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藍色少年  
















「帝人先輩って青って感じですよね」


学校帰り、ファーストフード店に寄り道していると、青葉君が唐突に言ってきた。
たまに、この子はよく分からないことを話す。


「どういう意味?」
「その通りの意味です。先輩は青って感じ」
「……じゃあ、園原さんは?」
「杏里先輩は赤ですね」
「赤……」


イメージカラーの話だろうか?
でも僕が青?うーん、どこら辺がだろう…?


「帝人先輩、俺は何色ですか?」
「青葉君が?」


何色……そう聞かれても、僕は何も思い浮かばない。
そもそも、青葉君の事、よく知らないし。

進級して、青葉君と出会って、ブルースクウェアやダラーズの事があったり、最近は一緒に帰ったりするけど、
よく考えれば、僕って青葉君のこと、何も知らない。
好きな食べ物とか、得意な教科とか、休日の過ごし方とか。

僕が生きて行く上で、知る必要のない情報だから今まで気にしたこともないけれど、
青葉君は僕についてよく調べ上げていると思う。

好きな食べ物、好きな色、好きな音楽………
だからイメージもしやすいものなのだろうか?

じゃあ、僕も青葉くんについてよく知った方がいいのか。
でも、今更好きな食べ物は、とか聞くの恥ずかしいよね。それに、はっきり言って興味がない。

彼について知っている情報が少なくても、イメージくらいはできるだろう。

頑張れ僕。僕の感性。


「……あの、帝人先輩?」


ずっと黙りこんでいたから心配したのか、青葉君が僕の顔を覗き込んでくる。
うーん、僕が言ってもいいことなのかわからないけど、本当に青葉君って童顔だよなぁ…


「………………藍色、かな」
「藍色、ですか?」


青葉君の大きな目がさらに大きく開かれた。
聞いたのキミでしょ?どうしてそんな驚いた顔をするのかな?


「いや、その……藍色、って、どんな色だったかな、って…」
「知らないの?美術部なのに?」
「馬鹿にしないで下さい。美術部だから、ですよ」


帝人先輩よりはるかにたくさんの色を見てきているんですから、とちょっと怒られた。
確かに、無限の色を見ていれば、どれがどの色かわからなくもなるだろう。
赤と言っても様々な「あか」がある。

あ、何だか言った自分も藍色ってどんな色かわからなくなってきた。


「僕も、わかんない」
「じゃあ何で言ったんですか」
「だって、藍色っぽかったから」
「色がわからないのに?」
「うん」


僕らは顔を見合わせて、同時にぷっと吹き出した。


「変な先輩」
「最初に変な事言いだしたの青葉君でしょ」
「そう言えばそうですね」
「あ、思い出した」


僕が閃いた、と目を輝かせれば、青葉君が首をかしげた。


「藍色!」
「……はあ?」
「だから、藍色!」


僕は人差し指を頭上に向けた。
それにならって、青葉君も視線をあげる。


「藍色、でしょ?」
「そうですね」


ファーストフード店の広い窓から見えるのは、綺麗な藍色に染まった空。
そうだ。この色が「青葉君」なんだ。


「これが俺の色ですか?」
「うん。これが君」
「よくわからないけど、」
「僕もわからないけど、」


それでも、これは青葉君の色。
赤からでも、青からでも、緑からでも、黄色からでも、どんな色からでも作れる藍色。
黒でもない、青でもない、(ダラーズでもない、ブルースクウェアでもない、)
敵でもない、味方でもない、(家族でもない、友人でもない、)

愛でもない、哀でもない、(逢でもない、相でもない、)







あいいろ。
























藍色少年







(正臣は黄色。明るくて、元気をくれる、きいろ)
(先輩の青を基調とするのが、俺の色、あいいろ)


色になるか、色になるか、
             さあ、どっち?)
―――――――――――――――――――――――――――――――

ちょっとよく分からんものが……
青帝……なのか、青+帝なのか……
青→帝→正なのか……


とりあえず青葉君と帝人が書きたかっただけ。
青葉君の一人称未だに迷う………僕は俺の方が好き!

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拍手変更  




11月になったので拍手かえました!


11月生まれの誰にしよう?と迷ってイーピンに!

