NIGHT * SPIDER - X by 江原堅志

真実と答えの全てはフィールドにある。

磯ヒラスズキ、ウェーディングシーバス、青物、そしてフィッシングトリップ。メディアに惑わされず本物を追い続ける実戦主義ソルトルアーフィッシングチーム=NIGHT*SPIDER。

江原堅志、あきんど、小澤剛 がお届けする純度100%実釣リアルレポート。どうぞお楽しみ下さい!

 
舞台は関東近海。 そしてショアラインからの限界。 そんなドラマを求め••• 目まぐるしく変わり行くフォーシーズンの海洋状況に気象状況。 X-STYLEでモンスターフィッシュに立ち向かう。  ターゲットはいつでも本能のままに。 いざ勝負だ !

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江原登山記:厳冬期阿弥陀北稜1・雪訓、ラッセルアプローチ編

阿弥陀岳(あみだだけ)。2805メートル。八ヶ岳南部エリア。


今回アタックしたのはバリエーションルート(登山道のない)の北稜(ほくりょう)ルート。アルパインクライミングでの挑戦。





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この山を真正面から登るのだ。





厳冬期の阿弥陀北稜は自分にとって2年越しのチャレンジだ。昨年も2度計画していたのだが、悪天で中止となっていた。


我々がアタックしたのは厳冬期真っ只中の2月20日。アプローチ前日の18日の南八ヶ岳は大雪となり、降った新雪は50センチを越えた。





積雪後の完全にノントレース(踏み跡のない)のコンディション。そして風速20メートル越えの風。

-20℃の低温下。体力、気力ともに必要な厳しいミッションとなった。








●厳冬期阿弥陀北稜





2月19日。前日に新雪が50センチ以上積もった八ヶ岳。




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予想以上の積雪の中、赤岳鉱泉に入った我々5名。

アタック前日。

まずはいらない荷物を赤岳鉱泉小屋にデポし、少し上がったところにあるジョウゴ沢まで雪上訓練に出た。





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ジョウゴ沢・F2右岸の側壁ルンゼを2ピッチ(ロープ2回分の登攀)。





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訓練とは言え、マルチピッチで本番さながらの登攀を。






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午後からの訓練開始に5名の大所帯という事もあり、懸垂下降にも時間を取られ・・・





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赤岳鉱泉小屋に戻ったのはすでに暗くなった18時を過ぎていた。





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その夜はたらふく食事をとり、酒もほどほどに21時には寝床に入った。









●DAY2アタック






20日の早朝。

眠い目をこすりながら06:00に準備を開始。





朝飯をガッツリとかきこみ、熱湯をサーモスに注ぐ。

07:40いよいよ阿弥陀を目指し出発だ。





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空気はひんやりと冷たいが、空は晴天に恵まれ天気は良好。





真っ白に雪化粧した硫黄岳が見えている





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しかし見た目の青空とは裏腹に上空の雲はすごい速さで流れている。稜線の風はすごそうだな。






淡々と中山乗越方面に樹林帯をすすみ





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今回の目標となる阿弥陀岳を望みながら行者小屋を通過。





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気象協会による風速21メートルの予報通り、メチャ雪煙上がってるよ〜(笑)





そこから数十分。阿弥陀岳方面のアプローチとなる中岳沢道分岐より、いよいよ突入だ。予想通りトレース(踏み跡)はない。





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つまりこの数日は誰も入っていないってこと。





一昨日降った雪とその前からある雪でドッサリと積もった中岳沢の下部。

ラッセルを強いられる。







ピッケルのシャフトで雪を削り、膝で踏み固めながらのラッセル。それはとてつもなく地道な作業。





そろそろ雪崩要注意地帯だ。雪崩跡のデブリが沢山ある。

危険な谷をそれながら北稜を目掛け登高してゆく。





斜面の雪はさらに深くなり、八ヶ岳とは思えないくらい。吹き溜まりは顎に当たる深さ。


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ラッセルに手こずったこの斜面は進むのになんと1分間に5〜10センチくらいのペース(笑)めちゃ体力がいるし、手足がメチャ冷えるんだなこれが。でも大所帯だからまだラッセルに強いんだよね。





ラッセルは一人あたり約3分間で、疲れる前に横にそれ、5人でローテーションしてゆく。





徐々に尾根に接近し、右へ右へと登高。北稜の基部に取り付いた。そしてさらに北稜の背をめがけ、じわじわと高度を上てゆく。





ようやく高度は2600くらい。森林限界を越え、風が少し強くなってきたぞ。





ビュオっビュオ〜〜〜〜〜〜〜っ





北稜の背に出ると予報とおり20メートル前後の風。

巻き上げられた粉雪混じりの雪煙が顔をたたく。





バラクラバ(目出帽)とゴーグルを装着。






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この雪壁を越えた先の角張った所が北稜の核心への取り付き地点=ジャンクションピークだ。


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カメラを上向きに撮っているため写真では平坦に見えてしまっているが、かなり斜度があるのだ。





モサモサパウダーの雪壁を騙しだまし詰め、ジャンクションピークに到達したのは予定より40分遅れての10:40。





さぁ、ここから第一岩稜をめざすぞ。

ちなみに図で示すと、3時間かけ今登ってきたのが黄色のライン。この後の核心部となるのがピンク〜赤のライン。


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いよいよ阿弥陀北稜の核心部へ突入だ!





核心部編につづく・・・



投稿者:江原
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