2011/3/20
震災による本番サーバのクラッシュで徹夜したかと思えば、停電だから早く帰れと言われたり・・・
なかなか生活のリズムが掴めない私でしたが、1週間がたちやっと仕事の方は落ち着いてきました。
以下の記事は、実は1月前からあたためていたのですが、2月中旬から釣行記が本格化し、なかなかアップ出来ずにいました(笑)
今年は実は例年以上に、結構ルアー作ってたりします♪
これは今着手している物の前に完成したルアー達です。
(既に何度か釣行記のヒットルアーとして登場してますね♪)

ご覧の通り、5本中3本がシンキングペンシル(以後シンペン)と呼ばれる類の物です。
実は私、最近シンペンの意外な奥深さにハマってます!
そこで今回は、せっかくなので私なりのシンペン考察を書きたいと思います。
シンペン…
彼らは…
『引くと浮いてくる』
運命のルアーだと思われます(笑)
それはどんなにレンジキープをうたい文句にしたルアーでも同じです。
シンペンは沈む力、浮上する力、引かれる力の力関係により、ルアーアクションが発生する仕組みになっているからです(勿論それだけではありませんが)
おそらく、引いても浮かないシンペンは、全くアクションしないことでしょう。
しかし、浮上しようとする力、また、浮上してくる角度はビルダーの工夫によって調整することが出来ると思ってます。
そこには前後のウエイトバランス、ウェイト量、沈下姿勢など様々な要素がありますが、一番大きく関係するのはボディ形状です。
@水を受ける部分。
A水を後方へ流す部分。
この部分のメリハリを持たせれば持たせるほど、水流に抵抗が生じるため、ルアーは浮上し易くなります(アクションは緩く大きくなります)
わかりやすく参考画像を使うと…
2本のCategory-N105があります。
この角度から見ると、シェイプはほとんど同じです。

しかしこれを正面から見ると…

今度は上から見ると…

歯形のこびりついたレッドヘッドの方は、従来の仕様です(この仕様で70アップを多数、ランカー実績もありです♪)
干潟のドシャロー攻略を目的に作ったため、膝程度の水深でも、ボトムノックせずに快適に引けますが、流れの速い場所、複雑な場所は、浮上が速すぎて扱いにくいです。
アクションの質としては、ゆったりとした首振りアクションを演出します。
イワシカラーの方は、磯マルやある程度流れの速い河川でも使い易いように、若干シェイプをモディファイした物です。
水を受ける部分の面積が小さく、またカーブを持たせたサイドの恩恵で、後方へ巻き込むように水流が流れるため、浮き上がりが押さえられます。
アクションの質は同じですが、1ピッチが鋭く速くなります。
因みにルアーを正面から見た時の断面が、楕円に近くなればプリプリとしたロールの動きが出しやすくなり(倒れやすくなる)、底辺をこのルアーのように平らな形状にすると、首振りが得意なルアーになります。
このように、少しのシェイプの差でルアーの性格ががらっと変わったりするのがとても楽しいです♪
ただし、最近流行りの(?)リップのついた形のシンペンについては、上記の説明は当てはまらないかもしれません。
あのタイプはリップにより、更に潜ろうとする力が加わるからです。
ホント・・・ルアーメーカーは上手い事考えますね!(汗)
まだまだ語りきれないこと、また私の知らないことが、シンペンには沢山隠れていると思います。
これを読んで下さった皆様も、シンペンをお店で購入する時に、ルアーアクションを妄想してみるのも面白いかもしれません♪
もう一度書きますが、ポイントは・・・
『どこで受けて、どう流すか』
です。
今回も私の好き勝手な独断と偏見を、最後まで読んで下さり有難うございました。
さて、次は何を書こうかな♪(笑)

なかなか生活のリズムが掴めない私でしたが、1週間がたちやっと仕事の方は落ち着いてきました。
以下の記事は、実は1月前からあたためていたのですが、2月中旬から釣行記が本格化し、なかなかアップ出来ずにいました(笑)
今年は実は例年以上に、結構ルアー作ってたりします♪
これは今着手している物の前に完成したルアー達です。
(既に何度か釣行記のヒットルアーとして登場してますね♪)

ご覧の通り、5本中3本がシンキングペンシル(以後シンペン)と呼ばれる類の物です。
実は私、最近シンペンの意外な奥深さにハマってます!
そこで今回は、せっかくなので私なりのシンペン考察を書きたいと思います。
シンペン…
彼らは…
『引くと浮いてくる』
運命のルアーだと思われます(笑)
それはどんなにレンジキープをうたい文句にしたルアーでも同じです。
シンペンは沈む力、浮上する力、引かれる力の力関係により、ルアーアクションが発生する仕組みになっているからです(勿論それだけではありませんが)
おそらく、引いても浮かないシンペンは、全くアクションしないことでしょう。
しかし、浮上しようとする力、また、浮上してくる角度はビルダーの工夫によって調整することが出来ると思ってます。
そこには前後のウエイトバランス、ウェイト量、沈下姿勢など様々な要素がありますが、一番大きく関係するのはボディ形状です。
@水を受ける部分。
A水を後方へ流す部分。
この部分のメリハリを持たせれば持たせるほど、水流に抵抗が生じるため、ルアーは浮上し易くなります(アクションは緩く大きくなります)
わかりやすく参考画像を使うと…
2本のCategory-N105があります。
この角度から見ると、シェイプはほとんど同じです。

しかしこれを正面から見ると…

今度は上から見ると…

歯形のこびりついたレッドヘッドの方は、従来の仕様です(この仕様で70アップを多数、ランカー実績もありです♪)
干潟のドシャロー攻略を目的に作ったため、膝程度の水深でも、ボトムノックせずに快適に引けますが、流れの速い場所、複雑な場所は、浮上が速すぎて扱いにくいです。
アクションの質としては、ゆったりとした首振りアクションを演出します。
イワシカラーの方は、磯マルやある程度流れの速い河川でも使い易いように、若干シェイプをモディファイした物です。
水を受ける部分の面積が小さく、またカーブを持たせたサイドの恩恵で、後方へ巻き込むように水流が流れるため、浮き上がりが押さえられます。
アクションの質は同じですが、1ピッチが鋭く速くなります。
因みにルアーを正面から見た時の断面が、楕円に近くなればプリプリとしたロールの動きが出しやすくなり(倒れやすくなる)、底辺をこのルアーのように平らな形状にすると、首振りが得意なルアーになります。
このように、少しのシェイプの差でルアーの性格ががらっと変わったりするのがとても楽しいです♪
ただし、最近流行りの(?)リップのついた形のシンペンについては、上記の説明は当てはまらないかもしれません。
あのタイプはリップにより、更に潜ろうとする力が加わるからです。
ホント・・・ルアーメーカーは上手い事考えますね!(汗)
まだまだ語りきれないこと、また私の知らないことが、シンペンには沢山隠れていると思います。
これを読んで下さった皆様も、シンペンをお店で購入する時に、ルアーアクションを妄想してみるのも面白いかもしれません♪
もう一度書きますが、ポイントは・・・
『どこで受けて、どう流すか』
です。
今回も私の好き勝手な独断と偏見を、最後まで読んで下さり有難うございました。
さて、次は何を書こうかな♪(笑)

投稿者:あきんど