何故www


イーピンなので中国語にしてみました^^
あってるかは不明。
ちゃんと日本語訳してあるぞ☆

拍手文も、リボーンが通訳してくれてるので大丈夫です!


翻訳サイトで翻訳したからマジ間違ってると思うけど気にしないで><


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タグ: オタク 日常

デリ雄!  





最近巷でデリ雄が流行っている(?)みたいなので

デリ雄を描いてみたよ!

ちなみにデリ雄とは「サイケデリック静雄」の略です☆



描いたんだけど僕、デリ雄の服知らないからバーテン服です><

あと青青しくて見づらい…←






クリックすると元のサイズで表示します








僕絶対色彩の勉強した方が良いよね


今度図書館で本借りて勉強してくる!



多分、結果は見えない←



シズちゃんらぁぶ!!!!!


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双子  





小説帝人双子設定で一本うpしました!

意味不明です!書き直すかもしれないです!



というわけでいってきます!!!!
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タグ: オタク 日常

不法侵入、ダメ、絶対。  












辺りが静まり返っている真夜中。
高校生二人の兄弟が暮らしているボロアパートに、忍び込む影が一つ。
錆ついている鉄製の階段を音を立てずにのぼり、お目当ての部屋の前に着くと、ニヤリ、と口元を歪めた。


「おっじゃまっしまーす……」


ゆっくりとドアノブに手を掛けるが、案の定鍵がかかっていた。
そんなことは想定内だったので、肩にかけていたカバンの中から針金をとりだし、鍵穴に差し込む。
何回か鍵穴をいじくると、カチャ、と鍵が外れた。
そしてもう一度おじゃまします、と囁き、今度こそ中に侵入することが出来た。













…しかし、













「こんばんは正臣。わざわざこんな時間に私に刺されに来たの?」
「…………コンバンハ皇人サン……起キテラッシャッタンデスカ…」
「うん。誰かさんに起こされたんだよね」
「……………………マジごめん」


人一倍気配に敏感な皇人は、正臣が家の前に着いた時点で起きていた。
隣ですやすや眠る帝人を起こさないようにペンを持ち、玄関で正臣が入ってくるのを待っていたのだ。

まったくもって非常識な行動をする親友に、皇人は深い溜息をつく。


「で?私達に何か用?」
「いや…用ってわけでは…」
「そう。私がコレ刺せば還ってくれる?」


皇人はコレ、と右手に持ったボールペンを掲げた。
正臣は顔を真っ青にして、ひぃ、と後ずさる。


「いやもうホントごめん刺すのだけはマジ勘弁!つーか「かえって」の漢字違う!還ってじゃなくて帰ってだろ!」
「私としては間違ってないんだけどね」
「お前何でも真顔で言うからわかんない!」
「いや、マジの話」
「いやああああ俺死亡フラグぅぅぅぅぅ!」
「ちょ、うるさい!帝人が起きるでしょ」
「うにゃあああ刺さってる!刺さってる皇人!!!!」
「声帯潰すよ?」
「はい、黙ります」


頭から血を流して正臣は黙った。
皇人はとりあえずここから出るよ、と帝人を部屋に残して外に出た。


「正臣、私達は非日常は好きだよ」
「………うん」
「でも非常識は嫌い」
「………うん」
「何か言うことは?」
「心の底からごめんなさい」
「まあ、私も正臣が死んだら帝人が悲しむから殺さないけど、」
「帝人の存在に今日ほど感謝したことはない!」
「あ?」
「帝人だいすきー!ずっと親友でいようなー!」
「黙んないと大腿骨折るよ」
「この寒い時期に歩けなくなるのは嫌だ!」


アパートの前で正臣は皇人に何度も頭を下げる。
異様な光景だが、真夜中なので人がいないのが幸いだ。


「俺、さっきまで刑事もののドラマ見てたんだよな」
「…で、そこに出てきた泥棒がピッキングしててあれなら俺でも出来そうじゃね?と思って私達の家で試したと?」
「さすが皇人!パーフェクト☆」
「そう。死ね」
「あるぇー!?さっき帝人が悲しむから殺さないとか言ったの誰ぇええ!?」


