2017/1/2

大学ラグビー観戦記  学校紹介

2017(平成29)年1月2日(月)秩父宮ラグビー場 ラグビー大学選手権準決勝

同志社大(前半12:後半0)12ー74(前半40:後半34)東海大

天理大(前半5:後半19)24−42(前半14:後半28)帝京大

 久しぶりに2試合連続も観戦したが、見終わって「むむむっ」と唸るしかなかった。誠に残念だが関東勢との実力差は如何ともしがたく、同志社はチャレンジャーのはずが緊張からかミスを連発して、準決勝らしからぬ大差となってしまった。

 一方、天理はさすが関西ナンバーワンの意地をみせて、外国人選手2人を中心にしたしっかりとしたボールまわしで8連覇をねらう帝京に肉薄した。特に後半ラストなどは時間的に勝利は無理と分かっているのに、自信のあるスクラムで挑むなど最後までトライを狙う姿勢は非常によかった。

 それにしても、「時間が決まっている系」のスポーツは大差がついたとき、負けている方はほんまにつらいやろなあと思う。「12−45」で後半が始まって早々、東海にトライを奪われた同志社は、その後、1点もとれずに専守防衛状態となり、結局後半だけで6トライも奪われてしまう。その間、誰もが諦めることなくボールに向かっていった姿勢は素晴らしいが、相当な精神力がなければ最後までプレーできなかっただろう。

 さて、今回、久しぶりにラグビー観戦をして気づいたことがある。サッカーと比べてあまりなじみのない種目かもしれないが、このブログをきっかけに生徒諸君には一度はテレビや試合会場で観戦してほしい。選手の息づかいやぶつかる音が間近に聞こえて迫力満点ですよ。

(1)前半40分 後半40分

(2)1チーム15人 サブ8人 

 〇今日の試合を見て、両チームともにサブが全員途中出場していたので、身体がぶつかることを考えると消耗の激しいスポーツといえる。8人まで交代OKということか。
 〇同志社以外の3チームにいた外国人選手は2名まで。

(3)ルールが難しい?

 〇とにかく前にボールをおくる「スローフォワード」や、前にボールを落とす「ノックオン」だけ知っておけばいい。とりあえずサッカーより確実に難しいが、以前にもましてテレビでルールを解説してくれるようになったし、たいてい副音声ではルール解説専門で中継してくれる。会場でもかならず何の反則でゆえにどうなるの実況がある。

 〇昔と比べて観客動員のために、ルールが簡単になっているのではないか。今日久しぶりに試合観戦をして、以前あったような反則が今日は全然なかったなあと改めて思う。

(4)関西、特に大阪はラグビーのメッカである。

 〇現在東大阪市の花園で行われている高校ラグビーでも、ベスト8に、東海大仰星、常翔学園(旧大工大高)の大阪勢に、奈良の御所実業、京都の京都成章の4チームが残っている。

 〇高校ラグビーでは、大阪は出場チームが多いのと過去の大会でも強いので、なんと大阪代表で3校も出場できるのだ。

 〇大阪の公立高校で単独で出場しているチームは年々減少している。今年度の花園の予選を見ても、単独で出場していたのは、「高津」「四条畷」「都島工」「摂津」「日新」「汎愛」「天王寺」「布施工」「茨木」「八尾」「住吉」「桜塚」「淀川工」の13校のみ。おそらく他は部員が不足して「合同」で出場している。

 〇本日大学選手権に出場した4チーム合計72人(23×4)の中に、いったい何人大阪出身の選手がいるか気になったので数えてみたら、なんと25人。3分の1以上が大阪人ということが判明した。以下、京都10、福岡8、奈良6と続く。

(5)ノーサイドの精神

 〇ラグビーは激しい身体的な接触が多いので、たまに試合中にヒートアップして乱闘になることがある。そんな試合でも、いざ終了のホイッスルが鳴ったら「ノーサイド」、つまり、敵味方の区別なく互いに健闘を称えあうという伝統がある。いつまでもヒートアップしたことを引きずっていたら、試合後も乱闘になるからだろう。

