昨日、畑野さんのお宅へ遊びに行った時に
「万両さん、スケソウ鱈(たら)を沢山貰ったから持って帰らない?」と仰ったので「それなら干魚に作って持って来るわよ〜

」と言って、万両号に積んで持って帰って来ました。
スケソウ鱈は、『紅子・タラコ』の親です。
真鱈(マダラ)より魚体は小さいのですが
昔は真冬に家の軒下で干されている所を、よく目にしました。
煮付け・汁物にしたり、完全に乾燥してカッチカチになった棒だらは
金鎚で叩いて、むしってマヨネーズと唐辛子を付けて食べても美味です。
どちらかと言うと、身よりもタラコが重宝されていますが
最近では『助だち(白子)』の値段も高くなっています。
京都の『芋棒』という郷土料理
http://www.imobou.net/は
真鱈を乾燥した『棒だら』を使っている様ですが
スケソウの棒だらの煮物も美味です。
ロシアとの200海里で『安全操業』も行われていますが
漁獲量も少なくなっている貴重な魚です
昨夜はそのまま万両号の荷台に置いて
今朝、作業所で『スケソウ鱈』を作りました。
久し振りの作業所は、ヒンヤリとして気持ちが引き締まりました。
作業所に暖房を入れて、まな板を出しスケソウ鱈のウロコを取り始めたら
ウロコを取らないタラの模様から
「これって真鱈(マダラ)模様???スケソウ鱈なのに真鱈(マダラ)???」と思った単純なアタクシ
上の鱈はウロコを取っていないタラです。
下のタラはウロコを取ったもの
汁物にした時にウロコを取らないとウロコが剥れて、お汁に浮くので
面倒でもウロコは取りましょう。
金ダワシを使うと綺麗に取れるよ
〜マダラ模様の語源〜<インターネットで検索>
諸説はあるが正確な語源は未詳
一般に流布している中では仏教語『曼荼羅』が音変化した語とする説があり
曼荼羅は悟りの世界や仏の教えを描いた図絵で一定の枠内に種々の色が入り混じり
仏や菩薩も種々描かれている事から『マンダラ』が『マダラ』になったとするものだが
『まだら』の語は8世紀の『万葉集』にも見られる事から考え難い
その他は『間離(まはだら)』の略、『間処有(まとあり)』の意味
『間加不足(またらざる)』の意味があり『間』を主にした説が多い
>その他は『間離(まはだら)』の略、『間処有(まとあり)』の意味
>『間加不足(またらざる)』の意味があり『間』を主にした説が多い
でも↑この説明って、よく分かんないよねぇ〜〜〜^_^;

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