アニメ『ご愁傷さま二ノ宮くん」原作ファンの私も
楽しませて頂きました。
胸が大きくて天然がカワイイ
真由ちゃん、とスキルは高い
けどツンで二ノ宮家で屈辱に耐える姿に人気が出た
麗華お嬢様。
このふたりあっての二ノ宮くん、です。
さて最終回のアニメ感想、行きます。
◆
真由ちゃんについて
アニメは原作のコメディな部分のみをクローズアップして
ましたがスタッフさんは原作の雰囲気は大事にしていました。
(どこにいるかわからない場所からTELしてる涼子さん

、や
麗華お嬢様がいないと株価が下がる


等)
ただ、シリアスな部分、特に
真由ちゃんについての設定は
出さないで少し簡単にしていました。
あとアニメ版が好きな人でも、
「たすく、といろりの設定をここまで変えたのですか?」
と絶対に思うでしょう。
あと最終回の
真由ちゃんの扱いについては、やや不満
です

自分の意思で餓死するようなことを選択し、二ノ宮くんと
麗華お嬢様から去る事を選択した訳ですが、
そんな自分で選択できる程幸せな体質でもないですし
症状も軽くはないのですが!
真由ちゃんは拒食症がもっとひどいような感じなのです!
ただ
真由ちゃんは自分から身をひく自己犠牲タイプ
の子です。
なのでスタッフさんはよく
真由の性格をわかっています

あと
真由ちゃんについての設定を少し簡単にしたのは
尺の問題みたいです。
幾つか不満点はありましたが全体的に見れば
アニメは、やはり大好きでした

スタッフさんに感謝いたします
アニメ版はシリアスな設定を削っているので
真由ちゃん
を誤解している人も時々いました

監督が違えばefやmyselfのような、鬱展開にすることも
可能かもしれません

たとえば3巻です。
何故、
真由ちゃんが、ここまでヒドイ目に会わなくてはい
けない!と思いました

あのような体質に産んだ神を恨みたくなります。
あと3巻の
麗華お嬢様、の行為があったのであちこちで
麗華お嬢様を嫌わないでください、と言っておりました

意外と
麗華お嬢様が人気なのは嬉しいのですが、その方たちにも、
「3巻を読んで麗華お嬢様を嫌わないでください」と言っております。
(人によってはゾクゾクしてしまい更に麗華お嬢様が
好きになるかもしれません)
小説版の
真由ちゃん、は3巻のようなヒドイ目に会っても
「大丈夫です」と蚊の泣くような声でいいながらも、芯の
強さは感じる子です

◆
麗華お嬢様について
アニメの
麗華お嬢様は原作通りによく描けていました。
沢城さんの声も合っていましたし
麗華お嬢様の二面性も
よく描けていました

涼子さんにおしおき、と称してあんな事やこんな事を
されたりして屈辱に耐える姿もそうです


(後、これが誤解される元になったのでしょうw)
南の島で、もし二ノ宮くんが自分を覚えていなかったら?
そして
真由に勝てるのか?
(
真由ちゃんと
麗華お嬢様はお互い相手に勝てないと思って
おり、今は良きライバルとして意識しあっています)
その不安から裏人格?とも言うべきサキュバスが
表に現れるようになりました。
普段は才能バリバリなのに、ふと出たこの性格の弱さが
好きです。
麗華お嬢様の、サキュバス化した時の
あの瞳と目つきは大好きです



そして、エロさも大好きです


惜しいのは
真由ちゃんにも二面性があり、あの目つき
と瞳のサキュバスバージョンがあるのです

しかしアニメではありませんでしたね
◆最終回のラストバトル(ボトムズではないw)
アニメ3,4話を見て小説1巻にある二ノ宮くんと保坂の
バトル

がないので、これはラストに持ってくる、
と思いました。
ですが「あれ?真由ちゃん、保坂から精気を吸わない?」
と思いました。
なんか保坂くんが妙に最後大人しくあきらめたでしょ?
原作では、二ノ宮くんがピンチになり、真由ちゃんが、
保坂をつかんで精気を吸い取りバトルが決着します。
原作とは少し違うのですが、
これは真由ちゃんと麗華
お嬢様のキスを描きたかったのでしょう(笑)


アニメでこれをやると真由ちゃんが麗華お嬢様にキスを
して精気を取れなくなるので変更したのでしょう


小説の表紙を見ればわかりますがほとんど真由×麗華
です



ふたりの人気が予想外に出てしまったのでアニメラストで
1巻の展開が変更になったのだと思います



真由「私麗華さんと違ってノーマルなんです」
麗華お嬢様、涼子さんに、あんな事をされているからか
真由ちゃんにアブノーマルと思われています(笑)




これは真由×麗華エンドでよろしいのでしょうか




スタッフさん、最後にこのエンディングをありがとうございました




PS
そうか!!ヒロインが2人=2つの宮
だから二ノ宮くん、なんですね!!
三国志でも孫権で2つの宮で「二宮の変」
という事件がありますし。

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