ぶしゅぶしゅはただ今13歳。
日本で言えば、4月から中学二年生。
そんなぶしゅぶしゅ、いつでもぶしゅっこランドでOKよ!な
未だそういう女だが、
実はなかなか裏表の激しい性格だ。
その表裏がクルクルとひっくり返るので、
きっと一緒に13年くらい住まないとどういう人なのか
理解し難いと思う。
私も彼女の日記を盗み読むようになって(エエエーーー!)、
初めてこの人の二面性を理解し始めた様に思う。
何せ、ほとんど感情を表に出さないので、
そういう大人しい子なのか、と思っていたら、
いやいやとんでもない、内で色々思うタイプらしく、
それは長女も同じ。そして、長女なんかはきっと、
「それはお母さんのせい!」と声に出して言うのか、
ブログに悪口を書くのかするのだと思う。
だから、例えば「これは!」と思う事をしたらこちらは怒るが、
その時の次女はしお垂れているが、
しかし、その五分後には自室に引き蘢り、日記に書き付ける。
その文面が凄い!
「あのクソ女、いつでも下っ腹突き出しやがって!
お前はそういう事しなかったのかよ?した事なかったのかよ?」
・・・と、こんな感じに延々続き、
「早くこんな家、出て行ってやる!」で大体結ばれる。
もう、『うちの三姉妹』じゃないが、
「了解。私の子です」とぶっ倒れる程、私の子供の頃に似ている。
ただ、私はそれを表にも出したが、彼女は私にはそれを見せないだけ。
そんな次女だが、小学生の時には「口がないのか、お前は?」と
思う程、外に出ると恥ずかしがり屋だったのに、
今ではかなりのイケイケに成長してしまった。
そして、先日、ある男子にask outされて断ったのだが、
彼女の友人達が学校でその男子を見つける度にヒューヒューと
うるさいらしい。断った手前気まずい彼女はそんな友人達に切れて、
「あなた方!私の人生に起った事をそうやって一々、
一生指摘する訳!?そんな事、不可能で無駄な事なんだから、
一切やめて戴きたいわねっ!」と言ったらしい。
友人達は、一斉に静かに押し黙ったと言う。
この様に徐々にではあるが、裏自分をもかなりな頻度で
表し始めた次女だが、これが好きな男子にはてんでダメで、
一気に『小学生時代のぶしゅこちゃん』に戻ってしまうらしい。
今、彼女がご執心なのは日本人とイギリス人のハーフの男子。
思わず顔にうるさい長女でさえ、写真を見て、
「かわいい!爽やか!ああ、お願い!このまま大きくなって!」と
懇願してしまう程に男前で、その上、何と言っても、
性格の良いのだ。そんな彼に先ずは顔を覚えてもらって、
それから長ーい紆余曲折を得て、facebookでようやっと
メール交換できる所まで来たのだが!
実際に会って話すと、「ぶしゅぶしゅね、話せないの」。
・・・・って、
なんでやね〜〜〜〜〜んっ!!!
「顔がねガーーーーーッて熱くなってね、もう頭の中が真っ白に
なってね、・・・・・・話す事がなくなるんだよね」
ではなく、ただ単に思考機能が停止してるんだろう?
そんな彼女に我家の男子達は
「何かわいこぶってんだよっ!」
「ぶりすぎなんだよっ!」
「話せよっ!話に行けよっ!」
「バーーーカ、そんなお前自分で思ってる程かわいくねーんだよ!」
「ぶるなよなっ!」
と、どこまで言うねん、という程の言いようである。
そんな「人生続くよどこまでも」と錯覚しているぶしゅこだが、
私が思うに、13歳の男子に果たして、そんなぶしゅこを
待てる程の忍耐力がある・・・、とは到底思えん。
「ぶしゅこー、人生一度きりなんだからね、
そんな『私としゃべったらがっかりして嫌われるかも』なんて事
考えて嫌われるより、本当に話した後に嫌われた方が
ずっと良いよ」と、あれ、なんだか後ろ向き?な助言を与えつつ、
ふとその時!
私の脳裏に13歳の私が浮かんだ。
『○○聞いてー、私な男子と話すん、嫌やねん。
なんか知らんけど、男子と話したら顔が熱ーーーくなるねんもん』
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了解。私の子です。

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