皇人が振り下ろしたボールペンを紙一重でかわす。
その時、皇人ー!と叫ぶ帝人の声が響いた。


「「帝人!?」」


二人は急いで部屋に戻ると、そこには帝人と、もう一人、見覚えのある黒尽くめがいた。


「やあ、正臣君もいたんだね」
「い、臨也さん…!?」
「何しに来たんです?あなたも正臣と一緒で私のボールペンの餌食になりに来たんですか?全く、ドMの相手は面倒ですね」
「皇人俺違う!あの人はそうかもしれないけど俺は違う!」
「ははは正臣君、キミ死にたいのかな?」
「黙れお前が死ね」
「帝人君、キミ、ろくな人周りにいないよね」
「あなたを筆頭にね」


皇人の言葉に臨也はひくっと口を歪ませた。


「こんな夜中に何の用ですか。不法侵入や未成年に手を出すのは犯罪ですよ」
「不法侵入は認めるけど最後の何!?」
「要は帝人から離れろ変態ってことですね」
「みかどくーん、弟さんこわーい」
「えっと、ちょっと待って下さい。僕、寝起きでよく分からないんですけど…」


頭の中で現状の整理が出来ない帝人は、ここにいる面子を見て頭上にはてなを浮かべている。
何故親友がいるのか、何故臨也がいるのか。


(…だめだ、全然わかんない)

「とりあえず、臨也さんは何故ここに?」
「ちょっと帝人君に用があって」
「僕に、ですか?」


そう、と臨也は帝人の耳元に口を寄せ、小さく何かを囁いた。


「え!?ホントですか!!」
「ホントだよ。どうする?一緒に行く?」
「行きます!是非!」


じゃあ明日夕方6時に西口公園の噴水の前でね、と言い終わる前に、皇人が臨也の咽喉にボールペンの先を突き付けた。


「…なーに怒ってるのかな、皇人君?」
「帝人に何言ったんですか」
「別に?ただ俺の仕事先に帝人君が興味あったみたいだから、一緒に行こうかって話しただけだよ?」
「そんなこと許しません」
「でも、帝人君は行く気満々みたいだけど」
「行かせません」
「だって帝人君。俺は別にどっちでもいいけど」


怒っている弟と笑っている情報屋に視線を送られ、帝人はうーん、と考え込む。


(行きたいけど……皇人怒ってるし………すっごく行きたいけど……怒られるのヤダし……)


帝人の中の天秤がゆらゆら揺れている。
うーん、うーん、と悩んでいると、正臣がぼそっと呟いた。


「帝人、お前臨也さんの言うこと信じるのかよ?」
「よし、行きません!」
「正臣君の言葉でその判断をしたのか答えるタイミングがバッチリあっちゃったのかどっちかな?」
「「前者だろ」」
「俺は帝人君に聞いたの」


どちらにせよ帝人は行かないと決めたので、臨也の用事は終わった。


「早く還ってください」
「俺つっこまないからね、皇人君」
「てか正臣も用事終わったでしょ?やりたいことやったでしょ?だったら早く帰って。私達も眠いんだから」
「うぃー」


皇人は強制的に二人を家から追い出して、玄関のカギを閉めた。


「…なんだったんだろうね?」
「気にしなくていいよ。寝よう、帝人」
「うんー」


結局、二人が眠ったのは明け方3時過ぎで、もちろん学校は遅刻した。
教室に着き、「遅かったなー!」と笑顔で話しかけてきた正臣を、皇人は問答無用で殴り倒した。
いきなり始まった目の前のスプラッタな光景に、何も知らない杏里は目を丸くして驚いている。
そんな杏里に挨拶をして、帝人は今日一日の準備を始めた。


























不法侵入、ダメ、絶対。








(うぐっ………皇人…、そのボールペンはとどめなのか…?とどめ刺すつもりなのか…!?)
(安心して逝きなよ)
(帝人ぉ――――!おま、親友のピンチの時になにいちゃついてんだぁー!)
(園原さんも、不法侵入には気をつけてね)
(…………は、はい…)
――――――――――――――――――――――――――――――――

タイトルの意味も内容も何もない作品になりました。めでたしめでたし!


臨也=変態前提で見ていただければ結構ですぞ!←


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