラストとなっている。今日初めて見たのでさっそくブログで紹介しよう。

 昨年度に7年間の工事延長が決定されたので、おそらく高架や新駅の完成はあと6年ぐらいかかると思われる。残念。

クリックすると元のサイズで表示します

 高架の下はイラストでは空き地となっているが、現在の駅前の違法駐輪をなんとかしてほしいので、ぜひとも自転車置き場を設置すべきである。

クリックすると元のサイズで表示します
 
クリックすると元のサイズで表示します

 崇禅寺駅を出た電車が南方駅へ向かうが、今の踏切のあるあたりで徐々に勾配をさげて、現在走っている線路と合体して、南方駅手前のJR京都線の高架をくぐるはずだ。

クリックすると元のサイズで表示します

 さすがにこのJRの高架をまたぐ計画は無理だった。この写真の辺りで高架から地面におりて今の線路と合流するのだろう。

クリックすると元のサイズで表示します

(おまけ)見ないうちにえらい咲いているではありませんか。しかし、太陽光を遮るにはあまりにしょぼすぎる。反省。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

2016/9/24

生徒にみてほしい映画(13) その1   一般

 ケイオンの顧問として学校外のライブの付き添いに行ったとき、当然ながら他校の演奏も含めてそのパフォーマンスをすべてではないが見ざるを得ない。たいていは自分の知らない曲ばかりでボーっと見ているのだが、教師の悪い癖だろう、「このシャウトしている生徒は学校ではどんな生徒なんだろう」「後ろで一緒にリズムとってキーボード弾いてる生徒は・・・」などとふと想像したりする。

 会場の大小はあるが、少なくとも日頃教室にいる人数よりはるかに多い観衆を前にして歌ったり演奏したりするのは緊張はするだろうが、同世代でこういう経験をしている生徒はそうはいない。

 楽器というものにまったく縁のない人生を送ってきた自分としては、演奏や歌を通して「自分」を発揮し、「自分」をさらけ出している、時には見るもの聞くものを感動させることもあるケイオンの生徒たちをみて、「演奏が終わった後は気持ちええやろなあ」とジェラシーを感じる。またその演奏を支える多数の裏方がいるからこそライブができるということも、ケイオンの付き添いで初めて知った。

 今回紹介する「生徒にみてほしい映画」は、『スクール・オブ・ロック』(2003/アメリカ)。以下そのあらすじ。[all cinema ]より。

クリックすると元のサイズで表示します

 ロックの心を全身で体現するギタリスト、デューイ・フィン。しかし、そのあまりの破天荒ぶりがアダとなり、ついにバンドをクビになってしまう。一方私生活でも、家賃の滞納が原因で居候していた親友ネッドのアパートを追い出されようとしていた。

 そんな時、ネッドのもとに名門私立小学校から代用教員の話が舞い込む。たまたま電話に出たデューイはお金欲しさから自分がネッドになりすまし、臨時教師の職に就いてしまうのだった。ところが、いざ小学校へ行ってみると、そこは厳しい管理教育がなされ、従順な生徒たちにはまるで覇気も個性も感じられなかった。

 まともに授業をする気もないデューイにとってそれはどうでもいいことだったが、そんな生徒たちが音楽の才能にあふれていると知ったとき、彼の頭にはあるよこしまなアイデアが浮かぶのだった。


 とりあえずいつものように感じたことを羅列してみよう。

○舞台はアメリカの某都市。かなり伝統的な校舎の名門私立小学校が登場するので、おそらくボストンあたりの東海岸かな。

○この映画には「デューイ」が担当するクラスの小学生が15名ぐらい登場する。「多民族国家」らしく、白人、黒人、アジア系などの生徒が在籍。同じ白人でも、金髪ブルーアイの「WASP(ワスプ)」もいれば、黒髪の学級委員長(アイルランド系?)、「マルコ」という名前のイタリア系らしき生徒もいる。エレキギターの名手「ザック」はおそらく「ユダヤ系」。アジア系(日本?中国?韓国?)の生徒の名前は「ローレンス」といいキーボードの名手だ。

 この映画に登場する生徒たちは約1万人のオーディションで選ばれ、当然それぞれ楽器や歌の上手な子供たちだ。その配役の名前を決める際、おそらくアメリカではかなり気をつかわねばならない。金髪ブルーアイの「WASP」の子役が演じる役に、まさか中国系の「マイケル・チャン」とかアラブ系の「アリ」などの名前をつけることはできないからだ。

