昨晩、長男と料理をした。
二人でスナップエンドウの筋を取って、
サーモンを照り焼きにした。
ご飯はいつもの通り、彼が炊いた。
エンドウの筋の取り方を教えてやりながら、
「大学とか行ってな、自炊始めたら、
きっと色んな人と一緒に料理する機会あると思うけどな、
エンドウの筋の取り方なんてな、
女の子でさえ知らんと思うで。
そんな女とは結婚したら、あかんで」と、
どうでもええ事をレクチャーしてやった。
長男は「フフフ」と笑いながら、うんうんと頷いていた。
我が家の照り焼きソースは私のお手製ソースだ。
それをしっかり焼いたサーモンの最後にジュッと流して、
とろりとするまで数分間。
茹でたエンドウと照り焼きサーモンをお皿に盛って出来上がり。
「こういうお野菜の茹でたんとかおひたし、和えもんはな、
真ん中を盛り上げるようにしたら格好がええねん、
美味しそうやねん、で、食欲も増すねん」
「ははぁ、なるほどね」
「しかも、なんとかフワァッと見える様にな、
ぎゅうぎゅう砂山みたいにしたらあかんねんで」
「ほほぉ」
二人で作った晩ご飯は超美味しかった。
「明日は何にする?」
やる気満々な長男なのである。
こりゃ、台所を彼に渡す日も相当に近いかもな。
フッフッフ・・・・・

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