釣行日 :2007/11/08
天候 :晴れ・ソヨソヨのちナギ
場所 :
大磯 恒丸
ポイント:大磯東沖、真沖
同行者 :なし
【今日の獲物】
アカカマス(17)28〜45cm
マアジ(2)31〜33cm
マサバ(1)37cm
ゴマサバ(2)35cm →エサ
シロムツ(1)24cm
ユメカサゴ(1)18cm
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『面白い』、『旨い』『難しい』、コレは晩秋から初冬の風物詩、やらないで年末を迎える事はできません。
10月も中旬を過ぎると、
「何時始まるのかなぁ?」と恒丸のHPをアクセスする日が続きます。例年、この時期に突然
「××日よりカマス乗り合い始めます。」
と告知されるのです。
今年は10/27(土)スタートと案内されたのですが、天気が悪かったため翌28日に開幕となりました。
最初っから爆釣〜という事も過去にはありましたが、最近は静かにスタートして1〜2週間経ってから調子が上がるというパターンが多いのです。
そこで暫し様子見、なかなか数字が大きくなって行きません。この釣りが大磯でやっている事を教えてくれたのは二番弟子のトックンです。
「きっと奴もやきもきしているだろうなぁ...。」
と、週末近くに携帯メールを入れてみました。
『どうも開幕したもののぱっとしないみたいですね。無理して仕立てなくて良かったです。現在様子見中。』
すると、
『そーなんですよ。実は明日休暇予定なんですが、どーしようかとおもっているところなんです。』
と返事が来ました。きっと腹の中を覗かれた様な気がしたに違いありません。
どーしようと思っている訳は無く、休暇予定という事は行く気マンマンという事なのです。
師匠に声を掛けることなく「いい思いしちゃうもんね。」という事なのです。
(まるかつも予定がパンパンで行く事はできませんでしたが...。)
結果もメールでもたらされましたが、やはりまだ時期尚早でスソが1、トップが12だったようです。この後徐々に成績が上がり始めトップの数字が上り調子に。そしてスソの数字が高くなってきました。
いよいよ本格的にシーズンインした証拠なのでスクランブル発進決定です。
7時出船なので「ゆっくりで良いけど、平日といえどもカマスは込むからなぁ。」と5時半に到着すると...、
カマス大好き親父は沢山いるのです。
定刻までに21人が集合して出船となりました。
最初は江ノ島方面に船を走らせ115mダチgからスタート。第一投は100m付近でサバに捕まってしまいました。しかし、これは不運と嘆く必要はなく直ぐに捌いて新鮮なサバ短を作りました。
少し移動して次のポイントでは着底と同時にアタリ。一年振りなので体がアワセを入れてしまいそうになるのですがグッと一呼吸おいてアワセると
ギュギュギューンと乗りました。
「気持ちイイ〜!」
思わず大きな声が出そうになってしまいました。いきなりダブルを連発、幸先良いスタートです。
11時位まではポツポツとアタリが続き勝ったり負けたりの繰り返しでしたが、昼近くなって全くアタらなくなり大磯沖に移動。ここで二回目の盛り上がりを楽しむことができました。
今日は型が良いです、極小の30cm以下が1匹いましたがほとんどが35cm以上。大きなものは極太の45cmサイズでしたので大満足です。
アカカマスは100m以上の中深場なのにカワハギ釣りみたいにアワセを入れなければ掛ける事ができません。一気に飲み込むわけではなく、エサ取りも上手い。
胴突中深場の根魚釣り+カワハギ+タチウオの駆け引きみたいな面白さと奥深さを持った釣りなのです。かなりテクニックが必要です。
その上食味が最高ですのでタマラナイ釣りという事になります。
まだ未経験の方は是非今シーズンにトライしてみてください。嵌るはずですよ!!
【今回のお料理】
アカカマス:刺身、炙り刺身、塩焼き、天ぷら、潮汁、棒寿司
マアジ:タタキ、中落ち唐揚げ
マサバ:シメ鯖
シロムツ:煮付け
ユメカサゴ:煮付け

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