 〇今日も試合終了後、両チームが向き合って何がしかのフィンガーサインで称えあった後、入り乱れて笑顔で握手していた。

 〇ラグビーはサッカーの母国であるイングランド(イギリスの一部)で生まれた。ぶつかりの激しいスポーツであるにもかかわらず、中流から上流階級に好まれ、その子供たちが通う名門校で盛んになったので「紳士のスポーツ」ともいわれる。

 〇それに対してサッカーはイングランドでは労働者階級のスポーツであり、19世紀にイングランドをリーダーとする「大英帝国」が世界に植民地を拡大するとともに、サッカーも世界中に広まっていった。

 〇ゆえに、その国のサッカー発祥の地はたいてい港町。日本では1872年の神戸という説がある。

 〇そしてその国の労働者階級がお金を出し合って自分たちのチームをつくる。それに対抗して上流の資本家たちも自分たちのチームをつくる。そこにカトリックとプロテスタントなどの宗教がからんで、まさに「ガンバ大阪」と「セレッソ大阪」なんて比べものにならん、歴史的・宗教的・階級的なものが複雑にからんだ「ダービーマッチ」がむちゃくちゃ盛り上がるのである。

 〇その一番の代表例は、スコットランド・プレミアリーグでグラスゴーを本拠地とする「セルティックス」&「レンジャーズ」と言われている。

 「セルティックス」 アイルランド系のカトリックが支持 スコットランドがイギリスから分離独立することに賛成 

 「レンジャーズ」 プロテスタントが支持 スコットランドがイギリスから分離独立することに反対

 いつの間にかサッカーの話になってしまった。同志社&天理の今後の頑張りに期待したい。来年こそ決勝に勝ち上がってほしいものだ。

2017/1/2

なぜ今、大学ラグビー選手権が必見なのか?  学校紹介

 かつて関西の同志社大学が大学ラグビー界を席巻していた時代があった。先日他界した平尾誠二氏らが縦横無尽にフィールドを走り回った1980年代前半は、同志社は三連覇している。他にも大阪体育大学とか京都産業大学、天理大学など、1月2日の準決勝には同志社以外に関西の大学が1つは残っていたのだ。

 ところがいつの頃からか同志社を始めとする関西勢はまったく関東勢に歯が立たなくなり、選手権の早い時期に関西勢がすべて姿を消す状態が長く続いた。以下ベスト4に残った大学を自分が大学1年生となった1978(昭和53)年から列挙する。一番最初が優勝、2番目が準優勝。以下ベスト4。西暦や元号は年度。関西勢が準決勝に1チームでも残った年度は赤字。

1978(昭和53)日体 明治 慶応 同志社
1979(昭和54)明治 同志社 早稲田 日体
1980(昭和55)同志社 明治 法政 慶応
1981(昭和56)明治 早稲田 専修 同志社
1982(昭和57)同志社 明治 早稲田 慶応
1983(昭和58)同志社 日体 明治 京産
1984(昭和59)同志社 慶応 早稲田 天理
1985(昭和60)明治 慶応(同時優勝) 早稲田 京産
1986(昭和61)大東文化 早稲田 明治 同志社
1987(昭和62)早稲田 同志社 大東文化 大阪体育
1988(昭和63)大東文化 明治(同時優勝) 日体 同志社
1989(平成01)早稲田 日体 大阪体育 大東文化
1990(平成02)明治 早稲田 同志社 京産

1991(平成03)明治 大東文化 関東学院 早稲田
1992(平成04)法政 早稲田 明治 関東学院
1993(平成05)明治 法政 同志社 京産
1994(平成06)大東文化 明治 早稲田 京産

1995(平成07)明治 早稲田 日大 法政
1996(平成08)明治 早稲田 同志社 関東学院
1997(平成09)関東学院 明治 日大 京産

1998(平成10)関東学院 明治 早稲田 慶応
1999(平成11)慶応 関東学院 大東文化 同志社
2000(平成12)関東学院 法政 慶応 同志社

2001(平成13)関東学院 早稲田 慶応 法政
2002(平成14)早稲田 関東学院 法政 帝京
2003(平成15)関東学院 早稲田 法政 同志社
2004(平成16)早稲田 関東学院 法政 同志社
2005(平成17)早稲田 関東学院 法政 同志社
2006(平成18)関東学院 早稲田 大阪体育 京産

