猫たちが退院してやれやれだったのですが、先日病院に行ったら「そうそう、言い忘れてたんだけどココア、乳腺に腫瘍があるかもしれない。」と先生に言われました。
触らせてもらうとコリッと小指の先くらいの塊が触ります。もしかしたら乳腺炎かもしれないしわからないのですが、腫瘍に針を刺して悪性かどうか検査をすると、猫の場合肺など他の部分に転移することがとても多いのでやらないほうがいいようです。
そして犬と違って猫は手術で取りきることが難しいそうです。ココアはとりあえず様子見で、1週間ごとに触ってみて1ヵ月後に3倍になっていたら先生に連絡ということになりました。
これまで腎臓機能の低下以外病気という病気もなく元気に過ごしてきたココア。考えてみたらもう19歳なのですから、猫の中でもかなり長生きです。ここまで大病なく過ごせたことがラッキーだったのかもしれません。
先生に腫瘍のことを聞かされて多少うろたえましたが、もし腫瘍でも年も年だし上手に付き合っていくことを勧められました。私も年老いたココアに体力を消耗する手術を受けさせるのはどうかと思うのでそれがいいかなと思います。
これまで猫たちが死ぬと実家の庭に埋めてきたのですが、もしココアが死んだらどうしようと妹に相談。冬に死んだら深く土を掘れないし、一人(っていうのも変だけど)置いてくるのはしのびないので、火葬してしばらく家に置いて、それから実家に埋めるのがいいかってことになりました。
まだ死んだわけじゃないのにこんな話をするのは嫌なのですが、いざってときに決めていないとバタバタするのはもっと嫌なので話し合いました。
人間も「私が死んだら・・・」なんて話をするのは縁起が悪いからってしたがらないけれど、残された身近な人からしたらその人の思うように葬式をあげたり、死後のことをしたいと思うものなので、やはり家族で話し合っておくのは大切ですよね。あ、そんなこと言いながら何年も前に買ってある遺言ノートに何も書いてないけど。(^^ゞ
人間でも猫でもいつかは死ぬもの。死ぬことを今から嘆いてもつまらないだけなので、ココアのこともあまり気に病みすぎないよう努めてます。とりあえず今は元気にしているのだから、穏やかに楽しく過ごさせられればと。

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