日本滞在2週目で、特筆すべき事は、
中学時代の友人と会って、ご飯を食べた事だろう。
もんら、かおる、えみこの4人とは、
中学3年生の時、1年だけのクラスメイトだった。
それ以前に同じクラスになった事はないし、
それ以降は見事にバラバラの学校へ行ったから、
今にして思えば、本当にたった1年だけのクラスメイトだった。
十代とは本当に素晴らしい時間なんだな、と思う。
たったの1年での学級生活で、それからほぼ30年の月日が
経とうか、と言うのに、未だに会えばその頃に戻ってしまえる。
ま、もちろん、話題はもっと年寄り臭なってますけどね。
まちがっても、甘酸っぱくも初々しい恋愛の話しにはならん。
こたびは京橋の居酒屋にて待ち合わせ。
それにしても、中学の頃からはそりゃ、全員変化しましたけど、
20代の頃を思うと、4人ともそんなに変わってへんのと
ちゃうん?と、大いに自画自賛していた私である。
今から8年前に中学の同窓会した時に印象深かった男子の
話で涎が出る程笑い崩れ(失礼な私だわ)、
ただ今の中学生、高校生を持つかおるとえみこから
最近日本で言われている『モンスター・ペアレント』の
話を聞いて驚き怪しみ、
そして、私がこの面々で集まるに一番好きなのは、
未だ何がしかの『夢』みたいなもんを
みんなそれぞれに抱いていて、
それを話して聞かせてくれる、って事かしら?
今や、青少年が夢を持てないで、それが当たり前になっている
我が母国。そんな中で、四十過ぎたおばはんが
「こうなりたいねん」と言えるのは凄い事ではないか、と、
私は飲み食いしながら、ふと思ったりした。
もちろん、そんな一桁代の子供のような夢ではないけれど、
それはとても小さな事であったりする訳だけど、
それを持っているのは、素晴らしい事よなぁ、と。
大抵、夜に集まると、6時半頃から8時過ぎ位までで、
サッサと食べて、帰路につく。
話しながらも、ずっと食べている。
そして、また来週も会うかの様に、
「ほんじゃ、またね〜」と別れてしまう。
でも、一人になったら、ちょっと寂しいよねぇ。
本当に来週も会えたらええのに、と思っちゃうのよ。
帰りたいなぁ、日本に。
そして、「折角アメリカから来てんから」と、
3人で御馳走して下さった。
そのお心遣い、とっても嬉しい。
でも、次回からは私からも取ってちょーだい。
えみこにまで払わせるのは気が引けた(と、内輪で大笑いの事)。
今まで、この人達とお友達でいれるのは、
どこかしら、当然のような気持ちでいたのかもしれないけれど、
歳を重ねて、自分の不出来を知るにつけ、
よくぞお友達で居て下さった、と頭の下がる思いがする。
本当に、大切にしたいお方達。
本当に、今までもありがとう。
そして、これからも、どうぞよろしく。

と、カメラを忘れてやって来た私。
悪いと思いながら、もんらの所から無断で強奪してきちゃった。
ごめんよぉ〜、もんらさぁ〜ん。
で、これが4人組。
かわいいやぁ〜〜〜ん!<やけくそやな。

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