2007(平成19)早稲田 慶応 帝京 明治
2008(平成20)早稲田 帝京 東海 法政
2009(平成21)帝京 東海 慶応 明治
2010(平成22)帝京 早稲田 明治 東海
2011(平成23)帝京 天理 筑波 関東学院
2012(平成24)帝京 筑波 早稲田 東海
2013(平成25)帝京 早稲田 慶応 筑波
2014(平成26)帝京 筑波 慶応 東海
2015(平成27)帝京 東海 明治 大東文化

 以上を見ても、関西勢がベスト4に残る、しかも同志社と天理の2校も、いったい何年振りやろという快挙なのだ。この試合を見ずしてどうするねんと言いたい。

 こうして見てみると、2011年度の天理大学の準優勝は、ほんまに久しぶりの快挙だったのだ。関西勢24年ぶりの決勝進出で、しかも強豪の帝京に「15−12」での惜敗。

 高校ラグビーは関西に強豪チームが集まっているが、そんな高校日本代表クラスの選手も「東京一極集中」の流れの中で関東の大学に進学する。このとき、天理大学にそんなクラスの選手がたくさん集まっていたわけではないのに、なぜここまで頑張れたのか一度検証する必要がある。

 その昔、大学選手権で国立や秩父宮、花園の舞台に出場したメンバーの中に、必ず大阪府立高校出身の選手(阪南、島本、茨田、布施工、淀川工、北野も花園に出場したことがある、天王寺出身の選手もおったなあ)がいて、知らず知らずのうちにその選手を応援していたが、最近は私立が席巻しており学校によっては15人の選手を集めるのも大変なようだ。最近は7人制もあって、これなら出場できる高校も増えそうだ。

 何を隠そう(隠すつもりはまったくない)、この柴島もその昔はラグビー部が存在し、そのためのポールが2基、グラウンドの両端に立っていた。いつの頃か不明だが廃部となり、撤去され校内で保管されていたポールも3年ぐらい前に大正高校に移されて、アメリカンフットボール部が使っているそうだ。

 とにかく今日の2試合に注目したい。見どころは、同志社のバックスと天理のフォワードとなにかに書いてあったぞ。

2017/1/2

こんなスケッチ、誰か描いてくれませんか?  学校紹介

 2017年 2日目始動!!

 1月2日(月)12時15分〜 第53回全国大学ラグビー選手権 準決勝 注目!!

  同志社大学vs東海大学  天理大学vs帝京大学

 閑話休題。最近購入したオシャレな絵葉書が手元にあるので、せっかくなのでここで紹介しておこう。すべて神戸・三宮の長沢文具店で購入したもので、1枚目から6枚目が「森茂子」さん、7枚目の神戸地方裁判所が「zenkuro.com」、最後の明石海峡大橋が「有村綾」さんによるもの。どれもこれも神戸のオシャレな感じが描かれており素晴らしい。スキャナーで取り込んで、市販ソフトを使って額にいれてみた。

 生徒諸君の中で、こんな感じで柴島高校の風景を描いてくれる人はいませんか?

 描く場所は校内ならどこでもいいです。実際の水彩でもデジタルでもなんでもいいです。ホームページやブログで紹介したいと計画しています。

 よろしく頼む。

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2017/1/2

年末年始は学校には行ってません!!  学校紹介

 昨年の年末年始もブログを毎日更新したが、学校が始まってある生徒から「先生、年末年始も学校に来て大変やなあ」と慰労の言葉をかけられた。

 嬉しかったが、自分はそこまで全身全霊ブログに入れ込んでいるわけではない。紅白をみた翌日の元旦に、ひとりさびしく誰もいない学校の正門や校舎をあけて、暖房の切れた職員室にあるパソコンでせっせとブログを更新しているとしたら、あまりにもシュールすぎるやろ。もちろんその生徒に真実を伝えたが、もしかしたら同じようなことを思っている生徒もいるかもしれない。

 自分も人並みに年末や正月を楽しみながら、自宅や出先でせっせと更新しているのだ。昨年声を掛けてくれた心優しき某女子生徒と同じように思っている生徒がいたら、そういうことやからご心配なきようよろしくお願いします。



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