前の日記に書いたように、
2日ほどドラマの収録現場に行って参りました。
今回のドラマは、劇中で役者さんがギターを弾くシーンがあるんだけど、
その役者さんは今までギターを弾いたことがないので
映像的に(音はあらかじめ録音されたカラオケを使用し)、弾いているように見えるようにする
「ギター(演技)指導」
と、
カメラ的に、ギタープレイしてるところの「手」のアップを撮りたいとか、よりリアルな映像を求める時、
役者さんの代わりに「手」の代役をする
「手元吹き替え」
と言う役割でオファーをもらって、
直接、その役者さんにアドバイスしたり、
「手」を演じてきたり、
の他
今回は全何十話かの内の二話分の演奏シーンの収録だったんだけど、
そのうちの一話で、現場のノリと流れで、
「のり」が直接役者さんの当て振りに合わせて、ライブ(生)でギタープレイしたりと、
「音」の方も少し参加してきました!
いやぁ楽しかった!
役者さん達もテレビで観るのと同じ、いや、それ以上に謙虚で真剣でフレンドリーで、すべてに対して雰囲気や空気を大事にしてて、
スタッフさん達も、凄く親切にしてくれて、
朝(現場入りが)早かったり、炎天下の中、ぬいぐるみ着たりとか大変だったけど、
自分にとって、かなり得るモノは大きかったなぁ〜。
例えば、ほんの僅かのシーンでも、撮影の裏側とか観ると色んな人が動いてて、
役者さんやカメラさんも同じシーンで何カットも撮るから休む暇もないし、
スタッフさんなんかも、色んな雑用(野外ロケの時があって、劇中では「秋」って設定なんだけど、セミがずーっと鳴いてるから、一生懸命セミを追っ払ったり‥)
ホント、撮影スケジュールとかタイトに進んで行く中で、
状況と格闘しながら
「ベスト」
を常に尽くして行くと言うか、
だから今回、俺自身もこういう仕事は初めての経験だったけど、
「どうやったら、ギター弾いたことない人が、ホントに弾いてる様に見えるか?」
とか
「気持ちよく、かつ役者さんのキャラクターを活かしたアドバイスが出来るか?」
そんでもって
役者さんも、セリフの事とか色んな事で、
スタッフの人たちも映像の事とかで頭がいっぱいだろうから、
「どう、それを(アドバイスを)どのタイミングで伝えるか?」
とか、等々。
多分、こういうのって、「総合的」に見れないといかんというか‥
良い意味での「空気」の読み方と言うか‥
こちらも含め、変な自分のエゴが働いてしまうと、結果的にバランスが良くないと言うか‥
で、多分昔の自分だったらこんなに「考える」事は出来んかったと思うんだけど(自分のエゴが強すぎて相手をホントの意味で活かすとか理解することが出来んかったと思うけど)、
今はこういうのを心から「楽しめる」自分がいて、
そういう中で良い空気の中、良いモノが創れる瞬間を心から「嬉しく」思える自分がいます。
まぁ、そりゃ、ホントは「のり」本体も作品に入ればそりゃそれで嬉しいけど、
今回は「手」と「音」。
次回は「足」と「肘」。
その次は「後頭部」と「肩甲骨」‥
んで「眉毛のアップ」‥‥
みたいな感じで、パーツ別にコンプリートしてくのも楽しいそうだしね!
人生は長いようで短いかも知れんが、
まだまだ自分に秘められた可能性は終わる事を知らんので、
未来を諦めず、挑戦を恐れずに、あらゆる経験を楽しんでいきたいぜ〜!
ちなみに出演者、ドラマの内容、放映日等についてはまだシークレットなんで言えませんが、
放映が春位で某民放さんらしいです。
近くなったらまた書きますね!

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