先日、八戸出張時にJR八戸駅を歩いていたら
『にのへ』という冊子を発見しました
その冊子で興味を引いたのは『うるしの里 美酒の国』
というキャッチコピーでした
『清らかな水、空気、そして、大地・・・・・。
それは二戸市が誇る厳しくも美しい環境
ここから送り出されるのは、人々が歴史の中で紡いできた
豊かな風物だ。』
この書き出しで始まる二戸市の広報冊子を読むと
ここは素晴らしい職人が居て、世界に誇れる
モノづくりをしている場所だと知りました
二戸市浄法寺(にのへし じょうほうじ)
高速道路を走っていると『浄法寺』という文字を
よく目にしていましたが、こういう地だという事を
全く分からずにいました。
冊子によると
現在、国内で流通する漆のうち国産漆は、わずか3%
そのうち約70%が、二戸市浄法寺地区を中心に
生産されている『浄法寺漆』とのことで
その漆掻き職人が掻いた漆は最高品質のものとして
全国に出荷されている。
金閣寺や日光東照宮をはじめとする文化財の修復には
浄法寺漆が不可欠とされているとの事です。
そして美酒は創業明治35年(1902年)『
南部美人』
水の恩恵を受けて「綺麗で美しい酒を造りたい」との
思いから昭和26年(1951)に『南部美人』という
銘柄にしたのだそう

平成29年(2017)にインターナショナル・ワイン・チャレンジ
SAKE部門で最高賞に選ばれたそうです。
受賞銘柄に使っているのは、二戸の農家チームが育てた
『ぎんおとめ』という酒造好適米
水は折爪馬仙峡の清らかな伏流水
二戸の南部杜氏が二戸の酒蔵で醸すという地場の酒である。
全て地場のモノで酒を造れるのは、この土地の豊かさゆえ
読めば読むほど、二戸に行きたくなりました
青森県八戸市から岩手県二戸市へは、車で1時間程で
行ける事が分かり、帰りのフェリーは夜10時発なので
急遽、出掛ける事にしました

滴生舎(漆器のギャラリー)
店内のディテールの撮影はNGですが
大まかな撮影は許可してくれました。
漆器について質問すると、素敵な女性が答えてくれました。
そして家宝にしようと思って、7寸の皿を記念に買いました

岩舘正二作
お皿の裏には『浄』の文字が
普段使いにしようと思います(*^-^*) と言いながら
未だ使えないでいますぅ
そして
お世話になっている方へチャンピオンのお酒1升と
お薦めのお酒1升をギフト用に発送して貰い
お酒の弱い私達ですが『南部美人』の五合瓶を1瓶
買って来ました
お祝い事を作って、飲みたいなぁ〜



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