そういえば、先日小布施に行ってきました。栗の木テラスのモンブランがとてもおいしいと、ずいぶん前に友人から聞いていて食べたくて。旬に出向くことも少ないので、栗のクリームのシュークリームと、栗のお茶というのも注文しました。
どれもおいしかったけれど、栗尽くしにしすぎて、しばらく栗はいいやーという気分に(笑)。駐車場に戻ってからも、厨房から流れてきたらしい栗の香りがしていて、もういいですからーと思いました。
お昼は駅弁でおいしいのがあればと思い、小布施駅まで出向いてみました。が、駅弁は売っておらず。せっかくなので入場券を買って、構内に保存されている古い車両も見てきました。
屋根のある場所に保存されていますが、中は結構荒れていました。出入り自由だからか、ねこが寝ていたらしい跡なども。しばらく見学してから写真を撮っていたら、先ほど入場券を売ってくれた駅員さんが掃除がてら話かけてきて「一番後ろにある1003って車両は、私が入社したときに練習した車両なんです。一番前の機関車は、やっぱり入社した頃からあって縁が深いんですよ。そしたらどっちも永久保存されることになって、私はこの駅へ赴任で、なんだか縁があるので話したくなりまして。」と。駅員さんにとって、思い出深い車両が保存されることになり、うれしいでしょうね。これでもう少しだけ大切に保存されたら、もっとうれしいでしょうに・・・なんて思ったのでした。駅弁はなかったけど、思わぬ話も聞けて、行ってみてよかったです。
ついでに渋温泉まで足を伸ばし、前から見たかった金具屋という古い旅館を見てきました。千と千尋の神隠しの湯屋のモデルらしいです。その建物も見事でしたが、狭い温泉街で全体を見ることはできないのは残念。けれど、温泉街そのものに小さな路地がたくさんあって入り組んでいて、どこからか千が走り出してきそうな、とてもいい雰囲気でした。
温泉街らしい射的屋があったりして外湯も多いようだし、これは一度泊まりに来て見たいと思う温泉街でした。
そうそう、温泉に行く途中で中野市のバラで有名な公園にも寄りました。秋バラは香りがいいよと聞いたので、見るというより嗅ぎまくってきました。芳醇という種類は、その名の通りとてもよい香りでしたが、案外香りのしない種類も多かったです。

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