今年も忙しいクリスマスがやっとの事、終了した。
ああ、大変だった。
しかし、今年はちゃんとクリスマスのお菓子であるクッキーも
大量に焼けたし、もう伝統行事になりつつあるイブの
クリスマス・フォンデュも友人一家と楽しんだし、
そして!大本命のクリスマスディナーも大成功!
終わってみれば、えらく充実していた。
クリスマスディナー、今年はぼんの彼女とその妹も参加。
メニューは、
ローストビーフ
ブロッコリーとカリフラワーのサラダに
エビとアボガドのドレッシング
デビルスエッグ
マッシュドポテト
ピー
コーン
パン
バナナクリームパイ
パンプキンパイ。
今年のローストビーフは私の人生史上、最高の出来。
実は午前中はテニスに行ったので、
テニスの行く前、午前6時半に起きてビーフの下ごしらえを
して行った。
ビーフはサーロインの塊を6パウンド、キロに直すと、
約3キロ弱。値段はWhole Foodsでセールになっていて、
パウンドあたり$3.99だった。安いよねぇ。
それって、円に換算すると、たったの100円弱だよ。
その塊肉のあちこちにポケットを作り、
そこへにんにくとパセリの微塵切りをつめる。
そして、塩とこしょうを丁寧になすりつけて、
ラップに包んでそのままキッチンカウンターの上に放置。
もちろん、一番手間暇のかかるパイの下ごしらえも。
パイ生地を伸ばせば使える状態にまでして冷蔵庫にポイ。
で、テニスでほんの1時間か1時間程、、、のつもりで
出かけたのが、あまりの楽しさに抗えず、
しっかり3時間近く楽しんでしまった。
そして帰って来てから、シャワーを浴びたら、怒涛の飯作り。
先ずはパイから。
冷蔵庫で休ませていたパイ生地を丁寧に伸ばし、
バナナクリームの方は先にケースだけ焼く。
焼いてる間にクリーム作り。
そして、バナナクリームの方をケース、クリーム共に
冷ましている間にパンプキンパイを焼く。
で、パンプキンパイがオーブンに入ったら、次にパン作り。
もう、パンは最近、2、3日置きに焼くもんで、
ご飯炊き並みの手軽さになってきているから、
これはサササと済む。
パンプキンパイが焼き上がる頃には、もうパンの方も
第二次発酵の最終段階で、それもオーブンへ。
パンがオーブンに入ると、玉子を茹でながら野菜を蒸す。
で、別のお鍋でじゃがいもを茹でる。
そうして、野菜を蒸す僅かの時間の間に、
ビーフと一緒にオーブンに入る香味野菜をザクザク切る。
そこからはもう、ダダダ仕事であんまり記憶に残っていない。
パンが焼けたら、玉子の殻をむいたり、アスパラガスの
下処理をしたりでてんてこ舞い。
とにかく、ビーフがオーブンに入ったのは、午後5時だった。
それから、2時間、ゆっくりとローストするのだ。
7時過ぎにオーブンから出て来たビーフは完全なるミディアムレア。
お肉を別のトレイに移動させたら、パンの底にでている
水分を別鍋に漉す。野菜もこし器に乗せて、じっくり押して
水分を全部出させる。それから、1カップのスープストックを
熱くしてパンに流し、パンのそこについている旨味を
こそげとる。で、先の鍋に加え、ミルクに片栗粉を溶いたものも
その鍋に加えたら、塩とこしょうで味を整えてとろみが
つくまで加熱する。もう、肉と野菜の旨味たっぷりの
美味しいグレイビーが完成したよ。
肉は薄くスライスしたら、途中で肉の横に投入したアスパラガスと
一緒に食卓へー。
子供達は信じられない量を食べる。
ケイたろが一時にトングで挟んだ肉の量を、
私は生涯、忘れないだろう。急いで、もう少し、切り足さねば
ならない程だったから。
パンも3ローフ焼いたけれど、一気に2本分がなくなった。
パイだって、2台焼いて正解。24センチの大きなパイだったが、
どちらも残ったのは3、4ピースになってしまった。
なぜなら、子供達にどっちのパイが良いのか聞くと、
声を揃えて、「Bo-----th!」と言うのだからして。
食事の後は頂き物のチョコレートとファッジを出して、
ゆっくりとお茶タイム。
もう、その頃には私はクッタクタだったが、
最後の気力を振り絞って台所を片付けた。
オーブンのセルフクリーニングをセットして、ストーブを磨き、
皿をディッシュウォッシャーへ。
テーブルクロスをはずして、ダイニングテーブルを磨き、
キッチンカウンターも最後にピカピカに。
彼女達が帰ったのは11時半頃で、
その後、お茶器を片付けて、卓袱台の上を磨き、
シンクを磨いて、水気を全部取って、終了ーーー。
もう、頭の中でホイッスルの音が聞こえたわ。
「もう、明日はずっと寝てる」と言いながら、ベッドに入ったが、
いつも通り、6時半に目が覚める。
そして、今日もやる気満々!
私はつくづく元気なのだと思う。
何故なら、また今からテニスに行くのだからして・・・。

6