帰って来て早々、またまた少々遠出した。
今日はソノマの有名なワイナリー巡りをしたのだ。
私達は一切酒を飲まない、飲めない二人なのだが、
しかし、物珍し好きな上に田舎の風景好きなので、
フラフラと朝も早うからお出かけした。
今日は3件のワイナリーを巡ったのだが、
私が一番好きだったのは、「ブエナ・ビスタ」。
ソノマに1850年代、一番最初に出来たワイナリーなのである。
駐車場に車を停めて、細い小道を入って行くと、
そこは林の中のワイナリー。
柵の向こうにはサラサラと小川が流れ、
うっそうとした、林と言うよりは森と言った方が近いかも
しれない木々の方を見ると、そこにはベリーの茂みが。
何のベリーなのかをよくよく見ると、
それはブラックベリー。まだ時期が早く、
つまんで食べれる程には熟していなかったが、
青い実が沢山沢山ついていた。
そうして、空気の中にはあるかなしかのオリーブの香りが
馥郁と紛れ込んでいる。
空はすっきりと夏らしく晴れ渡り、
気温も90度にまで上がり、
この暑さと冬の涼しさがここのぶどうをヨーロピアン・
スタイルのワインに適した物へと育てるのだろう。
中国人の労働者が石を切り出して作ったと言う白いワイナリーは、
蔦の葉が全面に絡み付いて、今なお健在であった。
ワイナリーの中からは、カビの臭いが強烈にし、
その古さを私に思い出させる。
柱や樽に使った木は全て樫の木材らしい。
そうして、石造りのワイナリーはどんな真夏にも
華氏50度を保つようで、入り口の前に立つだけで、
ひんやりとした冷たい空気が溢れ出して来るのを感じる。
その上、「ブエナ・ビスタ」は猫の保護活動にも力を
入れているようで、そこのワインのラベルを数枚あげるから、
その代りに25セントを猫ちゃん達の為に寄付して、というような
活動もしていた。だから、私はとても良い人なので50セント
寄付して来たのよ!(←と、大声で言う程の額ではない)
オ〜〜ホッホッホッホッホッホ!(←高笑いをしないで下さい)
今日は遅いので、写真の添付をしないが、
後日ここに貼付けようと思うので、また見に来てね。
ああ、楽しかった♪

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