 イスラム教徒の役に、ユダヤ系の俳優をあてるのも相当困難をともなうだろう。

 残念ながらアジア系のキーボードの名手「ローレンス」の名字(ファミリーネーム)は何かは映画では出てこない。

 10年ごとに実施されるアメリカの国勢調査(2010年)によれば、在米アジア人は1467万人、在米日本人は76万人、在米韓国人は142万人、在米中国人は334万人。10年前と比較して、日本人は4%減少、韓国人は32%増加、中国人は37%増加ということだ。

○「WASP」とは「ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント」の頭文字で、アメリカにおける白人の支配階級、エリート層を意味する。ゲルマン民族の一派「アングロサクソン」、つまり「イングランド」からアメリカ大陸に移民してアメリカ建国に携わった人々の子孫という意味だが、同じゲルマン民族の「ドイツ系」や「オランダ系」、北欧をルーツとする人々も含む。当然時代の経過とともに他民族との「混血」もあるから、今のアメリカには「純血WASP」はほとんどいないだろう。

 初代ワシントンをはじめ、アメリカの歴代大統領は「WASP」が独占していたが、その慣例を初めて破ったのが1961(昭和36)年に就任した第35代の「JFK」=「ジョン・F・ケネディ」。ルーツはアイルランドで同じキリスト教でもカトリックであったが、1963(昭和38)年にダラスで暗殺された。彼の長女が、現在アメリカの駐日大使であるキャロライン・ケネディ。

 アメリカの映画やテレビでは支配階級である「WASP」を風刺したりおちょくったりするのがあるが、その代表的なのがNHKで放映されて日本でも大ヒットした『刑事コロンボ』だ。

 犯人はたいていセレブで勝ち組の「WASP」。その犯人を、よれよれコートを着て風采の上がらない刑事コロンボ(イタリア系)がこれでもかと追いつめて、最後に「あなたには黙秘権があります」と「WASP」が連行される話の筋が、セレブでないアメリカ中間層の共感を呼んだとされる。

 アメリカの若者像をリアルに描いた『ビバリーヒルズ高校白書』『同青春白書』にもそんな描写があるが、今の高校生は「ビバヒル」といっても知らんやろなあ。

 HKT48が歌う『アインシュタインよりディアナ・アグロン』の「ディアナ・アグロン」が登場する『glee/グリー』は生徒諸君も知っているかもしれないので、アメリカ「多民族社会」という観点も含めてみるとより面白くなるかもしれない。

○この名門小学校の校長は女性で「WASP」。権威主義的な堅物として描かれているが、本来は「ロックの歌姫」と呼ばれた「スティーヴィー・ニックス」が大好きで、最後はデューイや生徒たちのロックバンド「スクール・オブ・ロック」の演奏をみて「解放」される。

 「スティーヴィー・ニックス」は、1967(昭和42)年にイギリスで結成されたロック・バンド「フリートウッド・マック」の女性ボーカル。「ロック」にあまり興味のなかった自分は、「フリートウッド・マック」というバンド名は聞いたことはあるが曲は知らない、ましてや女性ボーカルの名前など知らなかった。

 今から20年以上昔に「"Stevie" Nicks」の歌う「Silent Night」を聞いたことがある。以来、いろいろな歌手がカバーしている「Silent Nigh」=「きよしこの夜」の中でこれが一番のお気に入りとなった。なんか他とまったく違うアレンジと彼女のだみ声がカッコいいのだ。ぜひ一度聞いてほしい。この映画を見て「ひょっとしたら」と調べて、はじめて「"Stevie" Nicks」が「スティーヴィー・ニックス」であることが判明して嬉しい。

 その歌は、エチオピアの飢餓救済のためにイギリスとアイルランドのアーティストが1984(昭和59)年に結成した「バンド・エイド」チャリティー・プロジェクトで発売された2枚目のCDにある。

 これに影響を受けて、アメリカではUSAフォー・アフリカが結成され、生徒諸君の保護者が小学生や中学生の頃に大ヒットした『ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)』につながっていく。

クリックすると元のサイズで表示します

 映画の中には「レッド・ツェッペリン」や「ディープ・パープル」など世界的に有名なバンド名や曲も登場するので、ロック好きの生徒やその保護者にはたまらない内容かもしれない。

○映画の本筋からそれるのはここまで。次回は映画の本筋に迫る予定。

以下次号



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